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mClassic購入レビュー

先日、投稿した2020年の在宅ワークのために購入したガジェットのまとめにも書きましたが、LG 43UN700-Bという4Kディスプレイを購入してからストリーミングで見るアニメの画質が気になって仕方ないです。

Amazon PrimeやNetflixで見れるアニメはだいたいHD画質、ちょっと古い作品になるとSD画質になりジャギー がとても気になってしまいます。

ところで、mClassicというガジェットはご存知でしょうか。

mClassicは解像度の低いゲーム機をHD、または4Kにアップスキャンコンバーティングしてくれるガジェットになります。Anti-AliasやShapingがあり、かつ低遅延で高解像度にアップスキャンコンバーティングしてくれるということで、これはアニメの再生にも使えるのでは!!!!?

ということで購入してみたのでmClassicのレビューをしていきたいと思います。

mClassic

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同梱物はmClassicの本体と電源用のmicro USBケーブル、HDMIの延長ケーブルになります。

mClassic本体にはHDMIのオス、メスの端子とスイッチがついており、既存のHDMI機器の間にmClassicを接続して電源用のmicro USBケーブルを挿すことで動作します。

入力解像度とスイッチによる出力解像度の早見表は上記のリンクのSupported Videoを参照してください。

輸入にかかる期間

今回は公式のショップ経由で輸入しました。

購入日は1月2日で、Landmark Globalを利用した国際郵便になります。

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細かい日程は画像を見ていただくとして、最終的に到着したのは1月24日。つまり注文してから22日経ってmClassicが届きました。

amazon.comにもmClassicはあるので早く購入したい方はこちらで購入した方が良いかもしれません。

SD画質の比較

再生するものとしてはAmazon Primeにある未確認で進行形(SD画質)での比較になります。

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4Kをソースとした場合、SDのアニメでは逆に少しジャギーが強調されてしまいます。

対してHDをソースとした場合はジャギーがかなり軽減され、さらに線が強調されることによってメリハリの効いた画となっています。

HD画質の比較

再生するものとしてはAmazon Primeにあるゆるキャン△.(HD画質)での比較になります。

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HDの場合は4KソースでのmClassicのありなしではほぼ違いはわかりません。体感レベルで言えば多少締まった印象はありますが恐らく気のせいレベルではないかと思われます。

HDをソースではSDと同様にジャギー が軽減されていることが見てわかるレベルで効果が出ています。

mClassicの問題点

基本的には挿すだけで動作するため特に問題なく扱えるのですが、相性問題なのか私のMac mini → eGPU → 4K HDMI Switcher → mClassic という環境ではMacの解像度を切り替えるとmClassicからの出力がなくなりディスプレイに映らなくなります。(HDMI Switcherで別解像度の端末に切り替えるのは問題ない)

こうなるとmClassicの電源ケーブルを抜き差ししてmClassicを再起動させないとうまく動作しなくなるため、頻繁に解像度を切り替える場合は注意が必要です。

mClassic総評

HDをソースにするなら効果が高く、特に問題なく動作するのでかなりおすすめできます。今回は比較に出しませんでしたが、PS4や非力なWindowsマシンなどでゲームをするさいにも効果が高くゲーム用途としてもオススメです。

もちろん、はじめから4Kで出力できるならそちらの方が綺麗なのはたしかですが、仕様上4K出力ができない、スペックが足りずに重くて4K出力はできないというときに$99でそれなりの綺麗さで4K出力できるというのは選択肢としてなかなか悪くありません。


ただ、私の環境という面では作業スペースを確保したくて4Kにしているため、アニメを見るたびに解像度を変更するかと言われるとかなり面倒臭いので悩ましいところです。気軽に切り替えれるスイッチ付きのダウンスキャンコンバータを入れるかなぁ。

このあたり納得のいく4K環境にたどり着くにはまだまだ時間がかかりそうです。

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