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私が子供に勉強をしつこくさせてしまったのは何故?②

つづき、

私は傷がつきながらも、
母に愛されようと努力します。
その方法が「勉強」でした。

宿題はさっさとしてしまう。

兄より遅くに習い始めた公文では
数学は、どんどん進み、
小学生高学年で
高校の数学の内容まで進みました。

高校では、希望した公立高校より
ワンランク下げた高校に入学。

そこで中間期末とテストを終え、
一学期末、通知表をもらうと
保健は4、それ以外はオール5。

そこから以前から行きたかった
短大の指定校推薦を取るべく、
オール5をキープ。

テスト発表の2〜3週間前から
自分が覚えやすいようにノートをまとめ、
テスト勉強を始めます。

テストの前夜も徹夜しました。

でも、この努力は残念ながら、
自分の期待を大きく外れ、

お母さんからは一度も

頑張ったね、えらかったね!
すごいね。

といった褒め言葉をもらえる事もなく
きっかけにもなりませんでした。😭

私は数学が得意でした。
ほぼ90点以上を保持。

ある時、数学のテスト結果を見せました。

いつものごとく、褒めることもなく、

テストが悪くても
叱ることもありませんでした。

でた言葉は
「100点じゃなかったんだ。」…

母は悪気もないのです。
私を傷つけるつもりもおそらくなかった。

今から思うとあの時、褒められずに育ち、
お母さんの愛情に飢えていた
私のインナーチャイルド は確かに反応し、
私は激怒したのだと思います。

その時、本音が飛び出しました。

「嘘でもいいから褒めてよ。」😭
と泣きながら、
母に大声で訴えました。

でも、その思いも見事に届かず、
母の顔はキョトンとしていて、

「なにを子供みたいな事を言ってるの?」
という言葉しか
返ってきませんでした。

何十年と言いたかった思いを
ようやく言えたのに、

欲しかった言葉ももらえず、
私の心は壊れました。

唯一の救いは、

周りの方はいつもすごいねって
褒めてくださったこと。

オール5を守り抜き、順位も常に5位内をキープ。
指定校推薦を獲得し、無事に短大に入学。

高校の卒業式では、答辞をよみ、
努力した自分だけ、周りの方は褒めてくれました。

だから、私のインナーチャイルド は
勉強を頑張れば

お母さんの愛はもらえなくとも、

他の人から褒めてもらえ、
大切に扱ってもらえる。
他人から愛をもらえる。

だから、勉強を頑張らないと
自分でいられない。

お母さんの愛をもらえず壊れた心は、

かろうじて
他人からもらえた愛で
繋がっていた私の生命。

勉強を頑張れば生きていられる。
他人に愛してもらえる。

そんな心の傷が深く深く潜在意識に
刻み込まれていて、

それが目の前の現実と
なっていたのです。

自分が自分に

勉強を頑張らないと褒めてもらえないよ。
褒めてもらえなかったら、苦しくて
死んじゃうよ。

だから、勉強がんばれ。必死で頑張れ。

とインナーチャイルド は
いつも囁いていました。

そして、大人になり、
今度は自分の息子にも
無意識でこう思って
言葉にしていました。

必死で勉強しなさいよ。
もっと努力しないといけないよ。

などと
言ってしまう自分がいました。

私にとって、勉強は、
生きるために、他人に愛してもらう術。
そう思って生きてきたので、

無意識に生きるためには、
勉強を必死にしないといけないと
息子に教えていたのです。

改めて思い出すと、私の心の傷は、
相当深かったようです。

そういう原因を知ることができ、
心が軽くなりました。

その時のインナーチャイルド が
出てきてくれたから、
その子とゆっくり向き合って
癒してきました。

今は息子に勉強しなさいと
言わなくなりました。

無意識に感じた心の傷は
意識の99パーセントを占める
潜在意識に入ります。

だからその心の傷が癒えないと
意識の1パーセントを占める顕在意識で

勉強しなさいと
自分は言いたくないんだ

といくら思っていても、

言ってしまう
現実が起こってしまうのです。

子供の頃の心の傷は、
そのままの現実を写し出します。

だから、原因となる心の傷を癒やして、
幸せになりましょ🎶☝️

今日も最後まで
お付き合いくださって
ありがとうございました😊

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