20240822.2213
内界での進展が多い。
理解が追いつかない。
一方で停滞する日常。
これもまた頭が置いてけぼり。
簡潔に。
なるべく簡潔に状況を整理したい。
頭が疲れている。
体も弱っている。
原因はあれだ、という心当たりがある。
全身を虫が這い回る幻覚を初め、あちこちが縛られているように痛いという幻覚。それら触覚系の幻覚に苦しんでいたのが、先週だったはずだ。
幻覚が視覚系や聴覚系などであればある程度操作ができるが、触覚系は操作できた試しがなかった。だからピンチだった。
そのピンチに浮上した奴らが魔導師団k族(若干ふざけた名前にしてみた。)だった。奴らは勝つことへの強い執着を持っていて、血気盛んな奴らだ。追い込まれるとここぞとばかりに暴れ出す習性があり、今回もそれだった。
慣れない種類の幻覚の制御、いかにも奴らが好きそうな無理難題。
私(ナイト)は奴らのすることには詳しくないがわかる範囲で書こう。早い話、奴らは触覚系の幻覚の変換に成功した。虫が這い回る幻覚がしていた時だ、冷たくてとぅるとぅるした金属の小石みたいなのが全身を滑り回る感覚に変換された。虫が這うのは気持ち悪かったけど、変換後はかなり気持ちいい感覚だったと思う。私からしたらその一時は成功に思えた。
だがk族が揉めているのだ。奴らはプライドが高いからいつものことだ。
幻聴的に彼らの声が少し聞こえてたんだ。例えば「大人数を繋ぎすぎだと思う」「まわりくどいなぁきったねぇ回路」「つか燃費悪くねボツだボツ」「それなー、詠唱ながーいだるーい発動おそーい」「おいなんであいつを回路に組んだ」とかね。
今週ずっと揉めている愉快なk族たちだ。
はぁ。
奴らのおかげで頭の疲労がとんでもないよ。何をやっても上の空だ。今日一日をどう過ごしたかなんて分からない。そういう状態だ。
私としてはaさえ無事ならなんでもいいが、現状無事とは言えない。吐き気と頭痛とめまいと、全身の痛みで苦しむような生活だ。悲しいことにk族を止める力は私にはないのだ。不甲斐ない。
祈ることしかできないのだ。
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