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軽く読んで見て下さいな♪

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練習ついでに書いてみました。二三分で読めるので、読んで見て下さい。
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2014年12月の記事一覧

声 Ⅱ

 ずっと、好きな人がいる。

 いつも横で、彼を見ていた。

 すぐ側にいるのに、届かない。

 私の声は途中で止まってしまう。

 意味の無い言葉はいくらでも出る。

 だけど、心にある言葉は出てこない。

 私は、いつも彼を見ているだけだった。

 友人の一人が彼に告白したことを知った。

 それを聞き、私の世界は闇に包まれた。

 その友人は涙ながらに語ってくれた。

 友人は彼に振られてし

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聖夜 乙

聖夜 乙

#Xmas2014

 街中にクリスマスソングが流れる。

 立ち籠める雲は厚く、じきに雪が降ってくるそうだ。

「おかあさん、ぼくのうちにもサンタさん、くるかな?」

 五歳になる子供が尋ねてくる。

「どうして?」

 頬を真っ赤にした子供は、こちらを見上げてくる。

 白い吐息が宙を舞う。

「だって、ぼくのうち、えんとつがないでしょ? サンタさんは、えんとつからはいってくるんでしょう?」

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聖夜 甲

聖夜 甲

#Xmas2014

 冷たい風に乗ってジングルベルが聞こえ来る。

 いつの間にかクリスマスは嫌いになっていた。

 五月蠅いんだよ! クソ親父!

 あなたは良いわよね、仕事だけしてれば良いんだからさ。

 いつからだろうか。妻から疎まれ、娘からは嫌われた。

 家族のためにと、一生懸命仕事をしていた。それなのに、仕事に没頭すればするほど、家族との距離は遠くなった。

 いつの日か、クリスマス

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 雲一つ無い夜空。

 深淵の闇の海に浮かぶ満月は美しかった。

 秋の夜風に乗って祭り囃子が聞こえる。

 子供達が脇を駆け抜けていく。

 祭り囃子に惹かれるように、私の足は自然と神社へと向かう。

 私は唇を噛んだ。

 何度この祭りに足を運んだだろう。

 小さい頃、両親に連れてきてもらった。

 幼馴染みの男の子。中学に上がると同時に引っ越していった男の子と、毎年来ていた。

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