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不在の証明

古本屋にはよく行きます。
本好きで本屋好きで古本屋好き。
旅行先のホテル選びに迷ったら、周辺に古本屋があるかどうかで決めたり。
今年の初め、ついに観念してブックオフのアプリをダウンロードしました。
月1~2ペースで店頭受け取りに来る(しかも複数冊)ならアプリ会員になったほうがいいよね、そりゃ店員さんも勧めるわな。

新刊書店にそこそこの年数の間バイトでしていた、そのせいというわけでは
ないのですが、古本を買うときのこだわりみたいなのがありまして。
「もう書店で注文しても手に入らない本」
これがマイこだわりポイント。
要は品切重版未定とか絶版とか、そういう類の本を狙ってます。

…なーんてカッコつけてるけど、本当は「あらやだ超好み」の本が大抵出版から時間たって注文不可になっちゃってるだけなんですけどねー。

気がつくのが遅すぎた。
君とはもっと早くに出会いたかった。

さてこの作品、不在証明ってつまりアリバイ。
アリバイといえばミステリー、ミステリーといえばアガサ・クリスティ、
アガサ・クリスティといえば名探偵ポワロ!
実は2022年に発売されて、その存在を今年の2月に知って以来
ずーーーーと買うかどうか迷ってる本があるのです。

「ポワロと私 デビッド・スーシェ自伝」
ISBN:9784562071999

原書房から出ていて、著者は以下の通り
デビッド・スーシェ 著
ジェフリー・ワンセル 著
高尾 菜つこ 訳
小山 正 解説

小説はマープルのシリーズが好きですが、ドラマはポワロが好き。
ドラマでポワロを知り、原作小説に入った人間です。
そのポワロを演じたイギリスの俳優、デビッド・スーシェの回想録。
欲しいなーでも翻訳本だからちょっとお高いんだよなー(税込2,970円)
中身を見ずに買うのは文体が合わなかった時のことを考えると…ぐぬぬ
でもレビュー読む限り、翻訳もかなり良いようだし。
地元の図書館になんと一冊所蔵されているので、それなら借りて読んで
いい感じだったら購入しようと思ったら、これがなかなか借りられなくて。
(よく貸し出しされてるという意味で)
うんうん、分かる、ですよね。

あー観念して買っちゃおうかなぁー買っちゃうんだろうなぁー


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