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オボロティガウォック2022〜2024


オラトリ型の解説を見たい方は、下記の目次から飛んでください



こんにちは。きりがしです。
このnoteは、私がCSで使用しているオボロティガウォックを紹介するためのnoteになります。
オボロティガウォックを知らない方や、オボロティガウォックを使っているが構築が定まらない方がこのnoteを見て是非参考にして頂けたら幸いです。
戦績は12回出場し火噴くナウを4枚獲得しており、私自身も今後も使用していく予定です。(2023/01/08現在)
恐縮ですが全文ご覧頂くにはご購入頂く必要がございます。何卒ご了承下さい。

宣伝ですが、YouTubeの方で今回のデッキの対戦動画をアップ致しましたので、そちらも合わせてご覧下さい。

オボロティガウォックとは

まずはオボロティガウォックというデッキを知らない方のためにも、このデッキを知って頂くために簡単な説明を致します。

回し方イメージ

オボロティガウォックとは、「月光電人オボロカゲロウ」と「絶海の虎将ティガウォック」のコンボのことであり、オボロカゲロウで最大5枚ドローし、軽減したティガウォックで追加のドローをするという動きをします。2枚使用して3枚ドローするので最終的に増えている手札は1枚ですが、オボロカゲロウでほしいカードを手札に残すことができるので、対面に合わせて柔軟な動きをすることができます。
構築次第ではどの環境でも使用を検討することができますが、その分、構築者の環境への理解度が問われます。構築の難易度、使用難易度ともに高いデッキだと私は思います。

構築の紹介

では早速、CSの戦績を交えながら構築の紹介に移っていきます。

構築案その1

今期初めて使用した構築になります。この構築の使用感としては、ループ対面を捨てて受け特化に構築したお陰で青魔道具に先に動かれても耐えることができる強度が強みです。本戦ではゼーロベンに敗れてしまい、ベスト8という結果でした。

構築案その2

パルテノンを搭載したことによってループ対面にも対応できるようになりました。無色を入れてもそれを補えるほどに多色に枠を割いてるので問題ありません。最高2位という好成績でした。新弾発売前ではこの構築がオーソドックスとなっておりました。

構築案その3

爆砕GOとテック団を両方搭載し、赤単我我我と青魔道具に強く出れるようにしました。(青魔道具とは当たらず)ガイアッシュを抜き、より環境に合わせた構築となっております。

構築案その4

新弾のイデアパラドックスを搭載し、青魔道具にかなり強く出れるようになりました。実際は当たらなかったものの、小回りが効く除去札として活躍しました。アナカラーグラスパーが少ない読みでパルテノンを抜き、結果は2位という好成績。

構築案その5

4C邪王門に対して強く出れるようにガヴェロストマインドを搭載しました。5試合中3試合当たり全て勝利出来ているので、かなり通りがいいと思います。他には勝てず予選落ちでしたが、かなり手応えはありました。

構築案その6

アビスの流行により、タップするシールドトリガーの方がターンが返ってきやすいと思ったので、テック団の代わりに手打ちしてドローもできるボンバーMAXを入れました。やはりアナカラーグラスパーに勝てないので、パルテノンは1枚でも入れておくべきだと感じました。

構築案その7

チーム戦とHEROCSでキョウさんとシェアしたリストになります。結果は振るわなかったものの、かなり良いリストだと感じたので共有致します。環境的にテック団の方が強いかもしれないですが、色配分の関係で爆砕GOにしています。白は6枚しかないことが少し不安ですが、赤、黒、緑がそれぞれ12枚なので安定はします。佐助バイケンの4枠をカクシレシピにし、無理やり枠をこじ開けてしまったのでハンデス対面にやや難しい立ち回りになるのですが、使い勝手はかなり良いのでオススメです。

最新型(8/20現在)

サムライに耐えられるようにライデンを採用しました。ダンテやラフルルラブが飛んでくる直前のタイミングで武者ムサシに合わせて使い、打点が止まったところでターン終了時にガイアッシュを出してテンポをとることができます。
5000VTはジャストダイバー持ちなのでオールフォーワンの種としても優秀で、バウンスしたクリーチャー達をニコルで全て叩き落とせるのでかなり相性がいいです。

長所と短所

次にこのデッキの長所と短所をお伝えしていきます。

まず長所ですが、やはり対面への対応力の高さが最もと言えるでしょう。使わないカードを山札の下に送り、対面に合わせて欲しいカードだけを手札に集めることができることがこのデッキの強みです。柔軟性が非常に高いため、対面がこの構築を知っていても知らなくても、完璧な立ち回りをできるプレイヤーは稀であると思います。
また、ドキンダンテによる効果無視、墳墓による大量マナ破壊、詰み要素が少ない構築により、長期戦では無類の強さを誇ります。

次に短所ですが、5マナ到達前の不安定さが弱点の一つであり、赤単我我我などには普通に3キルノートリで負けてしまうケースも多いです。また構築面だけではなくプレイヤーの練度、環境デッキへの理解度なども深く関わってくるため、即席でデッキを完成させても、しばらく慣れてからでないと使用のお勧めは難しいです。

構築するにあたっての考え方

ここからは私がオボロティガウォックを構築する際に気をつけていることを3つに分けてお伝えしていきます。

グッドスタッフであること
まず一つ目に、「このデッキはあくまでグッドスタッフデッキということを忘れずに構築する」ということです。どういうことかというと、相手のデッキに合わせてプレイングを変えられるというオボロティガウォックの最大の強みを生かすことができない構築は、結局オボロティガウォックじゃなくても良いのでは?という結論に至ってしまいます。例えば4枚積みのカードが多い構築であれば、わざわざオボロカゲロウとティガウォックの8枚の枠を割かずに、サイバーブレインなどのドローソースに頼った方が強いというのが私の意見です。色々なカードを積み、特定のデッキに詰まないようにすることで、このデッキの良さを活かせると考えております。

パワーカードに頼りすぎないこと
次に、パワーカードに頼りすぎないということですが、カード単体のパワーに気を取られ、デッキのコンセプトから外れたカードを採用してしまうと、デッキパワーが落ちてしまうということを知っておく必要があると考えております。カツキングをシールドトリガー枠で採用することを例に考えると、カツキングはバスターやダンテと組み合わせることでフィニッシャーにもなる強力なシールドトリガーですが、ニンジャストライクと組み合わせることを考えるともっと適任のカードがあるのではないかと考えられます。また、ドキンダンテとの組み合わせも考えて、呪文であることも好ましいと言えます。主に上記の理由から、シールドトリガーの枠で考えると、カツキングよりドンドン火噴くナウの方が優先されるのではないかという考えになると思います。採用するカードを脳死でパワーカードでまとめるのではなく、他のカードとの組み合わせを考える必要があります。

初見殺しも取り入れる
オボロティガウォックのような1、2枚積みが多いデッキだと、相手からしたらデッキの内容がわかっていたとしても戦いにくいでしょう。その点もオボロティガウォックというデッキの強みの一つだとも言えます。特に墳墓、ガイアッシュカイザー、バイケンは初見殺し要素がとても高いカードですが、そのカードもさらに環境の変化に合わせて枚数の調整をしていくことで、より環境にマッチしたデッキになっていくでしょう。

不採用のカード

採用カードを紹介する前に無料部分で不採用のカードを紹介していきます。

CRYMAXジャオウガ
入れても充分強いと思っておりますが、不採用の理由は使うタイミングにあります。今回紹介したオボロティガウォックの動き方は大きく分けて2つに絞っており、一つ目はニンジャとバラドで耐えてエンドジャオウガでカウンターするというパターン。二つ目はオールフォーワンでティガウォックを壊してドキンダンテやニコルを出してコントロールするパターンです。一つ目のパターンでは、高速〜中速ビートダウンに合わせて使いますが、7マナ溜まっている頃には自分のシールドはないという想定なので、カウンターに使うフィニッシャーがCRYMAXジャオウガである必要はないのではないかと考えております。二つ目のパターンでは、簡潔に言うとオーバーキルであり、オールフォーワンを立てて盾をブレイクし、ターン終了時にニコルを出して詰めていくだけで勝ててしまうという想定です。
上記の理由から不採用にしておりますが、「CRYMAXジャオウガを出してさっさと勝ちに行く」という3つ目の動きをしたいのであれば、採用の検討が見込めると思います。

切札勝太&カツキングー熱血の物語ー
3色の超強力カードですが、今回は不採用にしております。理由はデッキとの噛み合わせの面にあり、パターン1とパターン2の動きをする時にあまり干渉しないという点です。パターン1ではシールドトリガーでニンジャを持ってくるという点では噛み合いが良いように思えますが、それよりもどのタイミングで踏んでも強く、マナが1でも増えるドンドン火噴くナウのほうが受けとしては相応しいと思っております。それに付随して、パターン2に関してもドンドン火噴くナウの方が適任であり、ドキンダンテの効果で撃つことができる点から、カツキングはデッキの噛み合わせとマッチせず、それより適任がいるという理由から採用を見送っております。しかし自分のクリーチャーもバウンスできる点に関しては、ニコルを出し直したりシールドトリガーで出た時にサイゾウをバウンスするといったこともできるため、採用の可能性はあります。

  • 黒緑アビス

  • 赤青カクメイジン

  • 赤白サムライ

  • ラッカライオネルstar

  • クローシステスタ

  • 赤緑アポロヌス

  • 赤単我我我

  • ゼーロベン

  • アナカラーグラスパー

  • アナカラージャオウガ

  • 5Cネバー

  • 青魔道具

  • 4C邪王門

  • 黒緑ケンジキングダム

  • 黒単アビス



採用カードの紹介

ここからは各採用カードの紹介になります。
採用理由、各対面への特徴的な使い方、覚えておくべき小技などをお伝えしていきます。

絶海の虎将ティガウォック
さまざまなST、豊富なニンジャやバラド、そしてこのティガウォック自身がブロッカーという点から、あらゆる角度からの攻撃を受けることができます。

月光電人オボロカゲロウ
デッキの要。多様な環境であれば、このようなグッドスタッフカードは強力。理不尽なループデッキには1ターンでも早くアプルやパルテノンを、アポロにはバラドを持ってこなくてはいけないため、ティガウォックが出せない状況でもだす場面は多いです。

天災デドダム
安定の初動。高速から中速ビートダウンなどにはとにかくニンジャ圏内まで貯めることが優先されるため、3ターン目にオボロティガウォックができる状況でもこちらを優先する対面が殆ど。3ターン目デドダム→4ターン目オールフォーワンから終了時2体目のデドダムを出してスイッチを2回使う動きがとても強力です。

禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡ
オールフォーワンからの踏み倒し先。着地さえすればどのデッキにも対応してコントロールできます。後半につれて能力を無視する効果がとても強力です。デドダムと合わせて5色揃うので、初手次第では3ターン目にオボロティガウォックも狙うプランも視野に入れておくと良いです。10コスト以上のクリーチャーと呪文には反応せず、相手のターン中にしか9以下の呪文を撃てないので慣れていない方は注意。よくあるケースで、相手のデドダムの効果を無視している状態で、デドダムがデッドダムドに進化したとしても効果無視を引き継いでいるので除去が使えなくなり、ブレイクも1枚のみになります。スター進化などのルールまでは無視することができないので、進化元が残る点には注意。

ニコル・ボーラス
オールフォーワンからの踏み倒し先。シールドブレイク後、オールフォーワンで踏み倒して手札を与えずにターンを返すことができます。ドキンダンテでは邪王門対面を完全にケアすることができないので、手札を枯らすアプローチが必要。サイゾウとの色基盤は、3ターン目の動きであるデドダムとオボロカゲロウどちらとも対応しているので最も強力な色基盤です。

Dの機関オール・フォー・ワン
上記2体の早期着地を可能にします。ハンデス対面(主に5Cネバーなど)にはとりあえずオールフォーワンを貼っておいて、手札が全て無くなってもトップでデドダムやティガウォックを引いた際にDスイッチで効果を2倍にして持ち直すことができます。

DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜
ループ対面への回答。こちらのニンジャも制限してしまいますが、1ドローが地味に大きいので、積極的に貼ってもそれほど問題はないです。しかし、慣れていないと4体目を出そうとしてミスをしてしまうので、必ず注意しましょう。

斬隠蒼頭龍バイケン
佐助と合わせて能動的に使える受け札。ハンデス対面にはとりあえず抱えておきます。パーフェクトダークネスのハンデス効果を一体で完封することができます。状況次第ではオールフォーワンで砕いてニコルボーラスを飛ばすことも可能です。

怒流牙佐助の超人
バイケンと合わせてマナが増える受け札。攻めてくる対面にはとにかく5マナまで溜めることが優先されます。サイゾウがある時はなるべくSTを墓地に残し、それ以外をマナに置くことで、サイゾウの当たりを増やすことができる。相手の場にアプルがいるとマナが増えないので注意。

怒流牙サイゾウミスト
山回復ができる受け札。オールフォーワンの効果で盾を2枚追加することも可能。色が強いので序盤はマナに置いておいて、必要になったらウェイブMAXで回収できるので問題ないです。バラドやハヤブサを使った後に出すと、盾からもう一回拾える可能性を増やせます。佐助同様、アプルがいると墓地を山札に戻せないので注意。

流星のガイアッシュ・カイザー
初見殺し兼上振れ枠。入ってるだけでブラフになり、刺さる環境で枚数を調整するべきカード。オールフォーワンで砕いてニコルボーラスに繋げることも可能。サムライや黒緑アビスなどの不利対面をワンチャン捲れるのでおすすめです。

光牙忍ハヤブサマル
貴重な光単色カード。アポロや赤単を耐えるための受け。バラドと違い、実質3000以下除去の受けなので、赤単対面には重宝します。忘れがちですがドキンダンテなどにブロッカーを付与することができます。

鬼ヶ王魔エンド・ジャオウガ
最強のカウンター札。ニンジャやバラドで耐えた返しのターンに出してカウンターできます。ガイアッシュがいて鬼タイム発動中であれば僅か2コストで出すことができます。ミラダンテやキャンベロの召喚制限を越えることができるのも強みの一つです。能動的に使うことができないことが弱みですが、相手の攻撃を受け切った後に出せば余程のことがない限り勝てるので、受けが多いこのデッキと非常にマッチしており、枠を割くには充分だと考えてます。

ドンドン火噴くナウ
マナを増やしながら除去ができ、色が優秀なカード。赤単にはこれを盾から踏ませられるかが重要。デドダム然り対面によって好きなカードを手札に加えつつブーストが出来るのが強みです。オボロティガウォックの性質上、1マナでも増えた状態でターンが帰ってくると、その分ティガウォックを出せる枚数が増えるので、高速〜中速ビート対面にはかなり重宝します。

一王二命三眼槍
マナを必要としないニンジャのような枠。ミラダンテやラッキーナンバーが効かないことが強み。スピードアタッカーを持っているので、最後の一押しにも優秀です。サイゾウにも同じことが言えるのですが、クライマックスジャオウガなど除去耐性を持っているクリーチャーも受け流すことができます。パルテノンを貼っている時は、ニンジャよりこちらの方を手札に抱えましょう。

テック団の波壊Go!
万能シールドトリガー。赤単はもちろん青魔道具や青単タマシードにも有効。ドキンダンテから撃てる呪文で1番強力です。

得波!ウェイブMAX
オリオティスジャッジと水撒くナウを混ぜたような能力の小回りが効くカード。アポロヌスの回答であり、その他にも墓地ソース、オービーメイカー、青魔道具などにも有効。5マナにつなげるためのブーストでもあります。ドキンダンテの効果が2回使える時、1回目でウェイブMAXを撃ち、2回目に撃ちたいカードをマナから回収することもできます。佐助をニンジャであらかじめ出しておけば、盾からウェイブMAXを引いた時に両方の効果を使うことが可能です。

天使と悪魔の墳墓
長期戦に持ち越した際に決定打になりうるカード。5C系統、ゼーロベン、アナカラージャオウガ、アナカラーグラスパー、青魔道具などには高確率で刺さります。相手がニンジャを嫌って貯めるプランを取ってきたら、墳墓を撃つことでプランを崩すことも可能。墳墓からのウェイブMAXで全体除去を狙うこともできます。相手の場にアプルがいると、一方的に相手のマナを削ることもできます。

オリオティス・ジャッジ
理不尽速攻への回答。赤単、アポロ、青魔道具などに主に刺さります。自分のクリーチャーも巻き込んでしまうことが短所ではありますが、山札に戻すことで限られた回数の出た時効果を使い回すことも可能なので、頭の片隅に入れておくと良いです。

イデア・パラドックス
以前はメッチャ映えタタキをいれていましたが、除去範囲が広がったのと青がついたためこちらの方が断然使いやすいです。新世壊を剥がせるのはもちろん、低コストでどのカードも確定で除去できるので、腐る場面がほとんどありません。オボロとティガウォックを並べた後に余ったマナで使うので、このカードを採用するのであれば、赤と青を残しておくことを常に意識しましょう。

七王無き宮殿
主に4C邪王門に刺さります。黒単色なのもかなり高評価で、よりデドダムが出しやすくなります。その他にも5Cネバー、アナカラーグラスパーのイザナミテラスなどにも刺さります。4C邪王門が環境から少なくなれば抜いてもいいです。

龍素記号Xfクローチェ・フオーコ
長期戦のカギとなるカード。オボロとティガウォックでハンドを整えた後に0コストで出せるのでかなり使いやすいです。ヘブニアッシュサインやヴィオラの黒像などもケアして安全に詰めに行くことができます。適当なタイミングに出してしまうと、相手のガイアッシュカイザーが反応してしまうので注意。ブロッカーなので、赤単などの対面にも地味に対応しています。ティガウォックの連鎖ができる時、先にこれを出して山札をシャッフルして、下に行ったニンジャやバラドを再び手札に加えるチャンスを作ることも出来ます。

裏斬隠カクシレシピ
佐助バイケンの4枠を凝縮して2枠にしたイメージで採用致しました。赤単我我我はもちろん、ダンテが飛んでこなかった時のサムライにも対応しています。佐助バイケンの強いところは、盾が0の状態でも耐えることができるところですが、カクシレシピの場合はバラドと合わせることで2面止めることが出来ます。攻める時に素で出してブロック不能にすることも出来るので、覚えておくと良いです。

赤攻銀サハラン/レッド・マジック
ティガウォックを並べた後、それらをSAにして殴りに行くプランに使います。これを一枚入れておくだけで勝ち筋が一つ作れる、不可能を可能にするカードです。CSでは20分の制限時間があるため、自分が最終ターンだったとしても、全てSAにして勝ちに行けることができます。上面は後半墳墓やウェイブMAXなどの呪文を使いまわせることができるので、覚えておきましょう。

飛翔龍5000VT
相手のクリーチャーを次のターンまで封じつつ、自身がジャストダイバーで場に残るので、オールフォーワンと非常に相性がいいカード。
主にアナカラージャオウガに刺さり、地味にアナカラーグラスパーのイザナミにも適用されるので、意外と範囲は広いです。レッドマジックを使えばジャストダイバーの3点SAにすることもできます。

若き大長老アプル
パルテノンの枠と入れ替えるメタ枠。パルテノンがグラスパーにしか刺さらなかったので、他の対面も見れるこちらを試してみたら感触が良かったです。アビス、魔道具に主に刺さり、地味にGSがついていたり、緑マナをしっかり確保できるのも評価できます。バトルゾーンにいる状態で墳墓を撃つと、相手のマナが離れないので注意。

ドンドン水撒くナウ
マナを増やしながらマナ回収ができるので、ロングゲームで重宝します。また火噴くナウ同様、トリガーで踏ませると返しのターンに使えるマナが増えてるので、かなり楽になります。赤単が増えてきたら、ウェイブMAXよりこちらを優先して採用したいです。

サガ環境以降の構築案

最近CSで使ってるリストをここにおいておきます。自分自身まだ模索中なので、下のメモは使用しながら更新していきます。

構築案その1

青黒魔道具が多い時の構築。レッドマジックはさっさと試合を終わらせるために投入。サイゾウよりクローチェを入れて手軽に墓地のティガウォックを山に戻せる。

構築案その2

アナジャが多い時の構築。5000VTがアナジャ対面で1ターンもらえる。カクシレシピとハヤブサはカクメイジンに合わせて使う。

構築案その3


今の環境はエンドジャオウガよりいつでも勝ちを拾いに行けるレッドマジックがあれば事足りると思い、思い切って抜きました。アナジャ、黒緑アビスを見てテックを増量。ガイアッシュの枠も受けにして、アグロは絶対に勝ちたいという気持ち。

構築案その4(現在きりがし使用)

環境的にガイアッシュが出しやすいため、ゼニスザークやジャオウガの返しにしっかり動ける様に3投。ハヤブサでマジックとアポロの両方を見れます。オリジャは黒緑アビスが展開した後、相手の手札が無ければ隙をついて撃てばかなり強い。

各対面の立ち回り方

ここからは環境デッキの各対面の立ち回りを解説します。

黒緑アビス(不利)アエヌマクアと覇ロードで盤面のティガウォックが消されてしまうのでかなり厳しいです。今の構築ではジャブラッドが多投されている構築がそれほど多くないので、テックや墳墓を踏ませられれば返せる対面ではあります。黒単アビスと同様に、マーダンロウケアのためにニコルは手札や墓地に置かないようにしましょう。オールフォーワンを先貼りしても、アエヌマクアでどかされてしまうので注意。なんとかドキンダンテまで繋げられれば勝てるので、とにかくマナを伸ばしましょう。

赤青カクメイジン(有利)ティガウォックがブロッカーなので、カクメイジンやカラクリバーシに合わせてブロックしましょう。カクシレシピが刺さる対面ですが、同期の妖精が入る構築が流行ってきたら、ハヤブサマルを優先して入れましょう。1ターン耐えられれば、ガイアッシュを出してとにかく遅延します。エンドジャオウガまで繋げられればベストで、ザミュートをケアして盾を詰めていけば勝てます。

赤白サムライ(微不利)武者ドラゴン武偉がティガウォックを破壊してくるので、オールフォーワンのプランは薄いです。相手の攻撃時にダンテが来なければ、カクシレシピを横にいるムサシに当てて、一旦ターンを貰います。ガイアッシュまで立てられればベストです。武偉の効果で相手の盾が減ってきたら、ティガウォックを並べてレッドマジックでジャスキルを狙いに行って、オリオティスジャッジをケアする詰め方で殴りに行きます。

ラッカライオネルstar(有利)ティガウォックがどかされることが少ない対面なので、そのままオールフォーワンからドキンダンテで大体勝てます。(テスタには注意)5000VTも刺さるので、テスタをバウンスしてからオールフォーワンに繋げても強いです。単騎が出てこなければ、カクシレシピで鬼羅starを止めたり、ガイアッシュで鈍くしたりできます。キャンベロが出てきた返しのターンは注意。最後はクロックとスロットンの心絵を踏まれても大丈夫なように、オールフォーワンでニコルを出しながら詰めていきます。

クローシステスタ(微有利)パルテノンやアプルがとにかく刺さります。先にdoomで走られてしまった場合、ボルバル8であればバラドで遅延すればなんとか耐えられるかもしれないですが、キーナリーはキツイです。オリジャとウェイブMAXを踏むことを祈りましょう。相手がクローチェやガイアッシュを警戒せずに目切り発車してきたら、そこを拾えるように手札をあらかじめ整えておきましょう。

赤緑アポロヌス:(有利)赤黒マナを揃えることと、バラドを抱えることを最優先します。2ターン目にオボロカゲロウを出して、バラドを探しに行くことも視野に入れておきます。ガイアッシュが立てられたらベストですが、基本的に1ターン耐えたらティガウォックを並べて手札を整えてエンドジャオウガ着地まで耐えれば勝てます。

赤単我我我:(五分)デドダム着地と赤黒マナを確保する事を最優先。STで1ターン耐えることさえできれば、ティガウォックとニンジャを抱えて勝てます。カクシレシピがかなり刺さるので、ティガウォックが着地できない状況でも探しに行ってもいいです。

ゼーロベン:(不利)パルテノン着地最優先ですが、いずれ必ずヴィルジャベリンなどのカード指定除去で退かされるのでドキンダンテの着地を目指します。グダったケースに墳墓がかなり刺さるのでキープしておき、また爆砕GOも盤面除去で活躍します。不利対面ではありますが、パルテノン着地後の動きは臨機応変力がかなり影響する対面です。

アナカラーグラスパー:(五分)
パルテノンが立てられたら、ドキンダンテを出し、魔王の傲慢(ザダン・スペルビア)をケアしてシールドをブレイクしていきます。ヴィオラの黒像、チェインレックスはドキンダンテの効果範囲外なので注意。パルテノンを入れていなければ、墳墓で遅延したり、とにかくドキンダンテ着地まで持ち越しましょう。アプルは、2枚目のグラスパーが手札に抱えられていたら普通に走られてしまうので注意。

アナカラージャオウガ:(微不利)最近のアナカラージャオウガは、4〜5ターン目に聖域で走ってくる型が殆どなので、ティガウォックを2体設置できそうになければ盾にお祈りするしかないです。前述しましたが、相手のアプルが佐助のメタになっているので注意。5000VTはかなり刺さりますが、セガーレやキャディには注意。セガーレの場合はわざとティガウォックを召喚しようとしてセガーレをマナに起き、5000VTを出す動きもできます。キユリに合わせてガイアッシュが着地できたら同期+聖域されない限り遅延できます。相手のターン中に同期の妖精のメガラストバーストが発動したら、ガイアッシュが出せるので必ず覚えておきましょう。また、こちらにアプルがいれば、墓地やマナに置かれた際のメガラストバーストは使えないので、これも覚えておきましょう。

5Cネバー:(不利)ロストソウルを撃たれても持ち直せるように、オールフォーワンの先貼りを徹底します。次にデドダムや火噴くナウなどでとにかくマナを伸ばします。ザーディクリカなど一枚で状況をひっくり返すカードが多いので、ニコルかドキンダンテのどちらかが着地できる場合であれば、ドキンダンテの方を優先させます(もちろん状況によります)。アプルを立てながら盾を割っていけばベストです。

青魔道具:(五分)イデアパラドックスのおかげでかなり有利になりました。トリガーのウェイブMAXと墳墓が回答になったりするので、一度のエクストラターンなら現実的な確率で耐えられます。早期にドキンダンテが着地すればほぼ勝てますが、エアヴォでオールフォーワンのバウンス、ドキンダンテ効果範囲外のゼニスザークには注意。

青黒魔道具:(五分)アプルがとにかく刺さりますが、ドゥポイズで退かされないように横にオボロなどを並べておきましょう。ゼニスザークが着地しても、オリジャかウェイブMAXで遅延できます。ロングゲームが予想されるので、早めのプレイングを心がけましょう。ロングゲームの決め手は、クローチェで墓地に行ったティガウォックを0コストで山に戻し、そこからレッドマジックまで繋げればベスト。ゼニスザークのハンデスでクローチェが落とされるとキツイので、マナに置いておいて後でウェイブMAXで回収しましょう。

4C邪王門:(五分)基本的にニンジャをキープしますが、ミラダンテを引かれていたらバラドに頼ります。ミラダンテを引かれていなければ佐助バイケンを使い、攻撃中のクリーチャーではなく横にいるカツキングを狙ってバウンスします。DGパルテノンが意外と刺さりますが、ナポレオンバイブスやパーフェクトジョーカーズがあるので慢心は注意。5000VTが着地できれば、オールフォーワンからドキンダンテかニコルで大体勝てます。

黒緑ケンジキングダム:(五分)最速でギュンターペガサスを出されたらかなり辛いですが、パルテノンが地味に刺さります。相手が緩い動きであれば、火噴くナウなどで丁寧に除去をして遅延し、ドキンダンテ着地まですれば勝てます。こちら側のシールドトリガーが豊富なので、モアイランド+ギャイアを出されない限り耐えることも可能です。イデアパラドックスでズンドコモモキングはもちろんギャイアを除去することも可能。

黒単アビス:(不利)
マーダンロウをケアするためにニコルは絶対にマナか山札の下に置きましょう。相手の攻撃を耐え切ることができればエンドジャオウガでカウンター出来ますが、恐らくこちらの場にエンドジャオウガしかいないことが多いと思うので、一度場を整えるためのエクストラターンだと思いましょう。(エクストラターンの終わりに自分のクリーチャーが全て破壊されるので、ハンドを整えつつ除去で遅延します)序盤にオボロ→ティガウォック→アプルまで繋げたらベストで、次のターンにオールフォーワンドキンダンテでなんとか勝てると思います。ラス盾スパイナーはパルテノンなどで必ずケアしましょう。












オラトリ型オボロティガウォックについて

ここからはオラトリ型オボロティガウォックの解説になります。

オラトリ型オボロティガウォックとは?

オラトリ型オボロティガウォックは、ゲンムエンペラーをフィニッシャーとするタイプのオボロティガウォックであり、ガイアッシュからドギラディスに革命チェンジし、ファイナル革命でオラトリオクルスを唱え、ゲンムエンペラーを早期着地させることが可能なデッキです。ガイアッシュ、ドギラディス、オラトリの3つのカードを主軸に構築されており、ガイアッシュはゲンムの素出しにも貢献でき、ドギラディスはオラトリだけでなくマナからも呪文を撃てることから、状況に合わせて柔軟に対応することができ、オラトリはゲンムを出すだけではなく、時には盾を厚くしたり、時には相手クリーチャーを破壊するといった、展開・防御・除去の一つひとつがこの上ないスペックをしてます。これらをまとめ上げるのがオボロティガウォックのギミックであり、より状況に合わせて最大限立ち回ることができるのがこのデッキの強みといえます。

原案:はとPOPさん
@DMP_hatohato

また、私のYouTubeでも動きを紹介しておりますので、気になる方はそちらも合わせてご覧ください。

構築の紹介

次に私がCSで実際に使用した構築を紹介します。

構築案その1

私が1番使用した構築です。パルテノンは自分も制限してしまいますが、フィオナアカシックにカード指定除去が入っていない点(今はコードアシッドが入ってるので向かい風)から、出せばフィニッシュまで繋げられることはないので採用しました。マジックに1〜2ターン貰える点もかなり強いです。

構築案その2

アルケミストヒルズを採用しました。フィオナアカシックにドローを押しつけてキルループを咎められる点と、起きドロソ兼山回復ができる点からハンデスに強く出れます。

構築案その3

パルテノンをとこしえに変更した構築です。フィオナアカシックの勝率を落として、アビス系に強く出れる点から採用しました。パルテノンが自分の動きも制限してしまうので、こちらの方が柔軟に動けます。


ここからは有料部分になります。採用カードの紹介、3/11殿堂施行後のリスト案、以下の対面の立ち回り方が書いてあります。これまでの戦績を載せておくので、参考にしてみてください。

宣伝のために一部切り取ってXに公開するかもしれませんので、ご購入いただける方はあらかじめご了承お願い致します。

採用カードはオラトリ型特有のカード、主軸となるカードのみ紹介してあります。その他のカードは、上記のオールフォーワン型を参考にご覧ください。

戦績最終更新日(2024/4/30)

  • 赤青マジック(30勝24敗)

  • 黒緑アビス(21勝15敗)

  • 黒単アビス(10勝2敗)

  • 青黒コンプレックス(11勝5敗)

  • 天門(9勝5敗)

  • アナカラーDOOM(0勝2敗)

  • 5C蒼龍(2勝6敗)

  • フィオナアカシック(6勝7敗)

  • アナカラージャオウガ(10勝6敗)

  • 青黒魔導具(4勝5敗)

  • 赤緑アポロ(14勝1敗)

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