バリで出会った女神「ホワイトターラ」

クタにあるシンキングボウルショップにて
美しい神様のポストカードを見つけました。
その名は「ホワイトーターラ」。

チベット仏教にて純粋さと非マキュラシーの本質を表す、愛される神様の１人です。
観音菩薩が衆生の苦悩を思い流した涙から誕生しました。
右目から出た涙がホワイトターラ、左目から出た涙がグリーンターラと言われています。

ターラ（多羅）は「輪廻の海を渡るのを助ける女性」という意味。
（サンスクリット語だと「星」「救世主」の意味も持ちます）

ホワイトターラの白い色は"純粋さ"を象徴し、
彼女の手・足・額の７つの目は彼女の"無限の思いやり"の象徴。

全ての生き物の苦しみ(dukka)と幻想(maya)を和らげるために常にあらゆる方向に意識を向けています。
そして、私たちの内にある貪欲さ・憎しみ・怒り・欲望などの否定的な感情を取り除くのを助け、真実と悟りに導くと言われています。
ホワイトターラは穏やかで我慢強く、まるで母親のような存在。

一方、グリーンターラは“速い女神”という別名があります。
同じようにカードがありましたが、少し怖い表情をしていたので手に取りませんでした。（ 少し後悔(;_;) )
グリーンターラはすぐにそばに来てくれて、適切な指示や助けをしてくれるそうです。
ときとして、激烈な方法をとることがありますが、基本的には愛すべき性質をした戦いの女神です。遊びや余裕は一切ありません。
呼ばれればすぐにやってきて、エネルギー交換をてきぱきと行います。

右目と左目からの涙。
対照的な性格です。

学びになりました。