syrup16gの「Les Misé blue」を聴いてる

最近syrup16gの「Les Misé blue」を聴いてる。このアルバムは2022年11月にリリースされて、その時に一度聴いて、それきりだった。何が良いか分からなくて、本格的に枯れたんだなって勝手に失望していた。

久しぶりに聴いたら結構泣けた。
なんか、夢うつつな世界をゆっくり歩いてる気分になる。シューゲーザーっぽい音作りで、今までにない雰囲気な気がする。
もっと早く気づきたかった。気づけたら、あの子と、このアルバムの話をもっとできたな。
確かあの子は「うつして」を勧めてたと思う。その時は、もう一回聴いてみようかなって答えて、それ以降このアルバムの話はしなかった。今ならもっと喋れるな。雨がゆっくりと地上から空に舞い上がってく中を歩いてる気分だって。クサすぎて需要ないな。深夜だからこんな感想を文章にしてるだけかもな。こんな話がしたかった。

自分も「うつして」が1番好きかな。あとは「Maybe Understood」が好き。サビ前に「確かに」って入れるの、なんか面白いな。ちょっと目が覚めるような感じで使ってるんだよな。曲は全体的に、深いリバーブも相まって、遠くから真剣に想いを伝えてる感じが好き。サビの「夢中で巻き戻すのがミッション」ってところが4小節足りなくて、性急に「夢中で巻き戻してる」ことを表現してるのかなと思った。

他もちゃんと聴き直してみよう。

Les Misé blue – syrup16g レビュー