頭と身体

今日も書くことがない。

アルバイトをいくつかかけ持ちしている僕だが、日によってはバイトをはしごすることがある。今日がまさにそんな日だったわけだが、実ははしごをすること自体はそこまで苦痛ではない。
苦痛なのは、1度家に帰って、再度出なければならないことなのだ。

この苦しみは尋常ではない。スイッチが切れる、という感覚は体の機能をこれでもかと低下させる。そして再びスイッチを入れる力を出すのに大変な努力を要し、そのことがまた自分を疲れさせる。

人の集中力は一般に60~90分程度と言われているが、1度切れた集中力はおいそれとは戻らない。下手に休憩を取ると却って疲れてしまう。しかし、体は節々が悲鳴をあげる。休みたい、止まりたいと呻く。だが頭は、集中を切らせばもう動けなくなる、動き続けろと発破をかけ続ける。まるでブラック企業のようだ。

今はまだ、そんな扱い方をしていてもいいかもしれない。しかし、5年後10年後、そのツケを払わなければいけない時が来るかもしれない。長年鞭打たれた身体の反抗に遭うかもしれない。

これからも働き続けるために、頭はどうするべきか、問われている。

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