直前期の勉強法:範囲を絞り込む勇気と繰り返すことの重要性―「資格合格逆算メソッド」著者の視点から
東京都江戸川区船堀から、資格試験アドバイザーであり「資格合格逆算メソッド」の著者、司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)と申します。
はじめに
ようこそ、「資格合格逆算メソッド」の世界へ。
今回は、試験の合格点を目指し、そのために逆算するこのメソッドを詳しく解説します。
具体的には、以下の三つの主要ポイントに焦点を当てます。
直前期における範囲の絞り込み:どのようにして効果的に範囲を絞り込むか。
繰り返し学習の重要性:合格に必要な知識を定着させるための繰り返し学習法。
資源の利用:過去問集と予想問題集の最適な使い方。
これらのポイントを、私が司法書士試験に6回挑戦した経験を基に詳細に解説します。
各セクションで、これらのポイントに基づいた具体的な学習方法を掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてください。
あれもこれも全部はできない!まずは出題範囲を絞り込む
司法書士試験の場合、願書を提出すると試験まで残り2ヶ月弱となります。
この時期から新しい知識を取り入れるのは避けるべきです。
なぜなら、新たに学んだ内容は本番で役立つ可能性が低いからです。
さらに、出題頻度の低いトピックに時間を割くことは、リスクが高くなります。
この時期は過去問の範囲を徹底的に理解し、本番で即座に使える「アウトプット」の訓練に集中すべきです。
1割程度正解できなくても、合格は可能です。
むしろ、合格者は一般に、基礎力を強化し、頻出分野の弱点を先に克服しています。
まずは、自分の弱点は出題分野で高いところであればそこを徹底的に勉強したほうが効率いいです。
ある意味ギャンブルになりますが、確率論からいってそのほうが点数が伸びる可能性が高いのです。
なので「絞り込む」勇気が必要なのです。
直前期は全科目を潰す その時に役に立つのは…
直前期はすべての科目に目を通すことをおすすめします。
そう入っても、科目数が多いと全ては潰せない、時間がない…
そのような方におすすめなのは、年度別の過去問集や予想問題集を活用すること。
これらを利用することで、すべての範囲を網羅的に潰すことができるので、間を空けずに科目を潰すことができます。
この時期は知識の強固が大事なので、2日・3日その科目を勉強しないと知識が薄くなくリスクがあります。
ある意味詰め込み型の勉強にはなりますが、知識を出せるように繰り返しすることが大事です。
まとめ
「絞り込む勉強法・繰り返し勉強法」、直前期を効率よく勉強するには上記2点が大事です。
過去問集と予想問題集の使用については、まずは過去問集を優先し、時間が許せば予想問題集も活用すると良いでしょう。
逆算メソッドを用いて効率的に勉強を進める方法を実践し、確実に合格を目指しましょう。
皆さんの成功と合格を心より願っています。