これからどうなるのやら…

こんにちは、オオシマです。

昨晩報道ステーションを見ていたときのことです。

最近は新型コロナウィルスのことばかりで暗くなります。そういえばBBCなどの海外ニュースでは新型コロナウィルスのことはCOVID-19と表記されていて、最初「COはコロナウィルスのCO(corona)で、VIはウィルスのVI(Virus)。じゃあDってなんだ?」と思ってました。このD、ディスイーズ(Disease)なんですね。コロナウィルスによる疾病について言ってることだとわかりました。じゃあ19はなんなんだということについてはいまだにわかってないんですけれども……。

で、報道ステーション。見ていたら全国通訳案内士のことが出てきましたよ。東京でガイドをされている全国通訳案内士の方が登場して、「2月以降はさっぱりだ、このままでは別の仕事に就くことを考えなければならない」と話をされていました。本当にそうです。身につまされます。

その次に登場したのが、下北沢でライブハウスをオープンさせようとしていた人が、音楽関係者を支援してほしいという署名を集めて政府に提出しに行ったという話でした。

私はこの春に全国通訳案内士の資格を取得したばかりですが、それまで30年ほどはインディーズレーベルを運営していました。というか、今でも運営しています。しかしながら昨今は誰もCDを買わなくなってしまったし、バンドマンが自分たちでCDを製造することは可能になったし、販売もamazonや自主通販をするのが主流で、そりゃあタワレコなどに流通させるということもやりたいとは思うでしょうけど、流通させたところでタワレコでどのくらいの人が買うのかを考えると、CDショップでの流通をするためにレーベル通してのリリースを考えるミュージシャンの割合が減ってしまったし、実際のところ、レーベル業はかなり厳しいわけです。そんなこんなで、インバウンドの盛り上がりにも期待して全国通訳案内士の資格を取ったというわけだったのです。

つまり、私はそもそも音楽業界の人間なのです。

東京にいた頃は月に5本ほどのライブイベントを主催していたし、ライブハウスがどういうところなのかもよく知っています。ライブハウスオーナーやスタッフの友人も少なからずいて、彼らの窮状もリアルに伝わってきています。報道ステーションに出てきた人は知り合いじゃないけれど、ライブハウスをやってる人の殆どがそもそもギリギリで経営をしていたところに今回の「ライブハウスがクラスター」発言ですから、たまったものではありません。この状況が半年続けばライブハウスの大半が倒産するでしょうし、そうなったら新型コロナ終息したところで若いミュージシャンが活動をする場所は奪われてしまうでしょう。

もちろん全国通訳案内士やライブハウスにミュージシャンだけじゃなくて、世の中のあらゆる業種でそういう厳しい局面が訪れているのでしょう。営業はしたいのに、営業するということは不特定多数の、もしかすると発症していないだけで新型コロナウィルスに感染している人が客としてやってくるかもしれないというリスクを覚悟するということでもあって、みんなギリギリの中でやっているのでしょう。

リモートワークでこの局面を乗り切れる人などごくわずかでしかありません。

本当にどうなってしまうのでしょうね。

ガイドとはあまり関係のない話ですみません。

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