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11月30日は、隕石が人を直撃した日&シティズ・フォー・ライフの日&絵本の日&シルバーラブの日

【隕石が人を直撃した日】

1954(昭和29)年11月30日、アメリカ・アラバマ州に、大きさ18cm×13cm、質量約3.9kgの隕石の破片が落下しました。

落下の際にアラバマ州タラディーガ郡シラコーガ近辺にあったホッジス家の屋根を突き抜けて地上に漂着。

ホッジス家を貫いた隕石は、昼寝をしていたアン・エリザベス・ホッジス夫人をかすめ、命に別状はなかったものの、左尻と左腕にひどい打撲を負ってしまいました。

隕石落下の出来事だけでなく、隕石が直撃し負傷者が出たことは当時世界中で話題となり、この隕石は夫人の名前を冠して、ホッジス隕石と名付けられました。

また、落下してきた隕石が直撃、またはその余波で怪我を負ったり死亡したとの報告は世界中でいくつか挙がっているものの、2022(令和4)年末の時点で人間に当たって負傷させた確実な記録が残る唯一の隕石とされています。


【シティズ・フォー・ライフの日】

1786(天明6)年11月30日、神聖ローマ皇帝レオポルト2世がヨーロッパでは初となる死刑制度の廃止を宣言したことにちなんで、国際デーの一つとして記念日が制定されました。

国際表記:Cities for Life Day

今日では、世界の約1,625都市以上で実施されている死刑廃止運動の日とされています。

例年11月30日の夜には、賛同都市などで、街のモニュメント、観光名所、有名な建築物等をライトアップするなど、世界中の国々に対して死刑の廃止や停止を訴えています。


【絵本の日】

近代絵本の先駆けと目されている『絵本論』の初版が、1985(昭和60)年11月30日に発行されたことにちなんで、こども向け歯科医院の他、絵本や図鑑の民間図書館などを運営するビブリオキッズ&ビブリオベイビーが記念日に制定しました。

絵本論:著:瀬田貞二氏、版:福音社:1985

絵本に携わる研究者、作家、出版社、書店、読者などが一緒になって、子どもたちの感性を育てながら、国内外の絵本を通して、教育的、文化的、社会的な結びつきを深めていくための活動が展開されています。


【シルバーラブの日】

1948(昭和23)年11月30日、歌人の川田順氏が弟子の大学教授夫人とともに家出したことが発覚。

当時川田氏は68歳で、3年前から関係が続いていた教授夫人(40歳)との行く末を悲観し、駆け落ちを図るも、すぐに連れ戻されることに。

その際に川田氏が詠んだとされる「墓場に近き老いらくの恋は恐るる何もなし」という詩の中の老いらくの恋という言葉が流行語となったことにちなんで、川田氏と教授夫人が家出した日に記念日が制定されています。

なお、川田氏と教授夫人は後日結婚しました。


(以上、ネット検索より)

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