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最近読んだ本

最近読んだのは


上田秀人
勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚
大坂一といわれる唐物問屋淡海屋の孫・一夜は、突然現れた柳生家の者に御家を救えと、無理やり召し出された。ことは、惣目付の柳生宗矩が老中・堀田加賀守より伝えられた、四千石の加増にはじまる。本禄と合わせて一万石、晴れて大名となった柳生家。が、大名を監察する惣目付が大名になっては都合が悪い。案の定、宗矩は役目を解かれ、監察される側に立たされてしまう。惣目付時代に買った恨みから、難癖をつけられぬよう宗矩が考えた秘策が一夜だった。しかしなぜ召し出すのが商人なのか?廻国中の柳生十兵衛も呼び戻されて。風雲急を告げる第一弾!
柳生十兵衛や但馬守を脇役に押しのけ、主役を張っているのは大坂の商人。
二十歳なのに素晴らしい慧眼をもち、またミステリアスな雰囲気を有している一夜。面白い。


織江緋之介見参 一 悲恋の太刀
ふらりと御免色里に現れ、おもむろに慶長大判を取りだしたかと思えば、取り篭った男まで鮮やかに斬ってみせた若侍の緋之介。主の総兵衛に気に入られ、遊女屋に逗留することになったが、次から次へと謎の刺客に襲われる。
織江緋之介シリーズの1巻目

上田秀人作品はやっぱり面白い


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