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8月19日は、俳句の日/俳句記念日&楊玉環が楊貴妃になる&バイクの日&世界写真の日&世界人道デー

【俳句の日/俳句記念日】

正岡子規氏

正岡子規、研究家で俳人の坪内稔典氏をはじめとした、他俳人の方々が、は(8)い(1)く(9)の語呂合わせにちなんで「俳句の日」として、8月18日に記念日を設けています。

とは別に、同じ語呂合わせから、俳句作家の上野貴子氏が主催する「おしゃべりHAIKUの会」が、「俳句記念日」として記念日を制定しています。

夏休み中の子どもたちを中心に、短歌、俳句の楽しさを通して、季節感の大切さを知ってもらいたいとの想いから、例年各地で俳句に関するイベントや大会が、記念日に合わせた前後の週末に開催されています。


【楊玉環が楊貴妃になる】

玄宗帝と楊貴妃

745年8月19日(中国旧歴天宝4載7月18日)、唐・玄宗帝(げんそうてい)の貴妃として、楊玉環(ようぎょくかん)が迎えられました。

玄武帝は開元の治と呼ばれる善政で、唐の絶頂期を迎えた賢帝として名を残すも、楊貴妃を迎えてからは、政治事が疎かになるほど、楊貴妃への寵愛が激しかったとされています。

そのため、この婚姻は、後の大混乱の元凶を招く根本的大原因とも目されていて、このことから楊貴妃は、傾国の美女と揶揄される向きもあります。

また、楊貴妃自身は玄武帝に寵愛されるも、楊貴妃の親族等もからんだ政調争いに、半ば強制的に巻き込まれ、最期は自殺させられた経緯から、割りと楊貴妃を好意的に捉えている文献が多数残っています。

その人物観や、悲劇のヒロイン色の強い話題性も相まって、数々の戯曲や映画、舞台で、今日でも題材とされていて、世界三大美人、古代中国四大美人の一人としても名を馳せています。

《世界三大美人》
楊貴妃・クレオパトラ・小野小町

《古代中国四大美人》
楊貴妃・王昭君(おうしょうくん)、西施(せいし)、貂蝉(ちょうせん=架空の人物)

《余談》
世界三大美女という言葉や認識は、主に日本やアジア圏でのもので、特に欧米では:
その認識は少ないそうです。


【バイクの日】

総務庁交通対策本部が、バ(8)イ(1)ク(9)の語呂合わせにちなんで、8月19日に記念日を制定しています。

バイク事故が特に多くなる夏場に、運転時の安全を考え、バイクによる交通事故を防止するための働きかけが行われています。


【世界写真の日】

1839(天保10)年8月19日、ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール氏が発明した銀板写真技法「ダゲレオタイプ」が、フランス科学アカデミー学会に発表されたことにちなんで、国際デーとして記念日が制定されています。

国際表記:World Photographic Day

「ダゲレオタイプ」は、それまで写真の撮影に10~20分ほどかかった露光時間を、1~2分にまで抑えることに成功した技法で、感光材料として銀メッキの銅板を使うため、日本では「ダゲレオタイプ」の呼称よりも、「銀板写真」と呼ばれていました。

ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール氏

また、フランス政府が、銀板写真の発明に基づく特許を買い上げ、誰でも無償で自由にダゲレオタイプを使用できる政府通達を発令したこともあり、瞬く間に人気を集め、一気に世界中へと普及していきました。


【世界人道デー】

2003(平成15)年8月19日、イラク・バグダッドの国連事務所本部が爆撃され、22名の人道支援関係者が犠牲となり、100名以上が重軽傷を負う事件が発生。

この事件を受けて、「命を落とした人道支援者の精神を全世界で尊ぶ日」として、追悼の意を顕した世界的な記念日です。

国際表記:World Humanitarian Day

今日でも、紛争や自然災害の影響で、支援を必要とする人々は、少なくとも世界で約1億5千万人以上いることに加えて、人道支援を行っている方々も、紛争の影響で犠牲になるケースが後を絶たない状況は解消されていません。

そのため、人道問題に焦点をあてて、支援の輪を広げるとともに、困難な現場で人道支援に携わる人々に対しても、思いを寄せるための取り組みが、国連主導で行われています。

その一環として、例年8月19日には世界の各国、各都市、各地域で、人道支援者たちをサポートする働きかけが行われていて、日本でも、東京タワー、明石海峡大橋、神戸ポートタワー、モザイク大観覧車といった各地のランドマークが、国連と世界人道デーのテーマカラーの青色にライトアップされるなど、様々なかたちで敬意が表されています。


(以上、ネット検索より)

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