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龍吐水だだ漏れ日記(7月11日)

時々ふと観たくなってYouTubeで「トップをねらえ2!」の動画を見てしまう。メカデザインが好き。最初は受け付けなかったけど、「あれ、これ主人公ノノじゃなくてラルクじゃね?」と気付いてからはスッと話が腹落ちした。もしかしたら1より好き。フランス語の数詞を楽に覚えられるかも?と期待してみたけど元発音と違いすぎててあまり参考にはならず。ドゥーズミーユって「12,000」て意味だったんだねえ、今になって知る事実。

現実世界の話。

引っ越し前々日。まるで片付いていないようにも見えてしまうけど段ボールは順調に積みあがっているし粗大ゴミは2回出した。電気ガス水道ネットの手配も終わってる。大丈夫、のはず。今回は徹夜しなくて済む。とここまで書いて郵便物の転送届を出し忘れてたのに気づいた。投函しないと。書いててよかったWBSとToDoリスト。
今回は訳あって年内にもう1度引っ越しをしないといけない。決めごとが多く、ハンコを撞く作業も多いのでひたすら気が重いけど、これを乗り越えた向こうにはステキなキラキラライフが待ってると信じて頑張る。

駐日パレスチナ常駐総代表部、というところがあって要は大使館なんだけど、そこで少し前にチャリティバザーがあった時にデーツを一箱買ってきた。確か旧約聖書にも記載のある由緒正しい果物だ。あまり強烈でない甘みがとても美味、好みの味。種が取れたので「引っ越し先のベランダで育てていい?」とツレに聞いたが即却下された。

ベランダに置く観葉植物についてはちょっとした思い入れがある。15年ほど前、今と同じ場所に住んでいた時に神保町の植木屋さんで小ぶりの観葉植物を買ってベランダ近くの窓際に置いておいた。ものの数年で天井近くまで葉が伸びた頃に地方転勤の話が持ち上がり、どう頑張ってもそんなクソデカ鉢植えを持っていくわけにはいかなかったので実家に押し付けて赴任した。しばらく経って帰省したら人間より低い丈に剪定されていてがっかりしたのを覚えている…しかし何て名前の植物だったか。当時から名前については無頓着だったし、iPhoneを使い始める前の話だったので手元には写真も残ってない。こういう時は生成AI、それも最近ではあまり気の利いた会話が楽しめなくなった印象のchatGPTじゃなくてClaudeに聞いてみよう。

Q1:観葉植物で、油断すると天井くらいまで伸びてしまう縦方向にビューっと伸びる奴、何でしたっけ。
A1:あなたが探しているのは「モンステラ」かもしれません。(以下略)

Q2:モンステラではないです。モンステラに特徴的な大きな葉っぱではなく、放射状に延びる尖った葉っぱが特徴的な奴です。
A2:ああ、なるほど。あなたが探している植物は「ドラセナ」の一種、特に「ドラセナ・マルギナータ」(別名:マダガスカルドラゴンツリー)である可能性が高いですね。

ドラセナ・マルギナータの主な特徴は:(以下略)

Q3:ドナセラでもないですね。幹がなくて、地面から直接葉っぱが伸びるような形をしています。
A3:申し訳ありません。その新しい情報を踏まえると、あなたが探している植物は「サンスベリア」(別名:トラノオ)である可能性が高いですね。

サンスベリアの特徴:(以下略)

Q4:サンスベリアも違いますね。オフィスビルの1階ロビーとかでよく置いてある奴です。
A4:あ、なるほど。その新しい情報を聞いて、あなたが探している植物がわかりました。おそらく「ストレリチア・ニコライ」(別名:オオバンザゴ、ホワイトバードオブパラダイス)のことを指しているのではないでしょうか。

ストレリチア・ニコライの特徴:

1. 大型の観葉植物で、オフィスビルのロビーなど広いスペースによく置かれる
2. 葉は大きく、バナナの葉に似ているが、より硬く直立している
3. 葉は地面から直接生え、扇状に広がる
4. 適切な管理をしないと、非常に高く(天井近くまで)成長する
5. 茎がなく、葉柄が長く伸びる

この植物は以下の理由でオフィスや公共スペースでよく使用されます:

- 大きく印象的な外観
- 比較的丈夫で管理がしやすい
- 空間を美しく演出する

ストレリチア・ニコライは、その近縁種であるストレリチア・レギナ(極楽鳥花)よりもさらに大型で、しばしば室内の装飾用に使われます。

これが、あなたが思い出そうとしていた植物でしょうか?

Q5:それです!ありがとうございます、すっきりしました。
A5:よかったです!ストレリチア・ニコライだと特定できて良かったです。

ストレリチア・ニコライは確かに印象的な植物ですね。大きな葉と高さのある姿は、オフィスビルのロビーや大きな空間に独特の雰囲気を与えます。

この植物について、さらに興味深い点をいくつか挙げますと:

1. 適切な環境下では屋外でも育ち、6〜10メートルほどの高さまで成長することがあります。
2. 室内で育てる場合でも、十分な空間があれば3〜5メートルほどの高さになることがあります。
3. 名前の由来は、19世紀のロシア大公ニコライ・ニコラエヴィチに因んでいます。
4. 原産地は南アフリカで、そこではしばしば「ワイルドバナナ」と呼ばれています。
5. 適切な条件下では開花し、その花は白と青の鳥のような形をしています。ただし、室内では開花はまれです。

…というわけで4問で自分の脳内にしかなかった正解に辿り着いた。すばらしい。ちなみにchatGPT-4oに同じ質問を投げるとA3までは同じ品種を言い、A4で「パキラですか?」と言ってきた。いやパキラはオフィスビルのロビーには置かないだろ。あれはアクセンチュアあたりの会社が「ミーのオフィススペースにはグリーンがマストですぅ」とか指定してきたときに仕方なくレンタルで置く奴だ。アクセンチュアはマジでこういう舐めた指定をしてくるスカした連中だから一緒に仕事をする時は気を付けた方がいい...まあ残りの人生、外資コンサルと仕事をする機会はもうないだろうからいいんだけど。


赴任先から東京に戻ってからは色々雑多な植物(種から育てたアボカドとか)をベランダで育てていたけど、ある時の引っ越しでほぼ全部を破棄しなければならなくなった。悲しい出来事だった。以来、昔つるんでた相手が置いていった「金のなる木」と小さいガジュマルが一鉢あるっきりという淋しいボタニカルライフに甘んじていた。次の次の引っ越し先はベランダに陽がたっぷり射す環境なので色々育ててみたい。デーツとか。

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