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鉱山に行きたくて行きたくて
駄々こねて
連れてってもらった

行きたい理由は分からないから、なんとしても行かなきゃ行けなかった

「私は私の世界の綻びを繕うために出向いたのだ」

平たい結論で申し訳ないけど、それだけだった。私の頭ではその程度のことしか考えられなかった。

長い道のりを経て鉱山に行き、そして帰って来た。その行く先々の景色・建物・地形・道具を目をして、点と点と線が組上がって形になるのを感じた。
私の世界に似ていた。今日一日の景色は私の世界と酷似していたんだ。前にこの鉱山へ来たのは小学生の頃だけど、その当時のその一日の映像記憶が私の世界なんだと嫌でも分かった。

そうなると私の頭が足りない理由は明確で、とあるたった一日の映像記憶を基盤にした小さい世界の住人だからだ。現実世界で多くの場数を踏んでいない、たった一日である。その上持ってる記憶がほぼ映像記憶のみとなれば、頭が未熟なのも必然だ。

そして鉱山に行きたがったのも必然だ。私の知る唯一は、その鉱山とそこまでの道のりの景色だけだから。私はただ故郷を見たかったんだ。

内界のとある世界の私の空間、その本質はたった一日分の映像記憶。それが分かったのは大きな収穫だ。それにこの記憶は小学生時代のとある一日なので、しっかり経年劣化していた。その劣化を修復するための日帰り旅だった。

そして私をこの旅へと駆り立てた誰かは、きっと私を守りたかった誰かなんだと、そんなことすら妄想してしまう。私には自力で醒める力はないから、誰かが私を醒ましたんだとそう思うんだ。綻びを繕うために。

今回思い知ったよ、所詮私はパーツで人格ではない。今も皆から語彙力とか考察力とか数えきれないくらいいろんな力を借りてこれを書いているんだ。

「◯◯◯は解体されたんだ。それはもう散り散りに。」

そうは聞いていたけど、現に私がたった一日分の映像記憶のみのパーツだったわけで、ほんとに散り散りに解体されたんだとやっと理解した。

そんな私たちaを一欠片も残らず全て幸せにしようなんて。そんなことのために散り散りになった男の子がいるとか、もうわけわかんないね。私の内界事情は思ったよりも愛にまみれてるみたい。

…分からないね、愛ってなんだろう。あれは愛なのかな。

でも良かったの。今回の旅で私は自分の形を取り戻せたから。

そろそろ現実見なきゃいけない。でも逃げてる。仕事休んで今これ書いてるの。良くないね。でも良いことでもあるんだよ。私はこれを書いたから、仕事を休んで得たこの時間は決して無駄じゃない。今週はカウンセリングがあるから、話す内容まとめないと。

仕事を休んだからってその一日が無駄になるわけじゃない。やりたいことやれば時間は無駄にならないし、ぼーっと休んでそれで疲れが取れるならそれも十分有意義だ。
最近そのマインドで休みまくってる。悪いことだとは思うけど、そんなに極悪じゃないし、なんなら良いことな側面もあるよ。

皆さんも無理しないで。どうか健やかに。(無理したい時は無理したほうがいいけどね。無理したいのに無理して無理しないのも負担じゃん。)

さて。カウンセリングのやつでも考えようかな。またね。


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