雌犬の飼育 2


「1日限定で監禁してくれるご主人様を募集します」

そんな投稿から始まった有名企業で働く男性とのやり取り。


DMでの打ち合わせにより、決行日が決まりました。


首輪、玩具は彼が持っているので準備は不要。

必要な持ち物は着替えと、歯磨きセットやスキンケア用品、一応暇つぶし用のSwitchも持って、、


色々準備しました。笑



GW初日なので学校はお休みです。

寝坊した私は急いで支度をし、家を出ます。



待ち合わせ時間に少し遅れて、彼の車で彼の自宅へ。


車の中で「その荷物は何?」って聞かれました。

中身を説明したら、彼は笑っていました。



彼のマンションに到着し、EVの中へ。

ボタンが押されます。


「緊張してる?怖がらなくてもいいからね」

彼はにっこり笑って話しかけてくれました。



彼の自宅へ到着。

玄関で靴を脱ぎ、リビングへ案内されます。


「じゃあ早速始めようか。まずはこれに署名してくれるかな?♪」



奴隷誓約書

私◯◯◯◯は、今日一日24時間、秋人様の命令に従い、監禁されることを受け入れます。奴隷期間中の返事は全てYESで答え、雌犬としての務めを果たさせていただきます。

反抗的な態度をとったり、嘘偽りがあった場合は、どの様な罰を受けても構いません。


○月○日   奴隷 ○○○○


事前に奴隷誓約書というのに憧れているという話をしていたので、こういうのを書くというのは想定の範囲内でした。

文面はお任せしていたので緊張しながら読み進めました。


NG項目どうしよう…


・ピアスなど、身体に傷跡が残ること

・暴力

・本番強要

・撮影

・秋人さん以外の男性との絡み

・24時間を超える監禁


…その場で思いつく限り記入。

彼に伝えていた名前でサインし、偽名とはいえ心臓が飛び出そうなほどドキドキしました。



彼「うん、いいね♪

じゃあ始めようか。」



私「あっ。先にお手洗い借りてもいいですか?」


彼「いいよ。でもその前に首輪をつけてあげるね。」



手際よく首輪を装着する彼。

「施錠してあげる🔒」





ガチャ…




ついにこの瞬間が…



「鍵は隠してあるから、悪い子だったらその首輪は一生外せないからね」



急に怖いことを言われて冷や汗が出ます。




彼を怒らせたら一生首輪を外せない…


「緊張してる?怖がらなくてもいいよ」

手際よくリードを繋がれてチェーンを床に向けて強く引かれます。



私「あっ…」


急に自分の首が床に向けて強く引かれ、思わず床に倒れ込みます。


「こっちにおいで」


彼はトイレではなく、リビングの中央付近にある柱に向かって歩き出します。

リードを低い位置で束ねて握られているので、四つん這いでついていくしかありません。



彼は柱の手すりにリードのチェーンを巻いて、南京錠で鎖の穴同士を繋げて施錠してしまいました。



カチャ…


心の準備が整う前にチェーンを手すりに繋がれてしまい、いよいよ逃げられなくなります。




私「あの…お手洗いに行きたいんですけど…」


チェーンはある程度の長さがあり、立ち上がったり机の上の飲み物を飲んだりはできるけど、トイレまでは届かないので焦ります。



彼「監禁と言っても首輪のリードの範囲内なら自由にしてていいよ。座ってても寝ててもいいし。」



「でもトイレは禁止だから。明日の朝8時までね。」



私「そんなの無理です!!」



寝坊して今朝トイレに行かなかったことを後悔します。

彼「○○は雌犬なんだから、トイレなんて許さないよ?」



急に雌犬呼ばわりをされて恐怖感が増します。

「漏らしたらお仕置きだから。」


そう言いながら、私の足元にペットシートを広げる彼。


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