ラジアータストーリーズ
2005年1月27日にスクウェア・エニックスから発売されたRPG。
キャッチコピーは変わる世界と、変わらぬ想い
主題歌は当時16歳の玉置成実さんの7枚目シングル
「Fortune」ED(妖精編)今泉由香さんの「てくてくあるく」
15年経った今でも根強いコアなファン達が続編、リメイクを求めるが電撃PS 6667号よりトライエース、スクウェア・エニックスでは続編の予定は現状無いと当時の宣伝プロデューサー、小林秀一さんはハッキリと申し上げております。
去年の3月29日、スマートフォンアプリ「スターオーシャン:アナムネシス」にてコラボし、ファン達は涙を流した。
当然私もその一人で無料ガチャを回したが、そんな上手い話はなくTwitterで運良く引いた方の画像、動画を見て自分を慰めた。
14年経っても変わらないジャック、リドリー…。
本当に可愛らしい二人だと心から思った。
このゲームの大きな要因は運命の選択である。
一つはヒロインであるリドリーを追いかけ、妖精側につく。そのかわり今まで仲間だった人間達は全て敵となってエンカウントする。
もう一つはヒロインを追いかけずに城に招かれ妖精を根絶やしにするという戦争に巻き込まれるというシナリオである。
結局どちらを選んでも戦争は止められずジャックは翻弄されるのである。
だからファンはその戦争を食い止める中立編を求めていたのだが、続編、リメイクは無しという結果で終わった。
ラジアータストーリーズは当時恵まれていて、
月刊Gファンタジーでは藤川祐華さんが描くジャックを主体とした人間編。
もう一方、月刊ガンガンWINGでは宮条カルナさんが描くリドリーを主体とした妖精編がある。
さらにノベル版も3冊出版されていて、ゲームでは表現できなかったキャラクターの細かな心情がよく書かれていて夢中になって読んだ。
何故このゲームがこんなにも後ろ髪引かれるのか、それはどの選択を選んでもハッピーエンドなどないからである。
人間編のラストはリドリーを失いラジアータ(街)を旅立つ。女性の仲間の好感度によっては最後に後ろ姿をのみを映して旅立つジャックを未練がましく見送る。
妖精編のラストはリドリーは無事だが、序盤にお世話になった騎士団長とその父親を残して崩れる城を脱出。しかし、ラジアータには人の気配が全くなく、人間はジャックのみ、リドリーは身体は透けていて街の中、二人は手を繋いで幕を閉じる。
序盤はギャグ満載で楽しい騎士団生活、ギルド生活を送ってきたのにこの結末はないだろう！と拳を叩きつけた。その反動でファン達は漫画版、小説版を買い求めたと思う。
私もその一人だった。
何を思ったのか漫画版も小説版も手放してしまった。
それでも簡単に手に入るだろうと鷹を括っていたが、某販売アプリでは漫画版計10冊で10,000円となっていた…。何より出品数が少ないのだ。
私はなんてバカな真似をしたんだろうと後悔した。
ゲーム自体はどの中古ショップでも大抵置いてあってワンコインでお釣りが来るほどだ。
もしこの投稿を読んでやってみたいという方は是非プレイしてもらいたい。
あ、完全にネタバレしてしまったが、トゥトアス(世界)は美しいし、ラジアータは入り組んでいてもちろんそこで暮らしている人々がいる。
なんとこのゲーム、全ての人々妖精をつけ回したり、なんと喧嘩をふっかけることができるのである。
中にはとんでもなく強い人に喧嘩をふっかけたら瀕死をくらい、そのまま回復を忘れて蟻如きに殺されることもよくある。
PS2と言えども温かなグラフィックで癒される事間違いなし！
音楽もジャズから民族音楽、怪しい雰囲気の曲もあります。
私は妖精編のEDだけを聴きたいがために新譜を母親にねだった。
それも手放してしまったが…。
ゲーム内でレコードも拾ったり買ったりできるので探索も楽しいです。
最後にこのゲームの最大の売りが仲間が全員で177人います。
私は手の届く範囲のやり込みはすると言う人間なので、全員集めました。
流石に177人レベルカンストは骨が折れると思い、お気に入りだけをカンストさせました。
私の拙いプレゼンではこれが限界です。
結果は悲しいですが、裏ダンジョンもあり、あんな人やこんな人達に出会えます。
好きなゲームを語ると止まらないのはオタクのサガなのか…15年経った今でも愛してんぜ！
ラジアータストーリーズ！
ラジアントヒストリアは騙してくれたなという気持ちとイラストレーターが同じだし、いつかプレイしたいと思います。
長くなりましたが、ラジアータストーリーズをよろしくお願いします。たったのワンコインでお釣りがきますから！
だから、だから、はやくプレイしてくれーっ！！！
CV田中真弓
ここまで読んでくれてありがとうございました！
失礼いたします。
