"PERIOD FEATURES(ピリオド フィーチャーズ)" -Hand Painted Shirt- ゴキゲンなシャツ
昨日なんかは「夏が来たなぁ」と思わせるような暑さになってきた。
寒がりで着たがりな僕はいまだにシャツジャケくらいは着て出かけたいという気持ちだが、道ゆく人は半袖、短パンの人も増えたり、車移動が多いエリアだって言うのもあるけど、そりゃあまぁ、そうだよねぇ。
夏になると装いが軽くなるので、パンチというか迫力がなくなる、というか「おしゃれしてる」ことを出すのが難しくなるでしょう。
そんなわけで一撃でドカーンと威力のあるやつ、一着持ってたら便利だと思いませんか。それも季節を感じさせるような、ゴキゲンな一着が。
これはそういうシャツ。
青空のようなブルー地に広がる木の幹と、生い茂る葉と黄色い花。
大胆で粗野なタッチで描かれた風景は抽象画チックにも見える。
そんなわけで手描きで(!?)描かれたシャツです。
これを思いついた人はきっとゴキゲンな人。昼下がりに庭にテーブルを出して酔っ払いながら、とかだったんじゃなかろうか。
インドの人が、カラッと雲一つなく晴れた日に、幼き日の情景を思い起こしながら描いていたんじゃないかと、そんな思いを馳せさせてくれるシャツ。
オープンカラーの胸元もなんだか涼しげで良いですね。
綺麗な黄色い花は和名を"ナンバンサイカチ"
"ゴールデンシャワー"ととも呼ばれるインド原産の豆科の植物だそうな。
ちなみに開花の時期は7~8月、あと少し。
シルク×リネンの少し光沢感のある平織りの生地に、特殊なアクリル絵の具が乗っています。乾いた風合いに少し硬さが残り、着込んだら馴染んでくれそうな生地感。
デザイナーの津村さん曰く、水を通しても滲んだり移ったりはしないそうな。
爽やかながら奇怪で、大胆ながらどこか落ち着きのある表情が唯一無二な素敵全開の最高シャツって感じです。
淡いデニムや短パンに合わせて、さっと羽織るだけできっと気持ちが上向くシャツ。
難しく考えずに着てみてほしいと思います。
菊池健斗
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