ふじい みき

私が兄の影響でシャーマニズムに出会ったのは15年程前。今では兄の頑張りで仲間も増えつつ…

ふじい みき

私が兄の影響でシャーマニズムに出会ったのは15年程前。今では兄の頑張りで仲間も増えつつあり。しかし 日本には関連本が少な過ぎる。そこで翻訳して皆様にお届けします。ネイティブインディアンの神話を中心に私が出会ったシャーマニズム関連の本や話しなど綴って行きたいと思います。

最近の記事

見える世界と見えない世界

ネイティブの人たちはこの世を ゛見える世界”と”見えない世界”とでひとつだと捉えています。”見える世界”とは私たちが普通に ”世界”とおもっているもので見えている世界。”見えない世界”とは全てのも(石や木や風や動かないものも含め)にスピリットが宿っていてそのスピリットの世界を”見えない世界”と呼んでいます。 スピリットを辞書で引くと霊とか霊魂とか霊的な心とか精神とか、あとお酒もありますね。訳すときにぴったりな言葉が見あたらないので苦労するのですが心とか意識があるといった感じ

    • そもそもシャーマニズムってなに?

      シャーマニズムをネットで検索された事がある方もおられると思います。私もその一人です。そこに書かれているのは 霊魂とか憑依とかちょっと何言ってるかわからないことが多いですよね。私がシャーマニズムって言葉を知ったのはプロフィールにもあるように兄の影響です。兄がずいぶん前にアメリカのエサレン研究所という素晴らしく景色のいい心理学のメッカのようなところでシャーマニズムのワークショップを受けたところから始まっています。そこで講師だったネイティブインディアンの血を引くキャロルという人にシ

      • 動物から学ぶこと

        オーストラリアの先住民は動物は私たちと同じ、私たちは一つだと考えています。これはアボリジニだけではなく多くのネイティブと言われている人達に共通する考え方だと言えるでしょう。 例えばカンガルーは後ろには飛べないらしい。私は知りませんでした。それを見て彼らは教訓を学びます。''後ろには跳ばない事。'' 私たちは過去をあれこれ思い出しては自分の失敗を悔やんだり、思い知らされたり。時には楽しい事もありますがやっぱり前を向いて進んで行くことは大切です。 次に蛇。蛇は脱皮を繰り返し成長し

        • Rabbit Boy ホワイト リバー スー族

          昔,昔 彼らが言う''コロンブスが私達を見つける前''私達は今よりずっと動物に近かった。みんなが動物の言葉を理解し,鳥と話し,蝶々と噂話をしていた。 動物は人間に姿を変えたり、人間は動物になったりした。 地球はまだ完全にできていない時期で、沢山の種類の山々や谷、川、動物や植物が自然の計画通りになろうとしていた。

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        見える世界と見えない世界

          言葉

          言葉は思想が具体化したもの 神話は魂が具体化したもの 言葉は思想を奏でる楽器でありエッセンスである 言葉は人格を持ち独立している たくさんの言葉はアイデアの元となる 太陽という言葉は太陽の神の名前となり 月という言葉は月の女神の名前となる ハバート ホウ バンクロフト