2022年J2てきとー戦力プレビュー#15～ツエーゲン金沢編～

　こんにちは。今回はツエーゲン金沢を「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューは「てきとー」に行っております。昨シーズンからの移籍や補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。

2021基本フォーメーション

　金沢は昨シーズン最終節で17位を決め残留に成功しました。
成績　J2リーグ17位　勝点41　10勝11分21敗　39得点60失点　得失点差-21
　序盤に3連勝を記録しますがその後低迷。6月から約3か月半勝利から遠のきます。10月以降の終盤ではしぶとく勝点を積み上げ残留しました。

　攻撃的な指標の中でもカウンターに目を見張るものがありますが、これは残留争いをしていた影響があると思います。守備を固め一撃を的確に仕留めるというのを標榜していと思われます。しかし得点数、失点数共に目指したものとは遠い結果になってしまい苦しんだのが伺えます。

移籍状況

　1/27時点での移籍状況です。後藤選手や石尾選手、大橋選手など守備陣の移籍が相次ぎました。攻守ともに整備しさらなる上位を目指せるような補強が出来たのでしょうか。

2022予想フォーメーション

　GKでは昨季正守護神の後藤選手が移籍しました。加入したのは相模原のゴールを守った三浦選手です。後藤選手の移籍は痛手ですがこれまで金沢の守護神であった白井選手は在籍しています。GK3人体制のため怪我人が出た場合は怖いですが実力あるメンバーはそろっています。
　DFでは石尾選手の退団、作田選手の引退などセンターバックの人数が減っていました。加入したのは松本大輔選手、毛利選手と新卒選手3人です。新卒選手の何名かは昨季から特別指定選手としてプレーしていました。また毛利選手も柳下体制でのプレー経験があります。松本大輔選手はディフェンスラインであればプレー可能なようです。即座に失点数が改善されるような選手の獲得は出来ませんでしたが、柳下監督の戦術を既に知っているメンバーが揃ったので連携面での不安は少なそうです。
　MFでは大橋選手や金子選手、ホドルフォ選手などボランチの主力からサイドの切り札など万遍なく退団がありました。加入したは松本大弥選手、須藤選手などです。松本大弥選手はボランチが主戦ですがDFの位置でもプレーできます。須藤選手も攻撃的なポジションはどこでもプレーできます。藤村選手、平松選手、嶋田選手と昨季の主力も残っているのでこちらも効果的な補強が出来ていると思います。
　FWでは高さのある瀬沼選手が移籍しました。しかし昨季チーム内得点王の丹羽選手は残っています。そこに豊田選手と林選手が加わりました。特に豊田選手は前線での起点という面では十分すぎる程です。新たな攻撃陣には期待が高まります。

まとめ

　柳下体制6年目となりかつての教え子が力をつけて金沢に戻ってくるパターンが増えてきました。また期待の若手も続々と加入しています。そこに経験豊富な選手が各ポジションにいるという陣容になりました。失点数の改善は戦術次第な面はありますが得点数の向上は果たせそうです。若手が多いのでつまずいた時の様々な面でのリカバリーが早ければ中位以上は見込めるのではないでしょうか。

　以上ツエーゲン金沢編でした。藤村選手、杉浦選手といった仙台在籍経験のある選手が他チームではありますが主力として活躍している姿はちょっと嬉しいものがあります。仙台戦ではその活躍は控えてもらいますが、今シーズンも光り輝いてほしいです。
　次回は「初昇格へ視界良好！桃太郎軍団の突撃！」編です。お楽しみに。

参考
・フットボールラボ　https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B.　https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録　https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん　Jリーグ移籍情報　http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO　Jリーグ選手名鑑2021　J1・J2・J3　エルゴラッソ特別編集