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3月2日は、徳島県が設置された日&遠山の金さんの日&ミニーマウスの日&野球用語の全面日本語化&岡山後楽園が開園

【徳島県が設置された日】

1880(明治13)年3月2日、高知県から分離して、徳島県が設置されました。

1871(明治4)年の廃藩置県以後、四国の土地は何度も区分け見直しや、分離・吸収合併などの改編が繰り返されていて、1870(明治9)年〜1874年(明治13)年までの間は、上一帯が愛媛県、下一帯が高知県の2県だけの時もありました。

が、上下各一帯をそれぞれ2分することで、今日の区分となっています。


【遠山の金さんの日】

時代劇ドラマにも登場する遠山の金さんこと、遠山金四郎景元(かげもと)が、天保11年3月2日、江戸北町奉行に任命されたことにちなんで、記念日が設けられています。

新暦:1840年4月4日。

遠山景元は、幼名:通之進、通称:金四郎で、時代劇ドラマ「遠山の金さん」「江戸を斬る』」などのモデルとなっていて、その時代考証が、主に北町奉行所時代なことから、任命日が記念日に制定されています。

「遠山の金さん」の作中で、自身の身体に彫った桜吹雪の入れ墨を見せるシーンがありますが、実際に桜吹雪の彫り物があったかは不明とされているものの、遠山景元自身が、若い頃はやんちゃだったとの記録もあることから、桜の花びら数枚だけ、実際に掘られていたのではとする説が有力となっています。


【ミニーマウスの日】

ディズニーの人気キャラクター「ミニーマウス」から、ミ(3)ニ(2)ーマウスの語呂合わせと、3月2日は女の子が主役とされる節句「ひな祭り」と同じ時期なことにちなんで、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が、記念日に制定しています。

オシャレ好きで、楽しいこと好きで、ミッキーマウスの永遠のガールフレンドのミニーマウスの魅力を伝える日とされています。

例年3月2日には、ディズニーランドやディズニーシーをはじめとしたディズニーリゾート内で、ミニーマウスファンの方々が、思い思いのミニーマウスの仮装をして来場する他、近年では、各SNSなどでも、ミニーマウスに扮した画像や動画が投稿されるなど、それぞれの方法で、ミニーマウスの日が祝われています。


【野球用語の全面日本語化】

明治期に日本へ伝えられて以降、着実に競技人口や観戦者を増やしていった野球ですが、アメリカとの戦争状態となった1941(昭和16)年からの太平洋戦争期、野球は、敵国アメリカのスポーツだとの声が多勢となり、競技自体を禁止しようとする機運が高まりつつありました。

が、一方で、人気スポーツのひとつとしても定着していたため、解決策として、せめて野球用語は英語を使わず、全面日本語にするようにとのお達しが、軍の意向を受けた理事会からなされました。

その命を受け、1943(昭和18)年3月2日、野球用語が全面的に日本語へと改められました。

《野球用語の日本語化例》
[野球用語に関する各名称]
正球:ストライク
悪球:ボール
正打:ヒット、フェア
圏外:ボール、ファール
安全:セーフ
無為:アウト

[審判の掛け声例]
よし:ストライク:例:ストライク ワン=よし1本
ひけ:アウト:例:ツーアウト=2にひけ
それまで:三振アウト
などなどが、用語として使用されました。

加えて、一部ルールも改正され、
打者は球をよけてはいけない:(戦争での)逃げない精神
選手の途中交代禁止:(戦争で)最後まで戦い抜く精神
Xエックスゲームの廃止
:後攻チームの勝ちが確定していても9回裏の攻撃を行う
:コールドゲームの廃止
:サヨナラゲームの廃止=敵を徹底的に打ちのめす精神
など、精神面で戦争を強く意識した内容となり、その心持ちを選手の姿を通して、野球ファンに浸透させる狙いがあったと考えられています。

戦後、上記改正ルールは撤廃され、用語の英語使用も解禁されていますが、一部は、今日でも使用され続けています。


【岡山後楽園が開園】

1884(明治17)年3月2日、岡山県岡山市にある「後楽園」が開園し、記念式典が行われました。

岡山後楽園は、江戸時代初期に岡山藩2代藩主池田綱政(つなまさ)によって造営されたもので、現在は、国の特別名所に指定されていて、日本三名園のひとつにも数えられています。

《日本三名園》
兼六園:石川県金沢市
偕楽園:茨城県水戸市
後楽園:岡山県岡山市

また、東京都文京区にある「後楽園」との混同を避けるため、「岡山後楽園」の愛称で親しまれています。

そして、この日は、後楽園開園記念日として制定されています。

(以上、ネット検索より)

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