親愛なる夏美さんへ。
①私とあなたのプロローグ
はじめに謝らせてください。最初に出会ったとき、笑顔で受け入れてあげられなくてごめんなさい。
忘れもしないあの日。あなたたちがLiella!に加入することが決まったあの日。
私は、泣いていました。なぜなら、5人のLiella!の終わりを受け入れたくなかったから。
あなたたちが嫌いなわけじゃなかったんです。でも、それ以上に5人のLiella!が大切な気持ちが強くて。正直、このシリーズを追いかけるのをやめてしまおうかな、なんて一瞬頭をよぎったりしました。
そんなとき、なんとなしに聴いたSTART!! True dreamsに「大好きは消えないよ」って、心キラララに「この季節は時を超えて輝く」って教えてもらって。9人になっても、5人のLiella!との思い出が永遠であることを確信することができたのです。
ああ、私ってラブライブ!スーパースター!!から、すごくたくさんのかけがえのないものを受け取ってきたんだなって。
同時に、ラブライブ!スーパースター!!にほんのちょっとでも恩返しできたらいいな、とも感じたのです。
そのときの私にとって、一番最初にすべき恩返しは「9人のLiella!を応援すること」でした。それが、私とあなたの物語の始まり。
②あなたと歩んだ恩返しの日々
私は一晩でなんとか気持ちを整理できたけど、当時はやっぱりまだあなたたちを受け入れられない、という人が多くて、何とかしなくちゃって思った。
とりあえず、当時なんとなく気になっていたあなたのグッズを買って、Twitterにアップして。
with Yuigaoka Girls Bandが終わってすぐ、アイコンをあなたに変えて。
私の周りだけでも、2期生の話をしやすいような雰囲気づくりをしようってところから、私の恩返しは始まりました。
LIVE & FAN MEETING TOURを経て、徐々にあなたたちに鮫肌をむく人は減ってきたけど。それでもまだまだ「2期生推し」は少ないように見えた。
いや、1期生とは積み重ねてきたものの差があるし、当然っちゃ当然なんだけれども。でも、少なくともこれから1年メインでLiella!を動かしていくのはあなたたちだと思っていたから、このままじゃまだまだダメだなって。
自分にできることってなんだろう。なんでも手当たり次第やってみようと、がむしゃらにあなたの魅力を発信し続けた日々でした。
あなたの要素を前面に押し出して記事を書いた。
誕生日を盛り上げるために、髪色をあなたとおそろっちにした。
あなたの台詞をわざわざ全部ノートに書きだして、オニナッツbotをつくった。
いま振り返ると「なにやってるんだろう」と思ってしまうこともありますが、なんだかんだどれも大切な想い出です。
③告白
あれこれやっているうちに、私の心境にも変化が起きました。それまでの私は、あくまで1期生推しで、ラブライブ!スーパースター!!への恩返しのためにあなたの魅力を発信する、といったスタンスでした。
でも、あなたの魅力を発信するにあたって、あなたについて考えるうちに、あなたを知っていくうちに。気づいたら、どうしようもないくらいあなたのことが大好きになっていました。
だんだん「ラブライブ!スーパースター!!のため」が「自分のため」にもなるようになって。大好きなあなたのために頑張れることが嬉しくて。
とりとめのない毎日が、あざやかなオニナッツピンクに色づいたのでした。
④私にとって2期6話とは
あなたの出番の少ないうちは、まだあなたの可能性を宣伝する広報活動に意味はありました。しかし、公式がガンガン供給を出してくれるようになるなら、わざわざ私が広報活動をするまでもありません。
そのため、あなたがLiella!に加入するということは、2期6話を迎えるということは、私が恩返しの方法としてとってきた「あなたの魅力を発信する」というタスクの実質的な任期満了を意味していたのです。
そんな任期満了直前で、最後の大仕事が舞い込んできました。第5話でヒールとして立ち回ったあなたに対し、辛辣気味な評価が飛び交ったのです。
「オニナッツ 嫌い」のサジェストに勝手に傷ついたりもしました。私自身、どうしてあなたがそんな行動をとるんだろうって思い悩むこともありました。
それでも、私はあなたが大好きだって、世界があなたを認めるまで私はあなたへの大好きを叫び続けるぞって。
おこがましいながらに、あなたの味方を増やす方法を、あなたの味方であり続ける方法を考え、ひたすら実践した一週間でした。
第5話を何周も、何十周も観て、初めて一人のキャラクターについてこれほどまで掘り下げて考えて、それを発信するために記事を2本書いて、初めての画像形式での発信にも挑戦して。
そして迎えた第6話。初見であんなに涙を流したのは初めてでした。
Liella!に受け入れられたあなたの、世界にも受け入れられていくであろうあなたの輝かしい姿に心が震えた。心の底から、あなたを大好きでいてよかったって思わされたのでした。
⑤親愛なるあなたへ。
思えば、あなたと出会ってから、まだ4ヶ月も経っていないのですね。あまりにも濃密な日々だったものですから、てっきりもっと長いこと一緒にいるものだと思っておりました。
いまの私にとってのあなたを「相棒」であると形容させてください。「恩返しの季節」をここまで二人三脚で走り抜けてきたパートナーだから。どんなときも一番近くで、私を奮起させてくれた存在だから。
恩返しと偉そうに言いましても、結局たいてい自己満足なのですが。笑
それでも、私の活動を見て、あなたへの理解が深まったであるとか、あなたを好きになれたとか、そういうお声を実際にいただいていて。はじめてよかったなと、しみじみ思っているわけです。
これからは「ラブライブ!スーパースター!!」というシリーズ全体に対して、もっと包括的なテーマで恩返しをしていきたいな、と思うのです。そのための企画とかもぼちぼち考えているところです。
この原動力を私にくれたのは、言うまでもなくあなた。あなたと一緒に走ってきたこれまでの季節は、私にちょっとの自信と、途方もないくらいの幸せを運んできてくれました。
まだまだ、あなたと走り続けたい。これからもずっと。
やたら話が長くなってしまいました。ただ、伝えたいのは一言だけです。
親愛なる夏美さんへ。
出逢ってくれて、ありがとう。これからもどうぞよろしくね!
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