オフのDiscord導入について

かしこまっても僕の魂の叫びが通じないので思いのままの言葉に乗せて叫びます

経緯

・参加者が要項を読まない(要項に書いてあることを質問される)
・Twitterに全体連絡を流しても見逃される
・提出物の提出率が悪い(パーティ申請・他)
・参加者が指定の場所に連絡を寄こさない

でこれらの問題って「参加者が悪いのか?」という僕の中で疑問が生まれました。
いやまぁ参加者が悪いんですけど(運営がルールであるため)、「『要項を読んでもらう努力』をするべきでは?」と思った次第です。僕が普段から文章を書くことが多い人間だからわかるんですけど文章を読むのってめんどくさいんですよね。
めんどくさくないすか?僕はめんどくさいと思います。

文章を読むことはめんどくさい・・・(1)

次、要項は何のためにあるのでしょうか。コレっっ!!という物は無いですが少なくとも「参加者を罰するための物」では無いです。個人的には「運営を守るための物」であり「参加者が楽しむための物」で、最終的には「運営も含めて不幸な人間を生み出さないこと」が目標になるはずです。
・参加者にとってよりよい体験をしてもらう
・トラブルがあったときの解決の指標にする
などの目的で要項を書きます。
極論「大会のルールや決まりがすべて頭に入っていれば要項は読まなくても大丈夫」です。「要項を読むために読む」のではなく「ルールを把握するために読む」わけですので。(参加申請時に「運営の指示に従いますか?」のチェックボックスを設置すればOK)

分かってるなら読まなくていい・・・(2)

ちなみにこれで「あw読まんでええんかw」ってなったボケナスはこの記事を読むのに向いてないです。要項は読んでください。

次、「ルールを破ろうとする参加者」はほとんどいません。
(部外者はいます)
しかし、オフ大会における参加者におけるルール違反のほとんどは「過失」に起因する物です。「過失」ということは「ルールを守る意思はある」ということです。「守る意思があるのにミスが起きる」のは運営が悪いとは言い切りませんが、その数が過去に減少することは体感ありませんでした。
システムとして正しいものであれば回数を重ねるごとにミスは減るはずです。しかし、「参加者が気を付ける」でミスが無くなるなら「真皇杯の記入ミスによるジャッジキル」は無いはずです。

参加者にルールを守る意思はある・・・(3)

では「参加者のミス」の要因に何があるかを考えます。一つは「うっかり間違えた(これは仕方ない)」、もう一つは「ルールを把握する努力を怠った」ことだと推測しました。
つまり「守ろうとする意志」が「要項を読むために必要な労力を賄うエネルギー」に足りていないから」です。

ミスの要因は努力を怠るから・・・(4)

この4つを踏まえた上で「要項を読まなくてもトラブルが無くイベントを終えられること」を目的にDiscordを設立しました。
しかし、ルールを読まなければ「ルールを把握すること」はできません。従って「参加者の導線の中に自然とルールを把握するフェーズ」が組み込まれている必要があります。
参加者がオフイベントに参加する工程は以下の通りです。

1.オフイベントを認知する
1.5.要項を読む
2.オフの申請ページから申請する
3.当日に会場に行く
4.参加受付にいって色々する
5.対戦をする
6.飯食って帰る

だいたいこんな感じ

・参加者にとってベストな状態とは

オフイベントは「運営が参加者にしてほしいこと」一つ一つにルール・手順を設定する必要があり、参加者はそれを把握しなければなりません。「要項を読んでから申請しろ」を守ったとしても参加受付の際にその内容を覚えているかと言われたら僕は覚えていません。だから前日に読み返していますが、オフ当日に一言一句、注意事項の全てを暗記はできていません。「会場飲酒は禁止・裸で踊らない」などは要項に書いてあるからではなく「常識的にやったらヤバい」からやらないようにしています(裸踊りをしながらランクバトルをする人を僕は知っています)
ではここで「暗記するまで読め」となるのか、「必要に応じてルールを理解していればいい」のどちらに近いのかと言われたらこれは後者寄りになるはずです。よって「何かをする際に手元に要項がある状態」がベストです。

・参加者の導線に沿う

三蔵法師は天竺に経典を授かりに行きましたがそれは三蔵法師の意識が高いからです。一般平民はそんなことしません。ただ平民がスマホを持っていて経典にアクセスできる状態なら経典へのアクセス率は「天竺に行かなければならないケース」より高くなるはずです。経典は日々の助けになる重要な教えがたくさん書かれている(多分)にも関わらずです。
オフの要項を見に行く際には「別のページに飛ぶ」という工程が必要です。ただしそこに労力が発生するのも事実で更に「読む」というコストが必要でもあります。これがすぐ目の前にあり案内として設置してあれば「ルールへのアクセス率」が高くなると予想しました。よって「参加者の導線に沿ってルールを配置すること」が「ルールにアクセスすること」に繋がると考えたのです。

・具体的には

これまでオフに参加したことがある方は分かると思いますが、基本的には案内と申請フォームは隣に置くようにしています。
あとは開会式の時は「注意事項」や「提出物の確認」は参加者と一緒に確認をしながら進行しています。
参加者は開会式のときにスマホを見ている人が多いのですが、そうであれば「スマホを見ながら開会式を聞いてもらう」という体制をデフォルトにすることで、体感参加者もこの流れに乗っかって来やすい気がしています。
基本的には「参加者の導線に要項を置く」ことで参加者のルール遵守率を高められると考えています。

・実際どうですか

これまで色々なオフライン大会を開催してきましたが、過去7世代以前のオフライン大会に比べて、葉桜杯やポケリーグの運営をした際の「運営への質問の数」や「提出忘れ」は大幅に減った気がします。というより確実に減りました。
これらを踏まえてオフ運営にDiscordを導入してよかったな〜というのと、今後オフ用にDiscordサーバーを立てる人はこれらの要素を意識してみてください。

・課題

Q : スマホから見やすいっすか?
A : 実際微妙やとは思う

サーバー構築は基本的にPCで行ってます。実際に一緒に運営した人からチャンネルがごっちゃで見にくいとは言われたのでまあなんか改善の余地はありそうです。


・裏垢

・質問箱
https://peing.net/ja/792d2423719d1b

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