見出し画像

魔法を使う

私が描いた鉢に変えたから、今年も花が咲いてくれないと困る。

どこかでそう思っていて、花が咲けば私の優秀さを証明でき、
咲かなければ私はまだまだ到達していない。

本当はそんなのどうでもよくて。

こうして私の表現ができたこと。

そのためにこの子が来てくれていて
水苔があって
土があって
鉢があって
絵の具があって
筆があって

抽象化された情報を
こうして具現化できたことが私の歓びだった。

ただ、それだけで良くて、
でも、もっと言うなら…

「私が作ったんだから良く育つに決まってるし、この子がいることで空間の振動数を上げれているんだ。
これがあることでチューニングしやすくなる、絶対に。」

と心底腑に落ちて、全く疑うことなく自分にも他人にも言える状態で在りたい。

それが魔法を使うということ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?