初っぱなからニックネーム変更

ニックネームを変えてみた。
ブレている。
というより、“思い出した” かな。
梨木香歩さんの『マジョモリ』からいただいた。
これは絵本なのだけど、魔女と言っても、一般的に想像する魔法をかける黒い服を着た箒を持つ女性は出てこない。
わたしは、“将来お店を出すなら”という妄想をする癖が小さい頃からある。
どんなものを売るのか、場所は何処にするのか、お店の名前はどうするのか。
紆余曲折を経て、だいぶ固まってきた。
わたしにあと少しの勇気と資金があれば現実にしたいのだけど、長年勤めている正社員の安定した変化の無い生活に別れを告げられずにいる。
“マジョモリ”は店名にいただこうと思って温めていたワードだ。
カタカナの並びも素敵だし、響きもいい。
なにより、わたしが梨木さんの書く“魔女”に憧れているのだ。

“大きくなったら”なんて言えるようなことは小さな頃から無かったと思っていたけど、そういえば、なんとなくずっとあるのは、店を出すことと、“おばぁちゃんの知恵袋”がいっぱい詰まった人を温かく優しく包んでくれるようなおばぁちゃんになりたい、ということ。
漠然とした感じだったのが、梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』を読んで、そう!コレ!この魔女だ!と思った。
こんな魔女にわたしは、あこがれ、なりたいと思う。
“魔女”という単語に、少々シックリ来なかったけど(もっと日本的なおばあちゃんに憧れてたから)、でも、やっぱり自然の草木を活かして人を元気にして、自然を感じて生き、人の心を軽くしてあげる。そんなことをしてくれたのが魔女だったのだろうと思うと、わたしのあこがれてるのは魔女だったのか。とも思って今は納得している。
本当は、もっと日本的な名詞が有ればいいのだけど、まだ見つかっていない。

これから、おばあちゃんに向かって突き進む訳だから、そろそろ勉強したいと思い、ちょっとずつ本を読んだりしている。
『家庭でできる自然療法/東城百合子』なんて読むと、ワクワクしてきてしまう。
中医学的なこと(漢方とか)や、西洋からのハーブとか、知識を深めたい。
家族や手に届く範囲の人たちの体や心を癒すことができる人になりたい。
今にして、初めて『おおきくなったら』の夢がやっとはっきりして来てきた気がする。
そして、進む方向が分かると、なんだか身も心も軽くなる気がする。

さて、今日の発見は・・・
『魔女になりたい』

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