超常現象は出雲からの使い!?
広島県北部から島根県へと連なる中国山地において多発している超常現象があります。
「ヒバゴン」「UFO」「ピラミッド」「ツチノコ」であります。
今回は、神話の宝庫「出雲」へと一直線に繋がるこの「ミステリーライン」をレポートしたいと思います。
※私は「ムー」の人ではありません。
『ヒバゴン』
1970年中国山地比婆(ひば)山麓にて身長約1・6メートルで、逆三角形の顔とゴリラに似た体つきの生物の目撃情報が多発しました。
比婆山の祟りだとかゴリラが逃げ出したのではないか等の情報が錯綜しました。
全国的な狂騒も1974年の目撃を最後に情報が絶え、地元の旧西条町は収束宣言を出すこととなりました。
1980年代に入って比婆山から南下した場所にある、福山市山野町にて同一個体とみられる情報があった以降目撃されていません。
専門家は「ヒバゴンは情報量の多さがダントツで人々の間に浸透していた未確認生物だと言える。報道当初こそ人々を恐怖におとしいれたものの、人や家畜に被害を与えたわけでもなく、住民のように扱われている未確認生物はほかにいない」と総括しています。
近年、目撃エリアにて正体が分からない獣の死骸を見つけて撮影・埋葬した住民がいた、とのテレビ番組が放送されたのは記憶に新しいところです。
※参考画像
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『ピラミッド』『UFO』
広島県庄原市の東部に標高815メートルの葦嶽山(あしたけやま)はあります。
どの方向から見ても三角形に見えるその山容と巨石群は神秘的で昔から神武天皇陵と言い伝えられています。
1934年にピラミッド研究家の酒井勝軍氏が葦嶽山は2万年以上前の世界最古のピラミッド本殿であると発表しました。北側の鬼叫山(ききょうざん)には方位石、ドルメン(供物台)と呼ばれる人工的とも思えるような巨石遺構が広がっており拝殿として位置づけられています。
2万年以上前というと4700年前のエジプトのそれよりもさらに遡るしろものということになります。当時日本は大陸と地続きであったことは既に証明されています。それを考えるとピラミッドは日本からエジプトへ伝播した可能性も否定できないのであります。
テレビでおなじみの吉村作治教授もエジプトと日本のピラミッドには共通点が多い事を指摘しています。
ピラミッドの定義にスッポリとあてはまる葦嶽山近辺ではUFO目撃情報が絶えないのもうなずきたくなるのであります。
※参考画像
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『ツチノコ』
ツチノコとは日本全国で目撃例のある体長30~80㎝の胴の太いヘビ状の未確認生物であります。
ブームのおりは各市町村や企業がこぞって100万円~2億円の賞金をかけていました。
広島県の上下町においても目撃情報が多発し、全国から多くの人が押し寄せました。
目撃談による特徴としては
① 2~10mジャンプする
② 日本酒が好き
③ 「チー」と鳴き声をあげる
④ 丸太のように横に転がる、あるいは尾をくわえて体を輪にして転がる
⑤ いびきをかく
⑥ 味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き
などがありますが捕獲例はなく真意のほどは定かではありません。
※参考画像
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いずもへ?
吉本新喜劇のギャグではありません。考察であります。
以上、「ヒバゴン」「ピラミッド」「UFO」「ツチノコ」を紹介しました。
これらの情報は日本各地に存在しております。
しかし今回紹介した中国山地における目撃地域を結んだ線の先には、これまたミステリーの玉手箱「出雲」が待ち構えているのであります。果たしてこれは偶然でしょうか?
それとも彼等は出雲からのメッセンジャーなのでしょうか?
だとするならば一体なにを私達に伝えようとしているのでしょうか?
謎は深まるばかりであります。
後編へつづく
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ヒバゴン騒動をモチーフに“信じる心の大切さ”を描くハートフルコメディ。直木賞を受賞した作家・重松清が書き下ろしたのが『いとしのヒナゴン』(文藝春秋刊)。この原作を「ぷりてぃ・ウーマン」の渡邊孝好監督が映画化。主演は伊原剛志と井川遥。広島県出身の奥田民生が『すばらしい日々』を主題歌として提供。
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