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7月9日は、ジェットコースターの日&ほおずき市&日本科学未来館が開館&日本初の温水プールが誕生&世界初のオートフォーカスカメラが発売&鴎外忌

【ジェットコースターの日】

1955(昭和30)年7月9日、東京都文京区に開園した後楽園ゆうえんち内に、日本初の本格的なジェットコースターが設置されたことにちなんで、記念日が設けられています。

後楽園ゆうえんちは、その後、施設のリニューアルを繰り返し、2023(令和5)年末時点では、東京ドーム球場、ショッピングセンター、イベントスペース、入浴施設「スパラクーア」 とともに、複合施設「東京ドームシティアトラクションズ」の一部として、大人指向のアミューズメントパークです。

ジェットコースターは、サンダードルフィンに名称を変え、都心のビル群や、東京ドームシティアトラクションズ内の建物を突き抜ける疾走感が楽しめる内容へと進化を遂げています。

《余談》
ジェットコースターの名称は、ジェット機にちなんで付けられた和製英語で、英語では、ローラーコースター(roller coaster)と呼ばれています。

また、日本初のローラーコースターは、1953(昭和28)年に東京の浅草はなやしきに設置されたものが初とされ、浅草花やしきのローラーコースターは、現存し、稼働している日本最古のローラーコースターです。


【ほおずき市】

東京・浅草寺の観音様の縁日の7月9日にお参りをすると、四万六千日(約126年)分の功徳と同じご利益があるとされていることから、7月9日を中心に、同境内にて、ほおずき市が開かれていました。

また、鬼灯(ほおずき)を煎じたお茶を飲むと、疲労回復の効果が見込めることから、健康にも良いとされています。

近年「ほおずき市」の開催日は、年によって異なっています。


【日本科学未来館が開館】

2001(平成13)年7月9日、東京都江東区青海の国際研究交流大学村内に、「日本科学未来館」が開館しました。

世界、未来、地球と繋がる様々な最新科学技術との交流がコンセプトとなっていて、体験型の各種イベントや企画が催されています。

また、 社会一般への科学技術者の成果の発表、一般社会からの科学技術の所感・見解のフィードバックも積極的に行われていて、近未来を感じるような独創性あるユニークな知見を得ることができます。

日本科学未来館:https://www.miraikan.jst.go.jp/


【日本初の温水プールが誕生】

1917(大正6)年7月9日、東京・キリスト教青年会(YMCA)の施設内に、日本初の温水プールが誕生しました。

日本初の温水プールは、屋外にあったプールに屋根を取り付けた感じの、割と簡素なのもので、屋外よりは若干水温が温かく感じる程度でした。

が、それでも、天候の影響を受けない、砂埃が水中に入ってこないと大好評で、以後、全国的に室内(温水)プールが増えていきました。

現在主流のボイラー等で温水を循環させるような施設が広まったのは、日本経済が高度成長期に入った1970年代頃だとされています。

加えて、プール施設に、サウナ、ジャグジーといった設備も採り入れられるようになったのは、1980年代後半頃からです。

温水プール自体の各設備が整いはじめたことに合わせて、温水プールで、スイミングスクール、ベビースイミング、マタニティプールも催されるようになり、今日では、人気エクササイズのひとつです。


【世界初のオートフォーカスカメラが発売】

1982(昭和57)年7月9日、キャノン株式会社から世界初のオートフォーカス全自動カメラ「スナッピィ50」が発売されました。

35㎜フィルムレンズを使用したシャッター式オートフォーカス全自動カメラは、その名の通り、被写体に自動で勝手に焦点ピントが合うことが大きな話題を呼び、幅広い層にカメラへの門戸を広げた一台でした。

ちなみに、基本的には全自動ですが、ストロボは手動スイッチ切り替えで、フィルム感度は選択方式でした。

また、当時の一般平均初任給が12万7200円の時代に、販売価格:34,800円は割と高額でしたが、コンパクト性、操作性の他、小さな筐体でオートフォーカスを実現させた技術の高さは、世界からも注目される一台でした。


【鴎外忌】

小説家として活躍し、「舞姫」「うたかたの記」「雁」などを著した森鴎外氏の忌日:1922(大正11)年7月9日。


(以上、ネット検索より)

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