インフレンサーの王国に参加することで臣民にされてしまう

5日付の日経のファイナンシャルタイムズの和訳には考えさせられた
私がちょうど感じている違和感を説明してくれるものでした
「ツイッターは派手な劇場」これはツイッターに限りません
SNSはインフレンサーの王国でそこに参加することで臣民にされてしまう。
そうしたところへ積極的に参加するのはわざわざ支配されに行くようなものです
一方でそこに取り込まれない物事や人々はたくさんいる。
フォロアーがいなくては価値がないインフレンサーであることに価値があるというのは
インフレンサーのポジショントークでしかない
もともと取り込まれていた人々は別だけれどそうでなければそのような言説に影響されて
時間や体力をどぶに捨てることになる
だらだら動画を流していた日にはテレビを捨てた意味も没却される
記事の通りその現実に及ぼす影響は否定しないが、どこまでもリアルの体験とは異なるし
いかなるSNSにも「利用される」リスクはあることを肝に銘じるべき
個人的で一時的な感想で誘い水をかけるやり方には品がないしより良いあり方にも結び付かないと思う。
知も美も静寂から立ち上がる
それがわからなくなっているようなら一度デジタルデトックスしてみたほうがいい

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