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【シャトレーゼアイスレポ】21「樽出し生ワインのジェラート 赤」

【シャトレーゼアイスレポ】21
「樽出し生ワインのジェラート 赤」
甘さ☆☆☆
失った言葉☆☆☆☆☆
喉の乾き約100ml(3cm)

広島には、凪がある。
夏の暑い日の夕方。
風が止まる。
そんな時間がある。
生あたたかい空気だけが身体にまとわりつく、風のないなんとも言えない時間。

それが凪だ。

私はこの「樽出し生ワインのジェラート 赤」を8/29に食べた。
そして、今日は9/14だ。
ずっと書けなかった。

一言、
「うん。」
とだけの感想にしようかな…。
そう思ったときもあった。

そのまま、なんの言葉も思いつかず時間ばかりが過ぎていく。
私のアイスとともに費やす時間が、ここで止まってしまった。

まるで、凪みたいに…。

そう。凪だった。

私はあらゆる作品には肯定的な意見と否定的な意見の両方があって然りだと思っている。
むしろ、ないと気持ち悪い、自然でない、作為的だとさえ思ってしまう。
だからこそ、私自身はどんな作品の中にも何かしら良さそうなものを見つけよう、自分の中に何かしら残るものを見つけよう、と決めている。
だけど、この「樽出し生ワインのジェラート 赤」の中に私は何も見いだせなかった。
良いも悪いも出せなかった。

思考の凪だった。

これはなんのジャッジもせず、そのまま受け止めよう。
今日、そう思った。

みんなにジャッジを委ねよう。
そう思った。

そしたら、時間が動き始めた気がする。
私が凪に囚われている間、季節が秋になってしまった。

あ、秋になったから風がふきだしたのかもしれない。

明日は「樽出し生ワインのジェラート 白」を食べよう。

#シャトレーゼアイスレポ
#シャトレーゼ
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これまでのレポをまとめて見たい方はこちら↓ https://note.com/kiraboshigakusha/n/n4091a8213075

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