見出し画像

【バリキャリGAFA】雨宮ふみ（元・雨宮妻）さん、不妊をコンテンツにした高額note販売で怒りを買う

港キラねこ

キラ子です。
アラフォーにして独身。結婚歴も出産歴もない、しがない派遣のマークアップエンジニアです。だからもう二次元だけが恋人なんです。低音で短髪でガタイのよい、料理上手なイケメンキャラがどストライクです。

「雨宮ふみ」に進化したバリキャリ……匿名2.0から新たなステージへ

だから、あんまり言いたかないし、言える立場でもないかなあと思っていたんですよ。キラ子がnoteでさんざん「お前ホントにGAFAかよ貧乏くせえな」とさんざんツッコミを入れた雨宮妻が、その記事が公開された途端に「仕事がたくさんいただけるようになったから」という謎の理由で実名ぽい改名を果たすも、

身内に全然実名じゃないことをバラされた雨宮妻こと雨宮ふみさんがまた新たな有料noteを売り出した件について、です。

ちなみに雨宮夫も雨宮誠に改名しましたが、妻の法則からいって本名ではないでしょうね。
とにかくまあ二人は匿名2.0から実名風味2.0になりました。
ちなみにお二人、キラ子のnote公開後に他の方がやっているライブ配信に登場したのですが、そこでもとてもGAFAからは程遠い賢くなさそうな発言を連発してキラ子と複数のフォロワーさんを腹筋崩壊に導きました。
これは配信を聞いたあとのキラ子の感想です。

まだこの頃は笑えるだけよかったなあと思います。アーカイブはまだ残ってますね。まあ疑うなら聞いてみてください、二人の賢くなさと、マッチングアプリの話になった途端にそれまで重かった口が超絶軽くなる二人に爆笑すること請け合いです。

そんな小ネタを挟みつつ。
「不妊ドックをバリキャリ妻が制覇した結果」などというnoteを4,980円というそこそこな高額で売りはじめた件が今日の本題です。

画像1

まだそこまで燃えてはいないんですが、告知＆前書きのノリの軽さと相変わらずのバリキャリマウンティングしぐさで、目にした皆様から怒りを買っていらっしゃいます。リプライは少ないですが、引用RTのほとんどが怒りに満ちています。
そらそうよ。

画像2

なぜ皆さんが怒っているのかというと……引用RTを追いかけるのが一番早いかと思います。とにかく、専門知識もない個人の体験談程度でこんな金を取るなよ、という話です。
珍しい体験をしたから記録に残したい、という気持ちはわからなくはないです。しかしながら、妊活はとてもセンシティブなものでありその事情は個人差しかなく、それを安くはない金を取って見せたところで誰も救われないのです。
これまでも彼女はバリキャリだの難関国立大卒だの語学のハイスコア取得だのGAFA勤務だのとイキり散らしてきましたから、これもそのコンテンツの一つくらいに考えているのでしょう。しかしセンシティブな問題だということに気づかない高学歴バリキャリGAFA勤務、ますます実在が疑わしくなってきましたよ。

画像3

「炎上覚悟」と言いながら滑るのまた情報商材屋しぐさ。

ちょっとだけ気になるのが、キャリアに響くから妊娠をまだ考えていないという彼女の言葉です。GAFAにもマミートラックあるんだ！？
たぶんホントはGAFAにはアフィリエイトや日々の生活用品の調達くらいでしかお世話になってないタイプの自称GAFA関係者だとキラ子は見ていますので、この記事を読んでくださる皆様におかれましても「こんなバカなことをする情報商材屋がてめえのところにいるのか！？」などとGAFAに突撃することだけはやめていただきたいなと思う次第です……。

前の記事でも触れましたが、歯の矯正に300万超かけたという体験談を1,500円で売ってる時点ではまだ（課金額を申告する理由が資産持ちマウントであるという点はしょうもないなと思うけれども）あーハイハイそうですか、で済むんですけどね。医療広告ガイドラインクラスタとしては気になる部分もあるんですが、「不妊」という扱いの難しいコンテンツを「制覇」などと称してさらに金まで毟り取ろうというあつかましい魂胆の前に吹っ飛びました。
情報商材屋ってほんと、そういうところあるよね。高知辺りでデリカシーのない発言をくりかえして炎上どころかただ顰蹙を買ってるだけのモヤシに憧れでもあるんでしょうか。一番見習っちゃいかんやつだろ、アレ。

もちろん、不妊ネタはいかん、と頭ごなしに言うつもりはないんです。もっと誠実な方法で発信する方法はいくらでもありますし、そういったコミュニティもWeb上ではあちこちで形成されています。そこで情報共有目的のために個人の体験を話したり質問に答えることに関しては、何ら問題はないでしょう。不特定多数が目にしやすい場でマウントをとりながら有料記事を売ろうとするのが問題であり、荒れる元なのです。
実は、これまでにも雨宮夫婦は妊活の話を有料Voicyでもしていましたが、こんなに荒れることはなかったんですよね。それは有料Voicyという情報商材屋の巣窟だったから見つからなかっただけです。そこでずっとおとなしくしていればよかったのに、色気を出すからこんなことになるんですよ。
もっとも、お二人の話しぶりから察するに、そういうことも確かに気になるお年頃ではあることは間違いないですよ。しかし4,980円てどっから出てきたんだその数字。純資産1億を自称するわりにこすっからいことをやってるんじゃねえよ、と思わず言いたくなってしまいます。

独身のキラ子、いうてもいいトシですからね……。自分にそういったご縁はなくとも、周囲の人間はそうではありません。リアルでもネットの中だけのお付き合いのある人でも、妊娠や出産にまつわるいろんな話が、いくらでも耳に入ってくるわけです。いい話も、悪い話も。
自分が同じ立場だったらどうしただろうか、と考え込む事例を目にしたことがあります。色々と思うことはあれども、当事者ではないゆえに軽々しく口を挟むべきでもないなと沈黙してきたこともありました。しかし、その上で改めて思うに、やっぱり今回の件はいただけません。

本人の言い分としては、こういった検査の体験談をネットで検索しても出てこなかったから皆に共有したいとらしいのです。が、妊活に関する悩みや辛さを吐露している無料で読めるブログは検索すればいくらでも見つかりますし、先にあげたコミュニティは大昔からWeb上に存在しています。その検索能力の低さでGAFA大丈夫か？　とにかく、課金する必要はありませんし金を取る理由も見つかりません。何よりこれらの検査を行う医療機関のWebサイトでは金を払わずとも事細かに検査に関する記載があり、たかが一個人の感想よりもよほど役に立ちますし不安を拭うことも可能です。
このnoteをきっかけに夫婦で話し合ってほしいなどと殊勝なことをツイートしていますが、多分それやったらまず「なんでこんなものに4,980円も課金したの？」というところから始まって、あまりよろしくないことになるのではないでしょうか。
なんでそんなところで金を取ろうとするのかな……検査費用を回収したいんでしょうか。純資産が1億あると豪語しているのですから、検査費用なんて大した金額ではないと思うのですが……？

画像4

あのぼんくら夫・誠の精液検査の話など、金払ってまで知りたくない……

無料部分を読む限り、検査を受ける時点で彼女が不妊かどうかさえ確定していません。超現実主義者だからだとか、そんなことはどうでもいいです。それはいわゆるブライダルチェックというものと変わりはないような気がするし、その段階で検査を受けたことについて「制覇」という言葉選びは理解しがたいものがあります。
何より、他の方もこれはすでに引用RTでも指摘していることですが、人間の身体なんていつどうなるかわかりません。この先のいつか妊娠するために今妊娠できる身体かどうかを知ったところで、この先もずっと保証されるわけではないのです。そんな体験談にいったいどんな意味があるというのだ。
登山でいうと、体力診断テストを受けて「この体力があればエベレスト登頂も可能です」と言われただけで、すっかり登れたつもりになっているようなものでしょうか。でも登るのは再来年です、と言われたらずっこけますよ、さすがに。そんな（自称）難関国立大卒のバリキャリGAFAが、地方Cラン私大卒の派遣社員キラ子でも知ってることをまさか知らなかったなんてことがあるはずは……ないですよね……！？

彼女はアラサーです。アラフォーのキラ子は断言しますよ。アラサーの身体なんてどう鍛えようが身体の内側までは鍛えられません。アラサーの先なんて、衰える一方ですよ。酒もドンドン飲めなくなるし、ちょっと重いものを食べたあとには胃薬が必須です。疲れやすくなりますし、ホルモン的な問題かなと思う不調も身を以て実感できます。今彼女のいう制覇をしたところで、本人が妊娠したいというタイミングまでその状態が維持されている保証はどこにもないのです。

もちろん、なんであれ定期的に検診を行うのは大事なことですよ。前から彼女は検診の大切さを訴えていましたしね。

画像5

クリスマスに健診を受けたという謎アピールとともにですが……。無理にその日を選ぶ必要はなく、クリスマスに予定がある人に安易にお勧めしていいものとも思えません。ホント、そういうところからして無神経だよな！
もちろん、「定期検診を受けよう」という点については全面的に同意しますよ。そこだけはね。ただこれは誰でも言えることですし、健保や自治体からもお知らせはよく届きますので、知らない人は少ないんじゃないかと思います。それでも知らない人はいるでしょうけれども、そういう人のところには彼女のツイートも届かないんじゃないでしょうか。

婦人系の疾患はホルモンに多大な影響を及ぼすことが多く、その後の生活、そして家族やパートナーとの関係にも関わってきます。そしてライフスタイルは千差万別ですから、一概にこうなればこうなる、と言い切れるものではありません。
実際に検診を受けた本人もよくわかっていることだと思うのですが、そこでマネタイズに結びつけてしまった時点で彼女は「妊活に不安を抱えた女性」から「妊活に不安を抱えた女性から金を巻き上げる情報商材屋」に堕してしまったのです。残念です。

頼むから、偉大なる先人から学んでくれ

そして今回のツイートに対する反応を見てもわかるように、このコンテンツに対して過敏になってしまう女性の気持ちがわからない人が一定数いるのもまた事実です。

こういう思いやりのない人によってさらに追い詰められる人もいるでしょう。だから、この手の話題は扱いに注意が必要なんですよ。

なんにしても、少し前に自身の妊活をコンテンツ化して大炎上した人がネットには存在したということについて、もう少し思いを馳せた方が良かったんじゃないでしょうか。夫婦で話し合うきっかけになっていただければとか偉そうに吹かす前に、お前らがこの件でこの金額で売ることが適正なのかどうかについてよく話し合って欲しかったですよ。
あと、ずっと書こうと思って忘れてたけど「いただく」の使い方がずっとおかしいです。若い子が敬語と謙譲語を使い慣れてなさすぎてよくそういう言葉使いになっちゃってるよね。いい大人なんだから、英語だ中国語だとイキる前に日本語をしっかりしてほしいものです。
とにかくもうちょっと頭使ってくれよ、アラサー。というアラフォーからの年齢マウンティングで〆。

今日のところは以上です。

追記

ドクダミ淑子さんがこちらの記事に言及しつつレビューしてくださいました。経験者による自腹レビューです……勇者！　なんという勇者！　是非ご一読ください。

不妊治療について調べている方へ
有料noteを買う前に、治療に関してもらえるお金について知るほうがずっと大事ですよね。下記より厚生労働省のサイトをご確認下さい

各自治体のWebサイトでも特定不妊治療費に関する助成金のお知らせは掲載されています。「不妊治療 助成金 ●●（お住まいの自治体名）」で検索してみてください。
また、来年2022年4月からは特定の不妊治療に関する保険適用もはじまるようです。もっと早くやって欲しかったものですね……。