Power Automate for desktop 2024年のアップデート振り返り
きぬあさです。
本記事はRPA Advent Calendar 2024の12月3日分の記事となります。
気が付けば2024年も残りあとわずかとなりました。
今回は2024年にリリースされた、Power Automate for desktop(PAD)のアップデートについて振り返ってみたいと思います。
なお振り返りにあたっては、株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所(通称:ロボ研)様の下記記事を大いに参考にさせていただいております。
この場を借りてお礼申し上げます。
2024年1月のアップデート・バージョン 2.40
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
アクションパネルからのアクション追加に加え、AIを活用した「提案アクションパネル」(プレビュー版)が利用可能に(米国環境のみ)。
空の値がサポートされ、入力変数をオプションとしてマークできる新しいトグルパラメータが追加。
シングルサインオンがサポートされ、Windowsセッションのアカウントで迅速にサインイン可能。
Word用の専用アクションが新たに追加(例:Wordの起動、保存、閉じるなど)。
HTMLコンテンツを作成する新しいアクションが追加。
SAP GUIアプリケーションをSAPインスタンスにアタッチする新しいアクションが追加。
SharePointクラウドコネクタに新しい操作「新しいドキュメントセットの作成」が追加。
改善点:
「作業キューアイテムの更新」および「遅延付き再キュー」のアクションに新しい入力パラメータが追加。
Outlookからのメールメッセージ取得アクションに「HTMLとして本文を読み取る」トグルパラメータが追加。
アクションモーダルに最大化ボタンが追加され、全画面表示が可能に。
クラウドコネクタ操作の動的出力スキーマに関するユーザーエクスペリエンスが向上。
修正された機能:
サインインダイアログをキャンセルした際に発生する未処理エラーが解決。
不明な待機アクションを含むフローを開こうとした際のフロー初期化エラーが解決。
画像ペインで「カスタム遅延で画像をキャプチャ」オプションを選択した際の動作が改善。
データグリッドで使用される変数ピッカーコントロールのパフォーマンスが向上。
親フローから無効な子フローを実行した際のエラーメッセージが適切に表示されるように修正。
ロボ研さんによるアップデート情報
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2024年2月のアップデート・バージョン 2.41
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
ピクチャーインピクチャー実行モードがパブリックプレビューで導入され、ユーザーは仮想ウィンドウ内でローカルのアテンドデスクトップフローを実行できるようになりました。
Power Fx対応のデスクトップフロー(プレビュー)で、文字列補間を使用して入力テキストに直接Power Fx式を使用できるようになりました。
強化と改善:
コンソールからローカルアテンドフローを実行する際のフロー入力および出力ダイアログにフロー名が表示されるようになりました。
「Power Fx対応(プレビュー)」プロパティがフローのプロパティペインの「一般」タブから「詳細」タブに移動されました。
「CyberArkからパスワードを取得」アクションのエラーメッセージが強化され、HTTPステータスコードとレスポンス内容が含まれるようになりました。
Power Fxフローのテキスト、リスト、およびデータテーブル変数の一部のサポートされていないプロパティが変数ピッカーメニューから非表示になりました。
UI要素のスクリーンショットに関連するパフォーマンスの改善が行われました。
コネクタ操作情報のキャッシュに関連するパフォーマンスの改善が行われました。
SAP GUIアプリケーションのツリー項目の展開または折りたたみが正しく記録されるようになりました。
修正された機能:
削除された子フローを持つ親フローをコンソールから実行しようとすると、適切なエラーメッセージが表示されるようになりました。
無料のMicrosoftアカウントを持つユーザーがコンソールでデスクトップフローの説明を更新する際に発生した問題が解決されました。
コネクタ操作で、動的入力パラメータの値が変更されたときに依存する入力パラメータがリセットされない問題が修正されました。
無効な名前をアクションの生成された変数に提供すると、名前が修正されるまでアクションを保存できないようになりました。
Copilot支援のスクリプトアクションで、スクリプトを再生成する際に「このスクリプトを使用」ボタンが一時的に無効になる問題が修正されました。
Power Automateエージェントのインストーラーで、仮想デスクトップ用のタスクがWindowsタスクスケジューラから削除される問題が修正されました。
SAP GUIおよびJavaアプリケーションで、レコーダーの対応するコンテキストメニューから「ツリーノードの展開/折りたたみ」アクティビティを記録すると、ツリーノードが正しく展開/折りたたまれるようになりました。
Webブラウザの異なるタブで発生するWebページアクションが正しく記録されるようになりました。
Internet Explorer 8で要素ピッカーが正しく動作しない問題が解決されました。
その他の発表:
Power Automate for desktopまたはマシンランタイムアプリケーションを開くと、マシンが自動的にクラウドに登録されなくなりました。
ロボ研さんによるアップデート情報
2024年3月のアップデート・バージョン 2.42
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能
フィルタリングとソート機能を備えた変数ピッカーが利用可能に。
Power Fx対応のデスクトップフローに新しい関数ピッカーが追加。
Power Fx対応のデスクトップフローでIntelliSense機能が利用可能に。
クラウド経由で実行されたデスクトップフローの最小実行ログがサポート。
フローの実行URLを使用する際に、現在のWindowsアカウントでサインインするための新しいパラメーターが追加。
新しいExcelアクション「Excelワークシートのセルをクリア」が導入。
強化と改善
親デスクトップフローが最大150の子フローを呼び出せるように。
ワークキューアクションに新しいエラーメッセージが追加。
Webブラウザ起動アクションと画像認識アクションに新しいエラーメッセージが追加。
Outlookを通じてメールメッセージを送信するアクションに「下書きとして保存」オプションが追加。
Webページ上の要素にマウスをホバーするアクションに「マウスを移動してホバー」オプションが追加。
修正された機能
共有フローで新しい接続を作成して実行する際の問題が解決。
「ログメッセージ」アクションのテキストが適切にローカライズ。
UI要素の参照スクリーンショットを最大化した後、Escボタンを押すとスクリーンショットが最小化。
「HTMLコンテンツを作成」アクションのいくつかの問題が解決。
Power Fxフローで「フローを停止」アクションを使用しても検証エラーが発生しないように。
オプションのブール入力変数のデフォルト値をTrueからFalseに変更しても空白として設定されないように。
「変数を設定」アクションの要約に関する問題が解決。
「UI要素のスクリーンショットを撮る」アクションでサポートされていないファイル形式が削除。
Webページのスクリーンショットを撮るアクションが適切に動作。
Windows 11のデフォルトコンテキストメニューのオプションが実行時に適切に動作。
SAP GUIでテキストフィールドにテキストを適切に追加。
「SAPを起動」アクションの問題が解決。
録画中に追加したアクションで右クリックが削除される問題が解決。
トラブルシューティングツールがエラーのあるRDP/Citrixクライアントを適切にリストに含める。
デスクトップアプリケーションの実行時にUI要素をキャプチャまたは操作するとクラッシュする問題が解決。
Webページのテーブルからの抽出が新しい列が追加されても失敗しないように。
インストーラーバージョンがセキュリティ脆弱性に対処。
その他の発表
「Microsoft認知」モジュールのテキスト分析アクション(言語検出、キーフレーズ、感情)が廃止。
ロボ研さんによるアップデート情報
2024年4月のアップデート・バージョン 2.43
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CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能
UI要素コレクションの導入(パブリックプレビュー)
Copilotを使用したフロー説明の自動生成
Power Automate Premiumライセンスの自動割り当て
SAP自動化グループの新しいアクション
UI/ブラウザ自動化アクションからセレクタビルダーウィンドウを開く機能
新しいExcelアクションの追加
Power Fx式を使用したデータソースの直接操作
強化と改善
Python v3.4スクリプトのサポート
パスワード関連のUI要素に対する警告表示
トラブルシューティングアプリケーションの機能強化
ピクチャインピクチャモードの改善
リージョンアクションの動作改善
キューアイテム追加アクションのエラーメッセージ改善
修正された機能
古いOSでのフローデザイナー起動時のエラー修正
簡体字中国語ユーザー向けのフォントフォールバックメカニズムの修正
テキスト入力変数の「オプション」パラメータ削除時の問題修正
カスタムオブジェクト、リスト、データテーブル入力変数のエラー修正
フロー保存時のカスタムモジュール名の表示問題修正
Microsoftアカウントユーザー向けの「Run desktop flow」アクションの修正
「Terminate process」アクションの変数ピッカーアイコン位置の修正
Power Fx対応デスクトップフローの保存問題修正
サインイン時の例外処理メカニズムの改善
ピクチャインピクチャウィンドウの表示問題修正
ピクチャインピクチャモードでのブラウザアクション実行時のエラー修正
RDPウィンドウ上でのスクリーンUI要素修復機能の問題修正
ウェブページのスクリーンショット取得アクションの修正
その他の発表
Power Fx対応デスクトップフローの変数名の大文字小文字区別のサポート
変数名の重複使用時の警告ダイアログ表示
ロボ研さんによるアップデート情報
関連記事
RPACommunity・Power Automate for desktop支部によるアップデート情報(2023年下期~2024年4月)
2024年5月のアップデート・バージョン 2.44
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
Microsoft Dataverseクラウドコネクタがデスクトップフローで利用可能に(パブリックプレビュー)。
Dataverseアクションの追加、削除、ファイルや画像のダウンロード、IDによる行の取得、行のリスト表示、バウンドアクションやアンバウンドアクションの実行、行の関連付けや解除、行の更新、ファイルや画像のアップロードが可能。
その他の発表:
クラウドフローからピクチャーインピクチャーモードでデスクトップフローをトリガー可能。
新しいパラメータ「Attended mode」が導入され、デスクトップ(デフォルト)またはピクチャーインピクチャーでフローを実行するオプションが追加。
ロボ研さんによるアップデート情報
2024年6月のアップデート・バージョン 2.45
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
データテーブル操作用の新しいアクションが追加されました(例: 列の挿入、重複行の削除、データテーブルのソートなど)。
Excel自動化用の新しいアクションが追加されました(例: ワークシートのコピー、セルの自動入力など)。
UI要素の画像ベースのフォールバックメカニズムが導入されました。
強化と改善:
Citrix/RDP仮想マシンの接続文字列編集機能が追加されました。
「Pythonスクリプトの実行」アクションで選択されたPythonバージョンが要約に表示されるようになりました。
フローデザイナーのウィンドウのパフォーマンスが向上しました。
「CyberArkからパスワードを取得」アクションのツールチップが改善されました。
「.NETスクリプトの実行」アクションに新しいパラメータ「スクリプトの説明」が追加されました。
修正された機能:
「新しいフロー」ボタンが無効になる問題が解決されました。
デザイナーで新しくキャプチャされた画像が検索結果に表示されないようになりました。
複数のループアクションを使用する際、生成される変数のインデックスが正しく増加するようになりました。
UI要素コレクションのインポートに関する問題が解決されました。
50MB以上のファイルをダウンロードする際のエラーが解決されました。
「メール送信」アクションでBcc受信者がメールデータに表示されないようになりました。
UI自動化アクションでUI要素パラメータにマシンが選択されないようになりました。
SAPでの「ウィンドウコンテンツの待機」アクションの問題が解決されました。
仮想デスクトップ用Power Automateエージェントのインストーラリンクが修正されました。
Internet Explorerブラウザでの問題が解決されました。
PictureInPictureウィンドウのアイコンがローカルまたはクラウドからの実行に関係なく同じになりました。
PictureInPictureの「表示のみ」および「常に最前面」状態がクラウドからの実行時に保存されるようになりました。
PictureInPictureが有効でない場合のダイアログがタイムアウトするようになりました。
PictureInPictureセッションを閉じる際のエラーメッセージが追加されました。
PictureInPictureウィンドウの閉鎖確認ダイアログを無視してもウィンドウが閉じないようになりました。
PictureInPictureの「常に最前面」トグルが無効になる問題が解決されました。
その他の発表:
デスクトップフローでクラウドコネクタ操作を使用する際、接続参照を埋め込む機能が追加されました。
ロボ研さんによるアップデート情報
関連記事
2024年7月のアップデート・バージョン 2.46
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CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能
Excelワークシートのセルの色を設定するアクションが追加されました。
Power Automate for desktopで環境ルーティングが導入され、デフォルト環境ではなく個人の開発者環境に自動的にリダイレクトされるようになりました。
「Go to」アクションが異なるスコープ(例:条件ブロック内)で使用されるラベルをターゲットにできるようになりました(エラーブロック、ループ、他のサブフローを除く)。
強化と改善
「Excelワークシートに書き込む」アクションで、指定された入力を名前付き範囲全体に書き込む新しいトグルボタンが追加されました。
「Excelワークシートから読み取る」アクションで、名前付きセルオプションに新しいトグルボタンが追加され、名前付き範囲の右端と下端の空のExcel列と行を省略できるようになりました。
「ターミナルセッションでテキストを検索」アクションの生成されたデータテーブル変数に、見つかったテキストの長さが含まれるようになりました。
「Webからデータを抽出」アクションのエラーメッセージが改善され、より明確なガイダンスが提供されるようになりました。
コンソールのフロータイムアウトプロパティが簡素化され、使いやすくなりました。
修正された機能
デスクトップフローがソースとターゲット環境の両方で編集され、管理ソリューションを通じてターゲット環境に再インポートされた際に発生する重複デスクトップフローバイナリの問題が解決されました。
コンソールを通じて実行され、リスト、カスタムオブジェクト、およびデータテーブル出力変数を含むフローが完了した際に、出力ウィンドウの「表示」ボタンが期待通りに動作するようになりました。
大規模なPower Fx対応フローのパフォーマンス問題が解決されました。
Webブラウザでのクリックアクションをキャプチャする際のPower Fx対応フローのレコーダー問題が解決されました。
期待される入力パラメータがリスト変数である場合のコネクタ操作によるエラーが調整されました。
Web Extractの手動選択値機能で、期待される3列ではなく2列が表示される問題が修正されました。
PiP(Picture-in-Picture)モードでの未処理の例外が解決されました。
SAPアクションのUI要素ピッカーハイライターがキャンセル時に正しく停止するようになりました。
仮想デスクトップ用Power Automateエージェントのローカリゼーションの問題が解決されました。
セレクター画像のフォールバックメカニズムが、ハイライトされた際に半透明のボックスを取得するデスクトップアイコンを正しく取得するようになりました。
「デスクトップを使用」アクションに関連するエラーが解決されました。
レコーダーでのアタッチモードの自動化ブラウザオプションが利用できなくなりました。
ロボ研さんによるアップデート情報
2024年8月のアップデート・バージョン 2.47
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
「サブフローの実行」アクションに「式としての入力」プロパティが追加され、変数を使用した動的なサブフローの呼び出しが可能に。
強化と改善:
「ログメッセージ」アクションが最大10,000文字のメッセージをサポート。
スクリプトアクションの出力プロパティが最大10,000文字をサポート。
トラブルシューティングツールにインストール問題に関する新しいカテゴリが追加。
PowerFxフローでネストされたリストが適切にサポートされるように。
フローデザイナーでCTRL + Fを押すとフロー検索テキストフィールドがフォーカスされる。
推奨アクションパネルからアクションを選択して追加する際に、ダブルクリックではなくシングルクリックで追加可能に。
コネクタ定義のデシリアライズプロセスがより堅牢になり、コネクタ操作の読み込みに関連する問題を回避し、エラーをより優雅に処理。
修正された機能:
子フローの引数が正しく読み込まれない問題が修正。
削除された子フローを呼び出すフローをコンソールから実行しようとした際に、適切なエラーメッセージが表示されるように。
無効な文字を含むフローを保存しようとした際に、より詳細なエラーメッセージが表示されるように。
「移動」アクションで無効なラベルが原因で検証エラーが発生している場合、有効なラベルを選択するとエラーが即座に削除されるように。
無効な状態でコピーされたコネクタアクションが自動的に有効になる問題が修正。
コネクタの動的スキーマが正しく機能せず、アクションに追加のパラメータが読み込まれない問題が修正。
デスクトップフローのタイムアウトプロパティの時間単位に関する小さなローカリゼーション問題が修正。
「行に移動」ポップアップダイアログのUIが調整され、テキストボーダーとタイトルの重なりが解消。
画像フォルダを作成するポップアップダイアログのUIが調整され、テキストボーダーとタイトルの重なりが解消。
アクションのエラーハンドリングモード「ラベルに移動」が特定の状況下で正しく表示されない問題が修正。
PowerFxフローでクラウドコネクタ操作のオプションのブール入力パラメータが適切に処理されるように。
PowerFxフローで一部のバイナリオブジェクト値が正しくサポートされるように。
フロー名の更新時に発生する一般的なSQLおよびタイムアウトエラーが適切に処理されるように。
一部の接続性関連のエラーメッセージからPower Automateトラブルシューティングリンクが欠落している問題が修正。
Dataverse呼び出しが失敗した際の接続エラーが、追加の有用な情報を含むように改善。
WebブラウザのテキストフィールドでのWebレコーディング時に、Send keysアクションが正しく記録されない問題が修正。
「Webページのスクリーンショットを撮る」アクションで、ターゲットのWeb要素がページ上に見つからない場合にnull参照ではなく期待されるエラーがスローされるように。
Internet ExplorerでWebページのテキストフィールドにテキストを入力する際の問題が修正。
フォーカスされた状態でのRDPキャプチャ時に発生するnull参照例外が修正。
Manage ChromeプロファイルページでWebレコーダーを使用する際に、Web UI要素が正しく認識されるように。
Tesseractエンジンを使用したOCRアクションで発生するエラーが修正。
その他のお知らせ:
Microsoft Dataverseコネクタがすべてのプレミアムユーザーに一般提供開始。
ロボ研さんによるアップデート情報
RPACommunity・Power Automate for desktop支部によるアップデート情報(2024年5~8月)
2024年9月のアップデート・バージョン 2.48
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
Power Automate for desktopのCopilot(プレビュー版)で、自然言語を使用してデスクトップフローを作成可能。
AIレコーダーを使用して、画面を共有しながら自動化したいタスクを説明することでデスクトップフローを作成可能。
強化と改善:
UI要素コレクションの一般提供開始。
コレクションの公開体験が改善され、既存のコレクション名と同じ名前を使用する際のエラーメッセージが改善。
ソリューションに含まれるコレクションが更新された場合、ソリューションも自動的に更新。
UIおよびWeb自動化アクションのコントロールピッカー要素で、選択されたコレクションUI要素のフルパスが表示されるように改善。
テーブルおよびリストアクションがPower Fxフローで有効化。
デザイナー実行ログをローカルに保存可能。
修正された機能:
保存時にデフォルトで機密扱いとなるべき変数が期待通りの動作をするよう修正。
デスクトップフローの実行アクションが、呼び出されたフローのオプションパラメータを正しく処理。
フローの名前変更時に例外が発生しないよう修正。
コンソールの起動プロセスで発生する例外を解決し、コンソールが正しく開くように修正。
ロボ研さんによるアップデート情報
関連記事
2024年10月のアップデート・バージョン 2.49
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
アセットライブラリに新しい「コネクタ」タブが追加され、プレミアムユーザーは複数のMicrosoftおよびサードパーティサービスと直接統合可能。
RDPおよびCitrixセッションでのWeb自動化がサポートされ、リモートマシンシナリオでのフローが強化。
デスクトップ自動化における新しいアクション「テーブルからデータを抽出」が追加され、ターゲットアプリケーションからのテーブルとデータグリッドの適切な抽出が可能。
ワークキュー処理のための新しいアクション「複数のワークキューアイテムを追加」と「フィルターでワークキューアイテムを取得」が追加。
強化と改善:
実行時に変数を介してサブフローを動的に呼び出す機能が「Run subflow」ルールで利用可能。
スキーマv2の管理ソリューションに属するデスクトップフローはデバッグ可能だが、保存、名前変更、プロパティ変更は不可。
コンソールの起動時間が改善され、更新チェックが他のネットワーク呼び出しと並行して実行されるように。
Power Fxフローで、リストおよびカスタムオブジェクト変数タイプがPower Fxレコードタイプに拡張。
「Record with Copilot」で潜在的に有害または機密性のあるコンテンツが検出された場合のエラーメッセージが改善。
「Record with Copilot」使用後に生成されたフローの一部として生成されるコメントアクションにフィードバックリンクが追加。
修正された機能:
SchemaV2レスポンスのプロパティにおけるシリアル化問題の修正。
共有フローを削除する際の無効な操作例外を処理するための修正。
OneDriveの未指定エラーの処理を拡張するための修正。
環境読み込みのデフォルトエラーケースを調整し、ユーザーがサインアウトを強制されないようにする修正。
マシンランタイムアプリでサインインできない問題の修正。
環境読み込みサーバータイムアウト例外および内部サーバーエラーを処理するための再試行メカニズムの追加。
既存のインスタンスが読み込み中にPower Automateを繰り返し起動しようとした際の通信エラーの処理。
コンソール起動プロセスでのヌル参照例外を修正し、コンソールが正しく開くようにする修正。
SQLエラーの再試行メカニズムの追加。
環境変更時にユーザーがサインアウトされる問題の修正。
一部のアクションで暗号化されたテキストフィールドがエラーのまま残る問題の修正。
フローディレクトリ作成時の未承認アクセス例外を処理し、適切なエラーメッセージを表示する修正。
コネクタ呼び出しで認証失敗を引き起こす欠落クレームの問題の修正。
画像認識アクションで画像名をフィルタリングする検索機能の修正。
フロー実行後に変数ペインの変数のコンテキストメニューで正しい変数が表示されるようにする修正。
Excelワークシートの「セルを並べ替え」と「セルをフィルタリング」アクションでデータグリッド行のコンテキストメニューが無効状態で表示される問題の修正。
古いフローを実行する際に発生する引数ヌル例外の修正。
デスクトップアイテムをクリックしようとした際に発生するヌル参照例外の修正。
ブラウザネイティブメッセージホストの同期問題の修正。
ロボ研さんによるアップデート情報
関連記事
2024年11月のアップデート・バージョン 2.50
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
CopilotによるRelease Notesの要約
※AIによる翻訳のため、アクション名等実際の日本語版とは異なる可能性があります。正確な情報は元のページをご参照ください。
新機能:
Power Automate for desktopのクラウドコネクタが一般利用可能に。
「Get credential」アクションが新しい「Power Automate secret variables」モジュールでプレビュー提供開始。
改善点:
EdgeブラウザのInternet Explorerモードでクロスドメインiframe要素がサポート。
「Update work queue item」アクションに新しい「Input」パラメータと「[Unchanged]」ステータスが追加。
「Extract data from table」アクションの信頼性向上とSAP GUIからのテーブル抽出の効率化。
「Help > About」ウィンドウにトラブルシューティング情報を追加。
Copilotの録画後処理が失敗した場合にフィードバック送信オプションを追加。
環境の読み込みと実行ログの送信時間を短縮し、パフォーマンスを向上。
コンソールでの環境取得のキャッシュを導入し、パフォーマンスと信頼性を向上。
Power Fxフローの「Loop condition」アクションが単一のPower Fx式を使用するように更新。
Power Fxフローの一部のアクションパラメータツールチップが0ベースのインデックスを示すように更新。
修正点:
フローサイズ制限が10MBから16M文字に更新。
Copilotの録画使用時の例外処理を改善。
OneDriveでのフロー読み込み時の例外処理を改善。
UI要素のスクリーンショットがない場合にフローが保存できない問題を解決。
環境リスト取得時の無効な操作例外を解決。
複数のフロー削除後の未処理例外を解決。
キーボードショートカットでアクションを上下に移動する際のスクロール動作を改善。
Find usagesとErrorsリストペインで長いサブフローネームをツールチップで表示。
新しいサブフロー作成時のコンテキストメニューオプションの初期無効化を解決。
無効化されたアクションのエラーハンドリングアイコンの無効化。
管理されていないカスタマイズを許可しない環境での適切なエラーメッセージ表示。
スキーマv2でのフロー保存時のトランスポートレベル例外を解決。
「Filter data table」アクションのシングルクォートシンボル処理問題を解決。
Power Fxフローでの複数のエラーや警告の無視問題を解決。
SharePoint、Microsoft Teams、Office 365 Outlookのアクションが期待通りに動作。
Power Fxフローでの未型変数の「For each」ループ処理を改善。
コンソールでの一部プリロードコネクタのキャッシュ問題を解決。
カスタムモジュールのアクションがランタイムで失敗しないように修正。
「Repair selector」機能の警告メッセージを更新。
「Take screenshot of web page」アクションの問題を解決。
録画完了時のエラー問題を解決。
Web拡張機能のネイティブメッセージホストとの通信問題を解決。
IEでの「Populate text field on web page」アクションの問題を解決。
Copilotの録画がSAPとJava要素を正しくキャプチャ。
その他の発表:
Power Fx対応フローが一般利用可能に。
Microsoft Dataverseコネクタが主権クラウドで利用可能に。
ロボ研さんによるアップデート情報
個人のMicrosoft アカウントでPADを利用しているユーザーがコンソールに自分のフローが表示されない問題
2024年12月9日現在、Power Platform Communityのフォーラムでは バージョン 2.50.132.24326 にアップしても問題が改善されていないユーザーからの投稿もあり、引き続き動向に注視した方が良さそうです。
2024年12月のアップデート・バージョン 2.51
アクション一覧更新時のX(旧Twitter)のポスト
追加された機能
ダークモード
Repair with Copilot
参考Webサイト
オンラインイベントの紹介
12月10日(火) 19:30 ~ 「Power Automate for desktopで2024年に追加された機能特集!」(RPACommunity主催)をテーマとしたオンラインイベントを開催予定です。
詳細、およびお申し込みは下記ページからとなります。
興味がある方は是非ご参加ください!