心があたたまる挨拶

以前、知人と『挨拶』の話題になりました。思い出したので、その事を記事にします。

その方の会社で『挨拶月間』というものがあったそうです。

●挨拶を元気にしましょう

●語尾を上げるようにしましょう

●大きい声で挨拶しましょう

●声のトーンを上げましょう

など、他にもいくつか条件なのか規定があるようですが、それが出来たらチェックをしていくそうです。

「『挨拶』ってそんなものなのかな？」と彼女は呟いたのです。「それまで挨拶しても返さない人も結構多いし、スルーされたりして『もういいや』って思ってたけど、最近挨拶してくれるようになったから嬉しいって思ってたの。そういう事なんだ。」ってがっかりしていました。「その挨拶が『挨拶月間』だけじゃなくて、今後も続けばいいけどね。挨拶って言われてする事じゃないのにね」とも話していました。

その友人はプライベートで会った時もお店でも必ず「こんにちは」と明るく元気な声で声をかけてくれます。

「私は挨拶をする時『あなたに会えて嬉しい』という気持ちがあって自然と大きな声で言ってるし、言われる事でもないんだけどなー。だから、変なのって思っちゃうんだよね。挨拶してくれない人の事は『仕方ないな』とは思ってたけど、何度挨拶してもスルーされたりすると、『私、何かしたのかな？』って思うけど、何が原因なのかわからないし、その人がいると『こわいなーっ』て思って声のトーンや語尾下がってしまうんだよね。そうすると『声のトーンあげて』とか『語尾あげて』とか言われてしまうんだけど、なんかおかしいよねぇ。なぜ挨拶をするのかって本来の意味をそれぞれ考えた方が良いと思うんだけどね」と知人は話していました。

『挨拶』は相手への敬意を表してもいるし、コミュニケーションの手段です。コミュニケーションを取ることによって物事がうまく進んだりすると思うのですが、挨拶を返されないということは自分は受け入れられてないと感じてしまうのも無理はないと思います。相談したくても出来ない状況も引き起こします。

その友人は「お客様に笑顔で挨拶してたらね、いつも無言だった人が『おはよう』って言ってくれたり『ねぇ、〇〇なんだけどどうすればいい？』って色々聞いてくれるようになった人もいたの。」って嬉しそうに話していました。きっと彼女が素敵な挨拶をしていたからでしょうね。

彼女に接客してもらうと私はとても安心して「きょう来てよかった」と思います。きっと、他のお客様も同じ様に心が温かくなっていると思います。

彼女とは『挨拶』の事だけではなく、色んな話をしてきたのですが、改めて『挨拶』について考えてみました。

『当たり前』の事かもしれないけれど、あえてその事に触れてみました。

私は『挨拶』には安心、power、信頼、優しさ、笑顔など沢山の意味が込められていると思います。「きょうも一日素敵な日になりますように。今日もありがとうございます」と心の中でメッセージを込めて、挨拶します。相手に対してそう思って言うと、自然と笑顔になります。

私も彼女のような素敵な挨拶をしようと思います。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

素敵な一日になりますように願っています。