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ちょっと前に読んだ本

井川香四郎

口は災いの友―ふろしき同心御用帳〈3〉
日本橋の両替商に押し込みに入った男が逃走。医者の屋敷に人質と共に立て籠もった!駆けつけた南町奉行所筆頭同心の近藤信吾は、咎人との難儀な話し合いにあたることに。材木問屋の主人や作事奉行方の大工頭を呼べなどと要求を重ねることを訝しみ、その関係を探ると…(表題作)。奉行所嫌いの同心が大法螺吹いて事件を裁く、痛快な人情時代シリーズ第三弾!

呑舟の魚 ふろしき同心御用帳(六)
“かわせみの清兵衛”なる盗賊を追い、悪の巣窟と呼ばれる高津町に潜入した定町廻り同心の近藤信吾。ところが一月前からとんと姿を見せない。彼の消息を気に病む馴染みのお蔦や八朔たちが件の町に赴き、信吾を見つけ出した。ところが声をかけてもまるで他人のよう。咎人を騙すための芝居か、あるいは本当に“物忘れ”に…!?大法螺で事件を解決!痛快な時代シリーズ第六弾。

三分の理 ふろしき同心御用帳(五)
十年前、江戸市中を騒がせた“月夜小僧”。悪どい稼業に手を染める輩から金を盗み、貧しい人々に分け与えた義賊は、今でも語り草で、同心・近藤信吾にとっても忘れ難い存在だった。ところがふたたび“彼”は現れた。「月夜小僧、今宵、推参」と書かれた果し合い状が鳥居耀蔵の元に届いたのだ!
型破りの同心が人情と大法螺で事件を裁く時代シリーズ第五弾!

高楼の夢 ふろしき同心御用帳(七)
天文方に勤める川本浩之助は絶滅した生物の化石探しに没頭していた。ある夜、不審な男たちが、別れた女房を拐かし「不死の鳥の化石を出せ」という要求を突きつける。一方、市中の事件を追う中で浩之助に目をつけていた定町廻り同心の近藤信吾。彼もまた黒い陰謀に巻き込まれていく…。太古のロマンが巻き起こすドラマを壮大に描く!人気時代シリーズ、堂々たる最終巻。

花供養 ふろしき同心御用帳(四)
大店の通い手代が連続して四人も殺される事件が持ち上がった。手がかりは亡骸の上に置かれたなでしこの造花。同心・近藤信吾は真相を追うが、真相は杳として知れない。だが、その四人が両国橋広小路を毎日通っているという共通点を深掘りすると―。(表題作)奉行所に出仕するのが大嫌いな型破りの同心は、今日も大法螺吹いて事件を解決!人情時代シリーズ第四弾。

ふろしき同心シリーズまとめ読み
あっという間に読み終えた
やっぱり本が好き

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