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2020年の在宅ワークのために購入したガジェットのまとめ

2020年は激動の1年でしたね。現職では1月からリモート勤務が始まったということもあり、いかに快適な在宅環境を作るのかということで試行錯誤の1年でした。

画像1ほぼ、環境を刷新したと言っても過言ではないので備忘録がてらまとめていきます。

Sonarworks Reference 4

同僚からSonerworks Reference 4を使うと音が良くなるよ!とおすすめされたのが沼の始まりでした。

Sonerworks Reference 4はスピーカーから出した音を付属のマイクで計測し、バランスを整えてくれるツールです。スピーカーや部屋の調整を完璧に行っている人には不要なツールですが、オーディオ素人としては耳に自信はないので調整の確認、どうしても調整できないところの補助として役立っています。

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購入時はMac miniからFOSTEX PM-0.3YAMAHA YS-107、なんか安いサブウーファーから直接音を出していたため、変わったかと言われると微妙という具合でした。この後購入したスピーカーやオーディオインターフェースと組み合わせて真価を発揮しました。

このSonerworks Reference 4に付属する測定用マイクはコンデンサーマイクになるためファンタム電源としてMouKey M4811とマイクのゲインを稼ぐためにaudio-technica AT-MA2も購入しています。

audient ID22

沼に落とし込んでくれた同僚に音がそこまで変わらないんですよねーという話したところID22を貸して頂き、そこで音が気に入り売ってもらいました。

オーディオ畑の人間なので情緒溢れる表現はできないのですが、ID22を導入した効果は今まで聞こえなかった音が聞こえるようになった、音自体が良い音というか好みの音になったというのが大きいです。

音の出口であるスピーカーを整えていけば良い音になると思っていたので、オーディオインターフェースでここまで変わるのかと目から鱗でした。おそらくこのときが決定的に沼に浸かった瞬間です。

TANNOY GOLD 5 + TANNOY TS10

ID22の導入当初はそこまで気にはしていませんでしたが、在宅ワークで常に何か音楽をかけている状況ではしだいに音に不満がでてきました。なんか微妙に全体のバランスが悪く感じたり、低音系の音が好みじゃないだとか。

そんなときにこの動画を見てしまい、物欲がMAXになってしまいTANNOY GOLD 5を購入しました。

当時は日本では全然買えない状況で、為替+送料の兼ね合いで少し割高になってしまいましたがamazon.comで在庫があったのでそちらで購入しています。

ファーストインプレッションとしてはこれがスピーカーなのか!!というので今まで使っていたのは音の鳴る箱でした。同僚から点で鳴るという表現を聞いていましたが、これがそうなのかという感動がありました。また、低音の音がめちゃくちゃ好きでTannoy Gold 5は一発でお気に入りになりました。

ただ、TANNOY Gold 5自体はとても良いのですが、一つ不満をあげるなら低音が腹に響かないことです。元々、サブウーファーを入れていたこともあって、それがなくなったことに少し不満がありました。

そこで購入したのが同一のメーカーのTANNOY TS10になります。

在宅環境ではローデスクを使用しており、その机の下に入るサイズでかつ同一のメーカーで音の傾向が近く違和感も起きにくいだろうということでの購入になります。

また、このタイミングでID22とTANNOY Gold5、TANNOY TS10を繋ぐケーブルはCANAREのもに変わっています。同僚からのお勧めなら間違いない。

このID22、TANNOY Gold5、TANNOY TS10という環境で2021年を迎えましたが特に大きな不満はありません。在宅ワークで一番はじめに音楽再生環境を整えたことでQOLも爆上がりしたおかげで特にストレスなく仕事をし続けられたと思います。

在宅環境を整えるならまず音楽再生環境を整えろ。

LG 29UM69G-B

TANNOY GOLD 5を購入した弊害の一つで、元々トリプルディスプレイにしていたディスプレイとTANNOY GOLD 5が干渉するようになりうまく配置できないということがありました。

三菱の24インチということでモノは悪くはなかったのですが、さすがに10年近く使っておりいろいろとヘタっているというので買い換えたのがLG 29UM69G-Bになります。

これは正直失敗したなとは思っていて、まず縦の解像度が1080しかなくて狭くKindleでマンガによっては文字がとても読みにくいです。また、やはり元々トリプルだったというのもあり総解像度として全く足りてないという状態でした。

ただ、発色としてはヘタっているディスプレイと違ってめちゃくちゃ良くなったのでそれが唯一の成果ですね。

合わせてモニターアームも購入しました。在宅ワーク中は目に入る情報量を減らす、ケーブルが散乱して汚いと感じることがストレスになるため、机上からケーブルをなくすというのは重要だと思います。

他にもケーブル関係だとこの辺りが机上のケーブル整理の効果が高かったです。

LG 43UN700-B

LG 29UM69G-Bに不満があったことと、アニメやゲームをもっと迫力ある形で見たいという欲求がありLG 43UN700-Bを購入しデュアルディスプレイに変更しました。

とりあえず言えるのは43インチの4Kはデカすぎるということです。首の上下移動が多く上側にウィンドウを配置しない生活になりました。

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現在、壁紙を改造してウィンドウをこのサイズに配置すると良いよとわかりやすくしているような形ですね。そのうち上の方にはAudio Visualizerとか再生している楽曲の情報でも出そうかなと思っています。

4K HDRということでとても綺麗なのですが、HDやSDといった動画は汚さが目立つようになり少し失敗したなとは思っています。普段はAmazon Prime、Netflixでアニメを見ていて大部分のアニメはHDなので結構気になります。

LG 43UN700-BにはSuper Resolution+という超解像処理機能という機能があるのでそちらを有効にすれば多少マシにはなりますが、画像やアイコンなどの見え方が変わるケースがあり一長一短です。

ちなみにいろいろと見て回った結果、SDのはずのDOG DAYSが一番綺麗に見れました。もちろんジャギーは気になりますがエンコードが良いのか他のHDのものより綺麗に見れます。

まだ購入して1週間ぐらいですが、LG 29UM69G-Bのときより格段に良くなったけど、不満が残ると言うような形です。4Kはまだ早いということでもしかしたらウルトラワイドの35インチぐらいに変えるかもしれません。

Shure SM57

在宅ワークで避けては通れないないのがオンラインミーティングです。

モブプログラミングなどをしていると4時間ぐらい繋げるのですが、Bluetoothヘッドフォンを利用していると耳が痛くなったり、突然の充電切れでミーティングを続行できないというときがあります。

そこでスピーカー+マイクの構成でミーティングを行えるようにShure SM57を購入しました。

選定理由としてはスピーカーの音が入らないような指向性なこと、見た目がかっこいいことです。普通に使うならSM58で良かったのですがポップガードがカッコ悪すぎる・・・というのでSM57を選択しています。

効果自体は自分ではよくわかりませんが、SM57に変更してから良く声が全然違うとか、ラジオやYoutubeの音と言われるようになりました。他のミーティング参加者の声やタイピング音なんかも入らない(強くタイピングすると聞こえるらしい)ようで、オンラインミーティング用としてとても良かったです。

欠点としては口元がマイクから離れると途端に音が小さくなるため、この距離感には結構気を付けるようにする必要があります。

ケーブルとインテリアの兼ね合いもあってこのタイミングでマイクアームとポップガードも購入しています。

特に不満はないのですが、強いて言うならディスプレイアームぐらいに自由度のあると良いなとは思っています。アームがディスプレイやスピーカーと干渉しやすいので設置箇所や座る位置に関係するので、何かそういった良い商品があれば買い換えたいとは思っています。

Cloud Microphone CL-1

SM57でボイスチェンジャーを使って遊んでいると入力されるゲインが低いように感じていました。オンラインミーティングのさいに他の人に確認したところやはり少し声が小さいと。

ただ、手持ちのマイクアンプやオーディオインターフェースでゲインを上げるとノイズがかなり乗ってしまう・・・ということで購入したのがCloud Microphone CL-1です。

Cloud Microphone CL-1はゲインを上げつつも、ノイズを抑えてくれるというものになります。ファンタム電源が必要になりますが、そちらはID22が対応しているためID22からCloud Microphone CL-1を繋ぎ、そこからSM57を接続する形になります。

これは本当に綺麗にゲインを上げてくれてとても満足をしていますが、それだけのために2万出すのかというので少しお金の使い方を間違え始めている気はしないでもないです。

TAGO STUDIO T3-01

ボイスチェンジャーで遊ぶさいに普段はSony WH-1000XM2で有線接続を行いモニターしているのですが、このXM2はオンラインミーティング時にも使ったり、外出のさいに使っているので配線や接続管理、充電管理がとても手間になっていて有線ヘッドフォンを探していました。(余談ですが、ヘッドフォンとマイク+スピーカーは結構使い分けてます。ずっと聞くかずっと喋るときはマイク+スピーカーで、短時間でやりとりが多いときはヘッドフォンの方が使い勝手が良いです)

そのとき一目惚れして衝動買いしたのがTAGO STUDIO T3-01です。

ファーストインプレッションとしてはめちゃめちゃ音が良くて、TANNOY GOLD 5の音をそのままにヘッドフォンになったというような感じです。TAGO STUDIO T3-01とTANNOY GOLD 5を両方鳴らしながらT3-01をつけたり、外したりしても音の広がりかたが少し変わるだけでかなりシームレスに移り変わってとても気持ち良いです。

副次的な効果ですが、TAGO STUDIO T3-01で聞くボイスチェンジャーのを声がかなり可愛くなりました。Sony WH-1000XM2と再生周波数が違うのでそこなのか、もしくは音が良くなった効果なのか謎です。

Synology Router RT2600ac

在宅ワークをしていると問題になりやすいのがネットワークです。特にオンラインミーティングで帯域を利用している中で、大きなファイルのダウンロードが発生するとミーティングに影響が出たりします。元々OCNの光で1Gbpsを引いているので回線自体は問題ないはずなのですが、通常時で60Mbpsぐらいしか出ておらず、たまに問題になっていました。

その改善のために購入したのがSynology Router RT2600acです。元々はNECのルーターを利用していましたが、Synology Router RT2600acとLANケーブルをCAT-8に変えたことで200Mbpsぐらい出るようになりました。(CAT-8はルーターに対してオーバースペックです)

ここでさらにIPv6に変更したことで最終的に500Mbpsぐらいまで出るようになっています。

logicool C920n

ちょうどオンラインで登壇する機会があったので、同僚からお勧めを聞いて購入したウェブカメラがlogicool C920nです。

良いウェブカメラというよりは、このlogicool C920nがウェブカメラの品質として最低ラインと感じられる無難なウェブカメラです。つまり今まで使っていたウェブカメラはおもちゃですね。

実は趣味の撮影件、将来的にウェブカメラ対応が来るだろうと期待して買ったInsta360 ONE R 1-Inch Edtionもあります。が、4K Editionにはウェブカメラ対応しましたが未だに1-Inch Edtionは未だに対応がきません。悲しい。

Kensington Orbit Fusion

KensingtonのSlimbladeこそ至高のマウスだと思っていますが、さらなる至高のマウスに出会うためにKensingtonの新製品は買うスタンスです。

Orbit Fusionはかなり出来が良くExpert Mouseのワイヤレスと比べるとスクロールホイールの精度が高くスクロールに違和感がありません。また、手の小さい自分でもフィットするエルゴノミストデザインで違和感もなく人にお勧めできるトラックボールです。

まぁSlimbladeの方が神ですけどね。Kensingtonさんには早くSlimbladeをそのまま無線化したSlimblade Wirelessを早く発売して欲しいです。

おわりに

他にもMac mini 2018+eGPUでメモリ64GBにしたり、座椅子が壊れたので買え変えたりしていますが、まぁ特に言うことないです。

2021年も引き続き在宅ワークになりそうなので、引き続き在宅環境の向上をしていきます。既に在宅環境が良くなりすぎてもう会社で仕事できる気がしないので、これ以上良くしたらどうなってしまうのか心配になりますね。


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