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「バンドリ!」の愛美さんに学ぶ、ヒト軸のメディアミックス

普段お仕事でかけないような、ちょっと趣向を変えた記事を書いてみたくって、こちらで投稿します。

「バンドリ!」という、メディアミックスプロジェクトをご存知でしょうか?エンタメ企業・ブシロードが2014年に立ち上げた、ゲーム・アニメ・コミックなど多彩なコンテンツを展開するメディアミックスプロジェクトです。ゲームに至っては全世界で1000万人以上がプレイする、マンモスコンテンツです。脚本は作家の中村航さんが担当しています。

ひとりの女性声優から始まった「バンドリ!」

そんなマンモスコンテンツ「バンドリ!」ですが、実は、愛美(あいみ)さんというひとりの女性声優から、「バンドリ!」の物語は始まりました。

彼女は2011年にソロシンガーとしてデビュー。アニメタイアップ曲などで少しは売れたのですが、その後低迷期に突入してしまいました。そんな折に彼女が声優として参加したのが「アイドルマスターミリオンライブ」というソーシャルゲーム。彼女が演じたのはギタリスト「ジュリア」でした。2014年に開催された「アイドルマスター」のリアルライブで彼女はキャラクターソングをギター演奏付きで披露。これが彼女の転機となります。​

以下ウィキペディアからの引用です。

2013年、ブシロードが配信するスマートフォン向けのリズムゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』の成功により、音楽を中心に据えたコンテンツの可能性に気付いた木谷(※ブシロード代表)は、スマートフォンがゲームや音楽コンテンツとの相性が良いことから音楽を中心に据えたコンテンツができないか考えていた。そのとき、ブシロードのとある社員から2014年2月に開催された『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2014』にて愛美のギターによる生演奏を聴き、彼女にガールズバンドをやってもらいたいという報告を受けた。この報告を聞いた木谷は愛美の演奏に可能性を感じ、ガールズバンドでキャラクターコンテンツを作る新たなプロジェクトを2014年3月に始動した。

前述の通り、その後、「バンドリ!」というひとりの女性声優をきっかけにしたプロジェクトは、世界中を巻き込むマンモスコンテンツに成長するわけです。愛美さん無くして、今の人気プロジェクトは生まれなかったということになります。

その後彼女は、「アイドルマスター」と「バンドリ!」の両コンテンツで武道館の舞台に立ちました。

書き添えておきますが、私は愛美さんの大ファンです。歌声が本当に好きなんです。今でも過去曲含めかなりの頻度で聴いています。

「ヒト軸」から始まるメディアミックス

で、ここからが本題なのですが、今の時代は愛美さんの例のように、「ヒト」のメディアミックスというのが実現可能な世の中です。例えば歌手が俳優をしたり、アイドルからさまざまな仕事に派生したり。文芸作家になった人もいますよね。

芸能人に限ったことではありません。
秀でた人は様々な形で、多方面に進出していきます。その人を題材とした作品も生まれますし、伝記やノンフィクションなども発行されています。
このように、メディアミックスはなにもコンテンツを軸としただけのものではなく、「ヒト軸」で考えることもできるのです。

ユーチューバーだってそうです。彼らはYou Tubeというプラットフォームから多彩なコンテンツを生み出し、様々な形で世に出ています。
ゲーム実況者(ストリーマー)も、数億を稼ぎ出す猛者がいます。

「バンドリ!」と愛美さんから学んだ、私の今の目標

なぜわざわざこんな話をしたのかというと、実は、自分自身を「メディアミックス」してひとり立ちしたいというのが私の今の目標だからです。

表舞台に立つことは、豆腐メンタルの私には茨の道かもしれません。でも、最近記名記事を書かせてもらうようになって、自分の記事が評価される、見てもらえることの嬉しさに気づいてしまったのです。そうなったらやっぱり黒子じゃいられない。表舞台に立つしかない。

いつか本も出してみたいし、何かしらドキュメンタリーにも関わってみたいし。それが実を結ぶのは何年先かはわからないけれど、自分自身をひとつの「コンテンツ」ととらえて、様々な方面に進出していきたいのです。

愛美さんが、「バンドリ!」で唯一無二の存在になったように、私もなにかの形で唯一無二を目指してみたいと思います。

まずは、目の前の仕事に懸命に向き合っていくことから始めていきたいと思います。

※追記
こんな記事を書いたのは、You Tubeでミリオンライブの過去のライブ一挙放送を見てふたたび愛美さんの魅力にハマったからです。

♪執筆BGM
「イニシャル」Poppin'Party
「流星群」ジュリア(CV.愛美)

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