銀太旅立つ

未明にいつものとおりご飯をたくさん食べ、いつもと何も変わらずに朝がや
って来ました。

しかし、今日は特別な朝になってしまいました。

長年連れ添った猫の銀太が旅立ってしまったのです。

突然、呼吸が早くなり、いつもと違う声で鳴き、ばたりと倒れてそのまま起き上がることはありませんでした。

病気もせず、怪我もせず、体調を崩すこともほとんどなく、さよならだけを
言い残して潔く逝ってしまいました。

最後まで本当に、いい男でした。