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「イルミネーション大作戦」の発表会

柏市立大津ケ丘第一小学校で取り組んでいた、プログラミングを使ったデジタル・イルミネーションの実践がやっと形になった。まずは関係者各位、そして頑張った子どもたちに心からの感謝とリスペクトを。

手書きのサンタ

授業のねらいや設計などはこれからまとめて然るべき形で公開しようと思っているのでそこに書くとして、今回は発表会を見た僕の感想を書いておきたい。

この実践による成果の1つは、プログラミングが子どもの表現手段として定着したことだ。5年生のときに学習した正多角形と作図の授業を応用させたところからプログラミングをはじめていることがポイント。これまで学習したことを、作品化するために「使う」経験は重要だと思う。
子どもが学んだことはペーパーテストやドリルだけに現れるわけじゃない。むしろ、それは目的化してはいけない。学んだことを使うから学びたく鳴るし、活動の中で新しいことを学んでいくのである。今回は作品の随所にそういった工夫が見られたのがとてもよかった。

図形の作図と手書きを組み合わせる工夫も。

発表会当日、校庭には在校生だけでなく保護者や地域の方、卒業生などこの学校にゆかりのある多くの人々が集まっていた。5年生だと思われる子が「私たちも来年こういうことできるのかなぁ」と言っていたのがとても印象に残ってる。上級生がやっていることへの憧れは大切だ。ぜひ来年一緒にやろう。

グループで準備をしている様子

僕は1学期も合わせたら7-8ヶ月ほど関わってきているわけで、完成した作品を見ながら子どもたちとのやりとりや様子を思い出して一人で感動していた。この作品はここが難しかったんだよなとか、これ作るのにあんな葛藤があったよなぁとか。
子どもたちも、いつかこの映像を観ていろんなことを思い出してもらえると嬉しい。今回できたこと、できなかったこと、新しく発見したことや学んだことを、ぜひなにかに役立ててくれればこんなにうれしいことはない。

宮島衣瑛です!これからの活度のご支援をいただけると嬉しいです!