20240903.1850

あーーーわっかんね。

俺はこれで良かったのか。…いや、確実に後悔する。つか既に後悔中~。

[後悔のない選択なんてものはない。全ての選択には確実に後悔の余地がついてくる。]

とか言われても。俺はあれで良かったとは思えねぇんだ。ベストを尽くすとかそうじゃないけど、もっとマシな何か、ねぇ?あったんじゃねぇかなって。

あーーー。

本題、最近あったこと。上記の状態に至るまで。

B型事業所のお仕事。今週は何回か行けた。問題は作業内容。早い話、その作業において俺は専門機関でそれを修めた人間だ。一緒に作業するメンバーはそれを知る人と知らない人がいる。俺にこの仕事を振った職員は知っていて仕事を振っている。

で、急に結末だが、俺は素人面で皆と仲良く協力し合い、30%くらいの実力を発揮し、仕事は無難なクオリティに仕上がった。まぁ、皆で協力して仕上げた仕事だ、キラキラした達成感で「めっちゃいい感じ~」とか言い合った。楽しかった。良かったと思う。あれでいいんだ。きっとそうだ、これで良かったんだ。

きっと。

あ、そうだ。いや、完成した時はまだ後悔してない。どこから後悔が始まったのか遡ろう。

作業が終わった後の時間、俺の経歴を知ってる作業メンバーに言われた。「(k)が中心になって仕切ると思ってた。もっといろいろ言うと思ってたのに大人しく作業してたのが意外だった。」みたいな、ね。ここで俺はやっと周りの期待に気がついた。そして裏切ってしまったような気がして、ちょっと申し訳なくなった。

それから、完成したはいいけどこれから職員のチェックが入って出来次第で手直しも入るかもしれないんだってさ。という情報が帰り際に与えらた。それでちょっとあのクオリティが正解だったのか分からなくなって不安になった。

でも大丈夫だよ、きっと。うん。俺はあまり実力を発揮しなかったけど、あれは普通に上等だと思う。

あーでも。職員は気づくのかもしれない。俺が手抜いてること、たぶん気がつく、かな。

ここから言い訳タイム!

俺が力加減をした理由。まずは自分の為としての理由。
できる俺が示した才に対して、それと同じ才を要求される別の俺たちへの配慮だ。過去にいるんだよ、俺らの中の音楽得意なやつの才が別の俺に強要されて、泣きそうになりながら音痴晒して「ふざけてるの?」て言われる事件。ひでぇよな、あんまりだよ。だから俺は誰にもあいつの二の舞はさせたくなくて、慎重になってる。それが手を抜く理由だ。

次に周りの為としての理由。まぁこれは2つくらいあるよ。
まず、この作業の趣旨だ。おそらくこの作業で仕上げたものは「障害者の皆さんが作りました」というブランディングの上で公開される。俺はブランディングとかそういう作為的にあれこれする術も専門機関で習ってたから、ついそこを気にしてしまった。なるべく普通に、一般的な障害者ぽく、を目指して作業した。一般的な障害者ぽくてのは、B型事業所という場においても俺は浮いていたから、ありとあらゆる場面で皆と違う感が目立っていたから。最近悟ってんだよ、俺は普通じゃないから障害者ってネームプレート貰ったけど、そもそも普通の障害者って枠にも入れてないんだろうなって。あーだめだ、これ以上書くと別の話になりそうだ。やめた。

で?なんだっけ?
周りの為としての理由、2つ目だったな。

未来に同じ作業をする人は確実に今の出来と比較される。そして、未来に作業する人も今同様に精神の不安定さや障害を持っている。だから、安易にハイクオリティなものを仕上げてはいけない。何がきっかけで誰が傷つくか分からない、そのくせ傷つきやすい人が集まる。ここはそういう場所だから。だから気をつけるに越したことねぇだろ。


ここまで書いたら俺の判断も悪くねぇような。そう思えてくるのは、そう思いたいからか。


一番本能的な理由を避けて書かないところだった。書くよ、向き合うよ。
さっきも書いたけど、俺作業所でちょっと浮いてるんだわ。けっこーきつい、あの感じ。寂しいわ普通に。今一度でいいからさ、皆と近い目線で同じ温度で楽しく作業がしたかったんだ。でな、それ叶ったじゃん?だから良いんだよ、そういう意味じゃ。これでいいんだ。

ん。

いいんだわな、これで。はいこの話終わり。めでたしめでたし。



Q,普通の障害者て何?マジで意味わかんねぇ言葉だな。

訳)この言葉で気を悪くした人いたらごめんよ、悪かった。

補足)普通の障害者って言葉はどこから来たかと言うと、俺が身内に言われたんだ「せめて普通の障害者であれよ。」てな。


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