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【動画補完】サンダーザシアンミミッキュver.1

こちらの動画の補完となる記事です。動画で解説すると間延びしてしまうのでよりガチ勢の方はこの記事を見てもらう感じでお願いします。

コンセプト

・サンダーが強いのでたくさん選出する
・誰が扱っても雑に強い構築

僕がバカすぎるせいで一回レンタル消えました。本当にすみません。

個体紹介

・ザシアン@くちたけん
195-244-135-x-135-172
 きょうじゅざん / じゃれつく / インファイト / でんこうせっか
準速エスバ抜きで攻撃特化
サンダーより早くて相手のダイマックスに強い伝説その1
・ガブリアス@きあいのタスキ
183-182-115-x-106-169
スケイルショット / じしん / がんせきふうじ / つるぎのまい
陽気AS
サンダーでは微妙な初動兼詰めと崩しもやんわり行ける
・ミミッキュ@イバンのみ
131-142-100-x-125-162
ゴーストダイブ / かげうち / のろい / こらえる
陽気AS
イバンで1-1交換を取れればいいので身代わり推奨かも。希望が多ければ身代わりverのレンタルも作ります。
・ラッキー@しんかのきせき
327-x-62-x-156-49
ちきゅうなげ / ステルスロック / うたう / タマゴうみ
最遅、BD振り分け(最適じゃなかったらすみません)
相手の特殊ダイマックスを抑制するかも。相手の選出が歪んでおもろい。
・サンダー@いのちのたま
187-x-106-194-111-130
ライジングボルト / ぼうふう / げんしのちから / でんじは
参考 : うわっきーさんの記事
コイツから組み始めたので採用理由はありません。
・カイオーガ@こだわりスカーフ
176-x-110-202-160-156
しおふき / かみなり / れいとうビーム / ねっとう
臆病CS(HCチョッキとかでもおもしろいかも)
サンダーより早くて(スカーフ持ち)相手のダイマックスに強い伝説その2

構築の要点

サンダーとミミッキュによるリレー

本構築はサンダーの初手ダイマックスでゲームをはじめ、イバンミミッキュで詰めを行います。サンダーはダイマックスを切ることで、ミミッキュは相手のラスト1体に対して対面で勝てる範囲が非常に広く、1-1以上の交換を行えます。
サンダーは相手を倒し、ダイマックスが切れた後に電磁波で相手の足を奪い、こちらの裏から伝説ポケモンで縛ることで2体を倒せるので最後のミミッキュでラスト1体を落として勝利です。

ガブリアスによる初動と詰め筋

ガブリアスは「サンダーより速い岩石封じ持ち」という特性を持っています。こちらのサンダーは相手のサンダーに打ち合いで勝つことはできても相手の裏から出てくるサンダーに電磁波を入れる動きが難しかったり、ディアルガやゼクロムなど一部苦手な伝説ポケモンが存在します。
それらに対しガブリアスは打ち合いが可能であり、ザシアンやカイオーガに対しても一定以上の仕事ができることに加え、サンダーに対して「岩石封じ」を連打することで相手の「ダイジェット」による素早さ上昇を抑えることができます。これにより初手ガブリアスからでも裏の伝説ポケモンに繋ぐ動きが可能となっています。
一応ですが、ムゲンダイナ+ホウオウといったザシアンやカイオーガでは若干不安が残るポケモンに対しても気持ち強く、ワンチャンスを掴める構成です。

ちょっとした考察とか

スカーフカイオーガって弱い?

結論そんなことはないと考えています。
とは言え、事実として現状ではチョッキ、食べ残し、命の珠といった低速の型が流行しており、特にチョッキオーガに関してはスカーフオーガに対してサイクルを行えるという魅力があります。
カイオーガの性質として「潮吹き」という技の都合上「体力を削られては最大値を出せない」というものがあり、体力管理をある程度丁寧に行わなければなりません。竜王戦ルールではこの性質が非常に足を引っ張り、カイオーガの「こだわりスカーフ」はカイオーガの最大値を出す上ではいちばん初めに上がる選択肢だったはずです。
しかし、今ルールは伝説ポケモンを二体採用できるためカイオーガで最大値を出せずとも相方の伝説が機能すればパワー負けしにくい、ザシアンなど「ダイマックスを切らない」伝説ポケモンが相方の場合はカイオーガにダイマックスを切ることでカイオーガ本来の最大値を気軽に出しやすくなります。
「体力が削られても威力150の水技を打てる」という点からザシアンの調整が活きないシーンがあったり、「カイオーガにダイマックスを切り相手と強引に打ち合う」という動きを正当化しやすくなった以上、従来よりは「突撃チョッキ」や「命の珠」といった「ダイマックス時に強く効果を発揮するアイテム」を持たせる選択肢が強くなったと感じています。
これらによって「こだわりスカーフ」のカイオーガに対して「ダイマックスをして有利な打ち合いを行えるカイオーガ」が強く扱いやすくなったことに加え、トリトドンのようなポケモンにも「ダイアイス」や「ダイアタック」などで崩しを行えることから「こだわりスカーフ」以外のカイオーガの選択肢が非常に魅力的です。
とはいえこれらの型は「カイオーガにダイマックスを切りたいシーンが多発する」ということがデメリットであり、「スカーフ潮吹き」という「ダイマックスを切らずとも最大値を取れる構成」というのはこれらのカイオーガ単体では絶対に叶わない要素であり、唯一無二です。
よって個人的な感想としては「こだわりスカーフが弱いと言うよりかは、他の型が強くなった」といったところに落ち着いています。
本構築はサンダーにダイマックスを切るためカイオーガにはあまりダイマックスを切りたくないことから「こだわりスカーフ」を持たせています。
とは言え、相方のザシアンはダイマックスができないことに加え、サンダーの「電磁波」は相手の素早さを大幅に下げられるため、「突撃チョッキ」のような型でも十分活躍できる余地があると考えています。開拓の際には参考にしてください。

伝説ポケモンの選出

本ルールは伝説ポケモンを2体採用できるルールです。よって選出は「伝説ポケモン2体を出すのが望ましい」と考えがちですが、本構築は「サンダーミミッキュ+@1」を基本選出としています。
伝説ポケモンは確かに強いですが、今環境はパワーやタイプで伝説との打ち合いで勝てるサンダーや、強力な個性を持ったミミッキュなど一般ポケモンでも伝説ポケモンに勝つ余地が十分に残されています。
むしろ「ミミッキュ」のようなポケモンはある程度のポケモンに対して確実に仕事ができる以上、構築によっては伝説ポケモン以上の価値があり、具体的にはジガルデなどを動かす際には欠かせないパーツとなってくるはずです。禁止伝説も採用できるポケモンが2体である以上シミュレーションしなければならないパターンも多く、選出パターンも多めに用意したいことを考えると、「一般枠のポケモンを選出しても基本の動きができる」、「構成で負けない」といった要素は欠かせないものになると感じました。
よって「何がなんでも伝説ポケモンを2体選出する」という考え方よりかは上記のような要素を含みながら構築を組んだ方が、構築の幅自体はひろがると 考えています。
あと友人にサンダーはイベルタルよりも強いと言われて疑いましたが、この構築のサンダーはイベルタルよりも強く感じました。イベルタル…

終わりに

そういえば有料記事を公開した手前、よく考えたら僕の構築記事をきちんと読んでもらう機会ってあんまり無かったなーみたいなことを思いました。
昔は自己発信のために色々書いていましたが、最近は動画活動でより効率よく発信ができるようになったので構築記事には他の価値を見出していきたいですね。
今後記事を出す場合には、
「この記事の文量+各構築に対する選出と立ち回り+対戦動画のサンプル+その他環境に対する考察」
みたいな感じになるかなーって感じです。

以上になります。ありがとうございました。

追記

有難いことに使ってくださった方がいるので疑問点とかいくつか

Q:サンダー出すの?
岩統一かガブリアス入りじゃなきゃ基本初手です。初手ダイジェットで良いですが、ラグトドン辺りには一回暴風撃ってから様子見でゲームを始めます。
Q:ラッキーいつ出すの?
A:出す想定で組んでないというのが本音だけど、ヌオーを突破するのに石石じゃれじゃれとかで落とします。
Q:ヌオーが残飯持ってたら無理じゃない?
A:ほんまごめん。その通りです。

スポンジさんの放送できついのを全部綺麗に引いてくれたので負けパターンは全部見られるはずです。

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