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盛岡・開運橋

東北新幹線の故障事故に巻き込まれて
予定より夜が深くなった頃に、ホテルに到着。
お風呂に入って、ダブルベットにどかーんと大の字で、、いや、、いつものように隅っこに丸まって寝る。くせだからね
でも、ベットがこーんなに余ってる,広いなと思いながら、満足感と共に就寝した。

朝は少しゆっくりめに起きて、ホテルの朝食バイキングへ。

このホテルは、開運橋のたもとにある。
昨夜は暗くてよくわからなかったけど
朝食を食べながら、北上川にかかる開運橋と、行き交う人達を眺める。
なかなか美しい。

盛岡駅方向に向かう人達
今から駅へ?
ああ、そうか
いろんなお国の方々が、仲間や家族と駅へ向かう。開運橋の向こうのホテルから、観光客が嬉々と歩き出す。

観光客の波が途切れた頃に、駅から人の波が押し寄せる。

まるで、遠足の列かと思う大勢の集まりが,示し合わせて同じ方向へ向かっているかのように
開運橋を渡っていく。

川の流れと人の流れと開運橋

学生の頃はよく渡った開運橋
何故か辛いイメージ
冬の肌に突き刺さる風の攻撃を、橋の上で受けながら、お腹に抱える鯛焼きor今川焼きのあったかさ。
まるでマッチ売りの少女が、マッチの火で一時暖をとったかのように、お腹を温める鯛焼き。

冬になるとあちこちに、今川焼きや鯛焼きの屋台が立って、北風や雪にいじめられて泣きそうになって、救いを求めて買ったなぁ。

でも、鯛焼きの温かさの優しい思い出より、肌に突き刺さる冷たい外気の方が,強いイメージで残っている。

開運橋と北風と鯛焼き
鯛焼きが冷めないように,お腹に抱えて家族のお土産にしたっけ。

懐かしさと新しさの開運橋でした。

なぜか写真は、旧岩手銀行

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