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6月5日は、芒種(2024年)&Pepperくんの誕生日&落語の日/寄席の日&黒部ダムが完成&環境の日/世界環境デー&熱気球が初めて空を飛ぶ

【芒種(2024年)】

芒種(ぼうしゅ)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が75度のときと定義されていて、2024(令和6)年は6月5日に該当します。

中央標準時:6月5日13時10分

6月初旬頃に、芒(のぎ)を持った植物の種をまく風習があることから、その名が付いています。

芒=コメやムギなど、イネ科の小穂(しょうすい)の先端に見られる突起状のもので、「芒」の字は「すすき」と読むのが一般的です。


【Pepperくんの誕生日】

電気通信事業者やインターネット関連事業を展開しているソフトバンクグループ株式会社が、2014(平成26)年6月5日、感情認識ヒューマノイドロボット「Pepper(ペッパー)」を発表しました。

世界的に発表された6月5日が「Pepperくんの誕生日」とされていて、人々にとってロボットを身近な存在として記憶するスタートの日として、同社が記念日に制定しています。

Pepperくんは、人間の持つ様々な感情を、表情や声のトーンを含めた会話などから解析し、多く話しかけていくことで、より人間の感情に寄り添ったコミュニケーションが図れる自己更新プログラムであり、世界的AIロボットの先駆けとして、大きな注目を集めています。

また、内蔵カメラ、300種以上のアプリケーション、音楽再生機能も使用可能で、Pepperくんにインターネットを繋げることで、ニュースや天気などの各種最新情報も会話を通じて知ることが出来るのも特徴です。

当初は、個人での契約も可能でしたが、2020年代に入ってからは、主に企業や団体向けのレンタル提供がメインで、教育現場、各種店舗、医療施設、介護施設など、人員不足が深刻化している形態の中で活躍を見せています。


【落語の日/寄席の日】

6月5日を「ろくご」と読み、「ろくご、ろくご、ろくご、ろくご、ろくご…」と何度も繰り返して言っていると「らくご」と聞こえてくることから、落語家の春風亭正朝(しょうちょう)氏が記念日に制定しています。

そうゆう言葉遊びや、ちょっとした洒落っ気が大事との意も含まれています。

当初は「落語の日」制定イベント等が行われていたものの、今日では「寄席の日」として記念日が引き継がれていて、主に都内の寄席などでは、毎年6月第1月曜日に、入場料割引サービス、記念グッズの贈呈、交流会といった各種イベントが行われています。


【黒部ダムが完成】

1963(昭和38)年6月5日、富山県東部に位置し、北アルプスの立山連峰と後(うしろ)立山連峰にはさまれた黒部渓谷に「黒部ダム」が完成しました。

戦後の高度経済成長期に問題となっていた、近畿地方への電力供給を主目的に、着工:約7年、作業員:延べ1,000万人以上、総工費:約513億円(現代換算約2,240億円相当)を経て建設された水力発電ダムは、2,500〜3,000m級の山間地域への作業資材の運搬、断崖絶壁の立地、大量の雪解け水、地層変化による岩盤などの落石など、多くの苦難と難題を乗り越えて建設されました。

また、ダム自体の水圧対策、発電方法、建設技術は、その難易度から、日本のみならず海外からも多くの注目を当時から集めています。

黒部ダム建設に向けた難工事の過程は、「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(NHKドキュメンタリー番組)、「黒部の太陽」(映画)をはじめとしたコンテンツでも取り上げられていて、その過酷さの一端を伺い知ることができます。

今日では、黒部ダムの放水模様だけでなく、ロープウェイ、トラムウェイ、黒部湖クルーズ遊覧 、黒部ダムカレーなども人気の一大観光スポットです。


【環境の日/世界環境デー】

1972(昭和47)6月5日に、ストックホルムで開催された国連人間環境会議で「人間環境宣言」が採択され、国連環境計画(UNEP)が発足したことにちなんで、国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記:World Environment Day

例年6月5日を中心として、より積極的に環境保全活動を行うこと、環境保全に関する重要度の理解を深めていくとする取り組みが世界中で催されています。

日本では、1993(平成5)年に交付された環境基本法内の第10条にて、6月5日を「環境の日」として記念日に制定していて、上記活動が展開されています。

加えて、環境週間 6月5日~11日、環境月間 6月1日~30日が設けられていて、環境省、地方自治体、各企業を主体とした、各種団体によって環境美化運動や、環境問題をテーマにしたセミナーや展示会といったイベントが開催されています。


【熱気球が初めて空を飛ぶ】

1783(天明8)年6月5日、フランス・パリで行われた世界初の熱気球飛行実験が成功し、熱気球が空を舞いました。

考案したのは、フランスで製紙業を営んでいたモンゴルフィエ兄弟で、同兄弟は本業の傍ら、趣味として空を飛ぶ道具造りをしていたそうです。

ある日、煙突から煙が上がる様子に発想を得て、煙を紙袋に閉じ込めることで浮力を得る可能性を思いついたことから、幾度も挑戦と検証と実験を重ね、見事、熱気球での飛行を成功させました。

空を飛ぶことは人類の長年の憧れとされ、15世紀には、レオナルド・ダ・ビンチが空を飛ぶ鳥のメカニズムを解明し、飛行機やヘリコプターの概念的スケッチを残していますが、実現には至っていませんでした。

そんな中、全く別のアプローチから空へ舞うことを試みたモンゴルフィエ兄弟の熱気球実験は、人類の長年の憧れを現実にした意味でも大きな功績でした。

言葉の正確な意味で空を飛ぶことを実現したのは、ライト兄弟が、1903(明治36)年12月17日に行った飛行実験の成功時とする見方もあります。

そして、この日は、熱気球記念日として制定されています。


(以上、ネット検索より)

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