見出し画像

【ニュルンベルク】行くべき3選!

こんにちは!きりぎりすです。
お忙しい日々の貴重な時間をありがとうございます。

待ちきれないから,
もう先に言っちゃうね!


以上です!!
最終章には,3つには入れられなかったけど
ここも是非行ってほしい!と思った場所も書いちゃっています。

思い出すだけで,素敵な街だったことが蘇る~!

あ!ちなみに!
はじめの写真はニュルンベルガーソーセージです!
ウインナーにハーブを混ぜた小指サイズの心底美味しい
ニュルンベルクに来たら是が非でも食べたい食事!

KEY1:ゲルマン国立博物館

もうこれは,ニュルンベルクを訪れるならマスト。
正直に言って,これを見て即帰宅したとしても

そのニュルンベルク旅には価値がありましたね,

としみじみなってしまうくらいには
絶対に行ってほしい!!

理由はこれ!!

1492年生まれ(532歳)

世界最古の地球儀が鎮座して,あなたを待っているから!!

もうこちらを拝まないでどうしましょうかと。

1492年。
日本史は室町時代
世界史はコロンブスがアメリカ大陸を発見した時代。

なんだそれーー!!
めちゃくちゃ昔ではないか!!
そんな時代にこのニュルンベルクで生み出された,
世界で初めての地球儀。

物凄く細かな線や文字が地球儀に書かれていて,
作者はなんと丁寧に
世界を聞いて観察して推測して
こちらに魂を吹き込んだのだろうと
もう息をのみました。

この地球儀の周囲には,詳細な説明が書かれているわけですが,

聞いて驚くなかれ。
なんと,,,

ジパングに関しての記述があったのです!!!

近くにあったタブレットで大体の位置を把握し,
血眼になって探しましたよ。

こちらです。

写真の中央くらいにある長方形の島。…ジパング。

見てください!!!
ありました。
太平洋に書かれていて,
しかも,ユーラシア大陸に寄った位置取り。
さらに周囲には小さな島々。

いや,日本ではないか!!

なんてこった。パンナコッタ。
1492年の時点で,既にここまで分かっていたのか。

熱盛どころの騒ぎではないなと,
広すぎる博物館の中で
地図を片手に地球儀を探し回ったジパング人間は
ひどく感動したのであった。

ここで注意点
ゲルマン国立博物館はこのように,
物凄く重要な作品が信じられないほど大量に展示されています。

見たいものを先に厳選して回ることを強くお勧めします。

私はこのほかに,
ジブリ映画『風立ちぬ』で使われていたような展示品を見漁る事が出来て,
ハッピーハッピーでした。

KEY2:3つの教会

おいおい,
3選と言ったのにこれでは5選ではないか!!と思ったそこのあなた。
大変申し訳ないです。その通り。
でも,リズムよくパッパいくから許してちょんまげ!!

①フラウエン教会

一日に一度!正午のみ

約500年に渡って,
ほぼ無休で働き続ける「からくり人形」を見てほしい!!
このからくり人形のセンターを務めるのは
カール大帝と七選帝侯です!

②聖ロレンツ教会

写真では全く伝わっていない迫力は実物までのお楽しみです。

こちらには『聖母受胎』が天井から吊るされています!
なんとも神秘的。

私は絵画の聖母受胎しか知らなかったのだけれど,
このように同じ題名で色々な形の作品を残すことが
宗教の普及のために必要なことだったのかな等,
椅子に座って考えていたら臨時のミサのようなものが始まったため
急いで退出しました!

③聖ゼーバルトゥス教会

教会の裏側

あなたは「パッヘルベルのカノン」をお好きでしょうか?
私は大好きです!!
結婚式でもよく流れるし,幸せの象徴のような作品ですよね。

はい。そうです。職場見学!!!
パッヘルベルさん(1653-1706)はバロック時代の音楽家で
『カノン』を生み出した人です。
こちらで働き,生涯をニュルンベルクで終えました。

これをここで聞かずに帰るなんて出来るわけないでしょう?!
現代は便利な道具がありますよね。
携帯電話と,それからイヤホン

なんて荘厳なの!

このパイプオルガンを弾いてはいないと思うけれど,
こんな風に座っていたのかな等と考えながら聴いていると
涙腺が崩壊していましたね。

どの教会も入場料は無料です。
思い出すだけで泣けてくる。

KEY3:カイザーブルグ

えげつない傾斜。

こちらでは素晴らしく中世を感じられました。
ただ,足腰に物凄く負担がかかります

私はこの山登りの後,
足の震えが止まりませんでした。
その足で写真にも写る塔を上るのですが,
いつ踏み外してもおかしくなかったと振り返ります。

神聖ローマ帝国の要となり,
三十年戦争でも攻略されなかった城を拝まないわけにはいかないでしょう。

けれど私がもしも当時の兵士だったとしたら,
無理です!!ときっぱり断って引き返したと思います。

なぜか?それは,

  1. まず1枚目の門をくぐるまでに物凄い傾斜の坂がある。

  2. その門をくぐったら,さらに急な坂が「いらっしゃ~い」と言わんばかりに私のことを待ち構えている。

  3. その先に進むと,信じられないくらい見晴らしのいい開けた場所がある。

もう三拍子揃っちゃってる!!
そもそも登ってくるだけでも大変なのに,
見晴らしのいい場所から攻撃を受けるだろうし,
攻略なんて絶対に無理です!!!!!

…といった理由です。
観光客だから楽しく登りきりましたけれどもね。

Am Ende

熱語りにもかかわらず,読んでくださってありがとうございます。
惜しくも3選に入れられなかった,

  • 元救済院で雰囲気の半端ない美味しすぎるレストラン

  • 1年中クリスマスのお店

こちらも,本当に素敵だったから是非オブ是非に訪れてください!

ちなみに,レストランは予約不要かと思います。
私が行った時間が良かったのではとの声もあるかもですが,
店内は物凄く広かったからおそらく大丈夫かと思います。
(私の場合は,ベストシーズン夏の平日0時過ぎ頃に行きました)

さて!今日の素敵言葉!

二つ目の言語を持つということは,二つ目の魂を持つことだ

カール大帝(742?-814)

ドイツでドイツ語を使い,
また慣れていくうちに,

自然と
目が合ったらニッコリするだとか,
NOをはっきりと言えるということをしている自分に
最近気づいたばかりだったから

カール大帝も同じように思っていたことが至極嬉しい今日の私です。

では,またお会いしましょう!
Auf Wiedersehen!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?