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12月11日は、百円硬貨が発行&ユニセフが創立された日&胃腸の日&国際山岳デー

【百円硬貨が発行】

1957(昭和32)年12月11日、日本で初めて百円硬貨が発行されました。

それまでは、板垣退助氏が肖像となっていた百円紙幣が用いられていましたが、自動販売機の先駆けとも言える無人型販売装置が多業種で広まっていき始めたことも重なり、使用量の多かった100円が硬貨となって登場しました。

《余談》
1957(昭和32)年に発行された百円銀貨は、状態にもよりますが、骨董店などで600円〜1,000円くらいで取り引きされているそうです。

また、歴代だと、昭和36年、昭和39年、平成13年、平成14年の百円硬貨は発行数の少なさ等で、 状態や査定月によっては、100円以上の価値があるかもと言われています。

とは別に、硬貨を製造している造幣局では、すべての硬貨において、年号が記されている面が「裏」と定められています。

《お金の発行》
紙幣:日本銀行が「日本銀行券」として発行、印刷局で製造
貨幣&硬貨:日本政府が発行造幣局で製造

そして、この日は、百円玉記念日として制定されています。


【ユニセフが創立】

1946(昭和21)年12月11日、現:国連児童基金の前身にあたる国連国際児童緊急基金が創立されました。

正式名称:United Nations International Children’s Emergency Fund

国際表記での頭文字をとって、UNICEF(ユニセフ)の略称で広く呼ばれています。

国連国際児童緊急基金は、後に現行の「国際児童基金:United Nations Children’s Fund」と名称が変更されますが、「UNICEF:ユニセフ」の略称がすでに世界的に普及しているとのことで、呼称としても「UNICEF:ユニセフ」がそのまま使用されています。

ユニセフの主な活動としては、開発途上国、戦争地域、内戦地帯などで被害を受けている国々の子どもたちへの支援がメインです。

1949(昭和24)年〜1964(昭和39)年頃にかけては、日本も戦後の影響から被支援助国の一国として、脱脂粉乳、医薬品、原綿などは、ユニセフからの援助協力を受けていました。

そして、この日は、ユニセフ創立記念日として制定されています。


【胃腸の日】

一般用医薬品などの研究を行っている日本OTC医薬品協会が 、い(1)に(2)いい(11) 胃に良いの語呂合わせにちなんで記念日に制定しています。

日頃の食生活や年末年始に掛けて、外食やアルコールなどの摂取量が増えてくる時期の前に 、胃腸へのいたわり、正しい胃腸薬の使い方などを含めた健康管理の大切さが呼びかけられています。

《余談》
腸を大事にしていくことが健康への近道と説く医師や専門家もいて、腸には腸神経系と呼ばれる独自の神経系があることから、脳からの司令がなくても腸は独自の働きをずっと続けていると考えられています。

逆に、腸内環境が悪化するとその情報が脳に伝達され、脳から身体各所へ異変が伝わるため、腸内環境を整えることが健康管理の第一歩とされています。

また、ある研究では、腸内環境の状態の良さは、人間の精神面にも良い影響を与えるとの発表もあり、医学的、精神疾患的にも腸の働きに関する注目が集まっています。


【国際山岳デー】

国連総会にて、12月11日に国際デーのひとつとして記念日に制定されました。

国際表記:International Mountain Day

国際山の日とも呼ばれる同記念日は、森林伐採や山の荒廃による動物生態系の変化、自然環境破壊、山村地帯への影響などの諸問題が深刻化していることを受けて、国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考えるための呼びかけが実施されています。

加えて、山岳地域や山村一帯の持続的発展の重要性も提唱されていて、例年12月11日を中心とした前後の週には、山岳地域への関心を高めるためのイベントなどが世界各地で開催されています。

(以上、ネット検索より)

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