"Fendart(フェンダール)" -Jean901 Black- 最高に美的なニュースタンダード2
お待たせしました、な一本。
最高に美しいスタンダード第二弾。
これ一本で、あの悩みもこの悩みも解決できる(ような気がしている)
５ポケットのデニムにここまで美的感覚を、エスプリを盛り込めるのは、中野さんとTSさんのコンビ以外ないんじゃないだろうか。
というわけで、Fendartから "Jean901 Black" が入荷しました。
シルエットはフェンダールのノータックモデルよりは少しゆとりがあり、1タックよりは気持ちタイト。
デニムらしいデニムだが、ヒップラインの綺麗さや、裾幅のゆとりなど、フェンダールらしい個性は溢れ出している。
「そもそもジーパンですから〜」
というFendartの二人。彼らにとってはそう頓着するアイテムではなく、価格から手の届きやすいものにすることを前提に開発されている。
今シーズンはブラックデニムにウォッシュ加工をかけて登場いたしました。
ブラックというよりもグレーの少し軽い印象。
実際に、前回までのインディゴは15オンスでしたが今回のブラックは12オンス。
履き心地も軽やかに、色落ちの具合も「ちょうど良い」という表現が正しいように感じる、古着屋さんで探してもなかなか出てこない風合い。
絶対に悪い気がしない絶妙な加工。
加工デニムが苦手な方でも気に入っていただけるでしょう。
オーソドックスな5ポケットのデニムらしいディティールながら、ポケットなどの細部がソリッドというか、「ジーパン屋のジーパン」感のない美しい仕上がりです。
かといって、トラウザーズブランドがたまに出す「ジーパンらしくないジーパン」でもなく、あくまでジーパンの域を出ないように配慮した感覚。
バランスのとり方が美しい。
ヒップラインの綺麗さや、裾幅のゆとりなど、フェンダールらしい個性と美学を感じさせてくれます。
セルビッジをつけるデニムは、その性質上ほぼ直線で作ることになり、トラウザーズよりも操れる線の数は少ない。
その中で、運動量を確保しつつ、いかに美しく、エスプリを感じさせられるかに拘って作られたデニムパンツ。
ストレートデニムなのに、ワーク感やアメカジ感が一切ない綺麗なシェイプ。
裾までのラインの流れかた、ヒップの収まりの良さ。
バックポケットのサイズも気持ち小ぶりなような気がする。
気のせいかな？
履き心地も軽く、美しく、それでいて履きやすさを感じさせてくれるグレイッシュなウォッシュドのブラックデニム。
インディゴと両方手に入れれば、もう501には戻れない、そんな中毒性の高い魔性…
個人的に、古着のジャケットやシャツなんかを着る時にパンツがデニムだとどうも締まらない、でも基本起きたらデニムを履いてしまう、というのが僕の悩みの一つでした。
Jean901なら、そんな合わせもナシじゃない。ラフに履いて、汚してもスレても気にならないけど、それでもそのシルエット、佇まいは美しいから。
このデニムパンツなら、上に古着のジージャンを持ってきてもアリなんじゃないかな...
などなど。
今まで見えてこなかったデニムの可能性を一緒に模索できる一本になってくれそうです。
リピートで同サイズを購入される方や、サイズを変えて楽しまれる方も多いです。
毎日履ける一本。
おはやめに。
菊池健斗
kiretto ーv
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