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最近読んだ本

井川香四郎


百年の仇 (くらがり同心裁許帳)
真実を闇に葬らせはしない!
くらがりに落ちた――未解決の事件を書き留め、調べ直す“くらがり同心"角野忠兵衛。
新しい仲間たちを迎え、堂々の書下ろし新章開幕!
三年前、津軽藩の江戸家老が殺された。罪を白状した男が処刑されたのだが、その直前、現場から逃げ出していた奥女中が男の無実を訴えていた。再度の探索も上手くいかずくらがりに落ちたこの事件を、永尋書留役の角野忠兵衛が調べ始める。先日あった南部と津軽の人間による仇討ち騒ぎもこの事件に繋がっているようで……
くらがり同心裁許帳、新シリーズ(一)
月夜の虹、母子草、妻恋い歌、百年の仇 の4話。
テンポもよく、物語の展開もわかりやすい
角野忠兵衛の元に、若き英才、北内勝馬が配置され、2人でくらがり事件に向かいます。最初は忠兵衛を取るに足らぬと思っていた勝馬が、次第に忠兵衛に心服していく様子が心地良いです。前シリーズ、忠兵衛にホの字だった詩織の代わりに、長崎帰りの女医者、長身、美人、酒豪のはちきん先生八田錦が大活躍。

優しい嘘(くらがり同心裁許帳)
安値で米を卸していた米問屋の主人・奈良右衛門が殺された! 米問屋組合の寄合の帰りに殺されたようだ。下手人は奈良右衛門を疎んじていた米問屋の中に? しかし、現場を見ていたお滝の証言から引っ立てられたのは、遊び人の半蔵だった……。(表題作) 一筋縄ではいかない事件に、くらがり同心・角野忠兵衛はどう決着をつけるのか!?
くらがり同心裁許帳新シリーズ(二)
裏木戸、あやとり、通りゃんせ、優しい嘘 の4話。
飄々とし頼りなげ頼りなげな感し存在感が無いような同心・角野忠兵衛ですが、難事件には凄腕がみられて最後はスッキリ

後家の一念(くらがり同心裁許帳)
京橋の油問屋で八人が惨殺される事件が起きた! 金目当ての凶行のようだが、恨みを持つ者の仕業とも思える。定町廻り筆頭同心・篠原恵之介らが調べを進めると、三年前に亡くなったこの家の長男の嫁が姿を消していた……。(表題作) くらがり同心・角野忠兵衛、北内勝馬はもちろんのこと、忠兵衛馴染みの小料理屋『蒼月』の父娘も活躍する書下ろし第三弾!!
北内勝馬、小料理屋「蒼月」の辰五郎、美鈴父娘、女医の八田錦先生が活躍

やっぱり本が好き♡

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