消費者庁が問題通販を処分→なぜか「一般社団法人日本EC協会」の代表理事を名乗る福島亮さんから熱いメッセージが寄せられる一部始終
先般、消費者庁が処分を発表していました。
https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_transaction_cms203_230628_02.pdf
中身を見ると、割と高めのボールだったんじゃないかと思います。消費者庁の皆さま、お疲れさまでした。
問題となった販売ブランド「emerire」のサイトを見ると、いまが一番いい感じだそうです。そうなんですね。
さっそく消費者問題クラスタがざわざわして、一連のサブスクリプション的な問題業者についての情報交換で華を咲かせていたところ、横から「一般社団法人日本EC協会」の代表理事を名乗る福島亮さんが面白いことを仰っています。
業務停止をすると既存配信分の広告費用は支払われますが、新規は当然ストップします。業務停止なんですからまあそりゃそうだと思うんですよね。で、行政処分を出すということは「こいつはアカンことやった業者やから業務止めろや」ってのと「こういうアカン業者がおるからそういうとこ使うのもアカンで」ということで実名が晒され周知されることになるわけですよ。
どうもこの行政処分をやらかした業者と、この日本EC協会の福島亮さんとの間には取引関係があるようです。
そこへ、クラスタ民が「そんなわけないやろ」のツッコミを入れたところ、肖像権がどうだとか、弁護士に相談が何だという反応を福島さんがされるに至り、焦げ臭くなってきました。
この日本EC協会は、設立の目的についてこんなことを書いておられます。
なるほどですね。
ぜひ頑張っていただきたいと存じます。
ただ、最近こういう一般社団法人が通常の営業活動を行っている例が増えてきたように思いますね。もちろん、上がった収益を分配できないのであって一般社団法人が営業をしてはいけないというわけではないのですが、ひとり代表理事でコンサルなど売り案件をメインに立てているのであれば、社団法人であるよりも株式会社のほうがいいんじゃないかと感じなくもありません。
その福島亮さん、見覚えあるなと思ったら以前模倣商品訴訟で派手に問題になったVIDAN社の社長さんでした。
で、興味を持ってこの福島亮さんのVIDAN社がシーオーメディカル社に訴えられた件で判決情報を探したんですが、ほぼ完敗でありまして、しかしよく見ると判決時点でVIDAN社側には代理人弁護士がなんと立っていないようです。これって判決文出るとき弁護士名秘匿できたりするんでしたっけ?
https://ipforce.jp/Hanketsu/jiken/no/13229
俺たちの福島亮、まさかの本人訴訟に打って出て堂々敗戦す、そして怒りの2億円のお支払いという感じなんでしょうか。最初は立ててたけど途中で金欠になって代理人降りちゃったとかそういうネタなのかもしれませんが、とりあえず代理人誰やねんという話はひとりの法学修士として聞いてみたい気がします。
そんな福島亮さんがTwitterでご自身の意見を消費者問題クラスタに粉砕されたからといって弁護士に相談したとも思えず、何かが足りてないのかなあという感じが否めない事件でした。
画像はAIが考えた『微妙な業界関係者が事業に失敗して再起を図るも株式会社立てたり仕入れを起こすだけのカネが無くて既存事業者へのコンサルで手早く売上になる浮草商売に打って出るけどもともとうまくいっていなかったからたいして仕事にならず水商売や飲食に流れる系中年男子』です。
ご清聴、ありがとうございました。