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#24 健常者と障害者、平等と公平。



ある日のこと

リハビリをしながらPTさんが
冗談で僕に言った

「 この程度の障害じゃ
   パラリンピックには出られないよ!笑 」

僕はスポーツ選手を
目指しているわけではないから
その点においては別に構わない

別に特別扱いされたいわけじゃない

できることなら、ふつうでいたい

でももう、ふつうでは在れない

その中で、自分の個性(障害)との付き合い方を
まだ模索している途中なのに

なんでもない
関係ない人間からすると
〝その程度〟に過ぎないのだ


別の某国家資格をお持ちの方にも
こう言われたことがあった

「 なんだ、全然歩けるじゃん 」

その当時、装具をして、
その装具を隠して、
普通に歩けているように装っていたのに

「 歩行障害っていうものだから、
   もっと酷いと思っていたよ 」

「 これまでもっと酷い状態のひとに
   立ち会ってきたから 」

「 そんだけ歩ければ十分な気もするけれど。笑 」



ここまでくるのに
何時間も、何日も、何ヶ月も、かけたのに、

ふつうのにんげんから見たら

〝その程度〟に過ぎないのだ



こんな足ならいっそのこと無くなってしまえ


義足の方が
分かり易く理解してもらえるかもしれない


本当に失礼ながら
そんなことを思ってしまったこともあった




障害の中での区別は
公平であるためのものなのに

そうして公平を求めているだけなのに


ふうつ と 非ふつう に於いて
ふつうのセカイでは
平等を目標としているように感じる



ただ、ふつうのように、
ただ、生きたいだけなのに、



お互いのことが理解できなくても

お互いのことを理解しようとすることは
できると思うんだ




でもきっと、この場合の問題は、

〝 相手のことを考えた言動 〟という

ふつう とか 非ふうつ とか
それ以前のおはなしなのよね、きっと




想像力


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