トラリピへの改善要望

トラリピを使っている中で感じた、実現してほしい要望をまとめてみます。

通貨ペアを増やしてほしい

トラリピで扱っている通貨ペアは他社と比べて少ないのとクロス円に偏っているように思えます。そして、新興国高金利通貨のクロス円の通貨ペアを優先的に増やしていっているように見えます。個人的にはトラリピは小刻みに利確をする性質上、スワップ狙いではなく為替差益を狙うものだと思っています。為替差益を狙う場合は長期間でレンジを形成することが望ましいですが、新興国通貨はなかなか安定性がないため、レンジ運用が難しいです。また、スワップ狙いの場合は普通にスイングトレードをした方がいいと考えているため、新興国高金利通貨に魅力を感じないのです。

リピート系運用をする場合に通貨分散は必須だし、できればすくみ運用を行いたいと思った時にクロス円中心の通貨ペアだとそれができないんですよね。ということで私の要望したい通貨ペアは下記です。

AUD/NZD
→AUD/JPY買、AUD/NZD売、NZD/JPY売の3すくみを設定したい
AUD/NZDは単体でも安定通貨ペアとして人気が高い
EUR/AUD
→AUD/JPY買、EUR/AUD買、EUR/JPY売の3すくみを設定したい
EUR/AUDは単体でも安定通貨ペアとして人気が高い
USD/CHF、CHF/JPY
→USD/JPY買、USD/CHF売、CHF/JPY売の3すくみを設定したい
CHFはスイスフランショック以降人気を落としはしたが安定通貨だし、EUR/JPYの売の代わりにCHF/JPY売を組み込みたいと思うことが多い

マイナススワップを軽減してほしい

すくみ手法を運用した際にスワップメリットは得られないので、長期保有の場合にマイナススワップが痛いです。トラリピは他リピート系と比べてスワップでやや見劣りしていますが、プラススワップはあまり重要視していない(リピート系のメリットは売買益だと思っている)ため、どちらかというとマイナススワップを軽減していただきたいです。(前回キャンペーンで実施いただいたような内容)

試算した設定でバックテストができる画面を提供してほしい

長期での運用を前提とするトラリピでは試算した設定のバックテストは必須だと思っています。トライオートではバックテスト画面やデモ画面を提供していますが、トラリピでは提供されていません。過去5年分くらいを試算できる画面を提供いただきたいです。

取引システムの改善

あとシステムは下記の通りけっこう直していただきたい所が多いです。

・トラリピ注文(新規)の際に「トラップ本数」と「利益金額」で設定するやり方がわかりにくい。注文間隔(pips幅)と利確間隔(pips幅)で入力させてほしいし、入力できなかったとしても確定する前に表示してほしい。何度も誤注文してしまいました。。

・トラリピ注文を取消した場合に保有中ポジションは成行決済しかできない。指値・逆指値を設定できるようにしてほしい。

・注文一覧の注文を変更した場合に、トラリピ本体の設定まで変更されてしまうが、今回分だけ手動で切って大元のトラリピはさわらないようにできるようにしてほしい。

・注文一覧の注文を取消ではなく、EAのように一時停止できるようにしてほしい。今は少し止めて新規ポジションは持たないけど、トラリピ設定は置いておく、保有中ポジションはそのまま決済してほしいという場合に使いたい。

・ポジション一覧で決済注文のレートも含めてぱっと見てわかるようにしてほしい。

・成立履歴に金額のサマリを設けてほしい。取引ごとしか見えないので結局トータルの実現損益がいくらなのかが手で計算しないと分からない。

・成立履歴にシステム移行前の実現損益も見えるようにしてほしい

・ダッシュボードを復活させてほしい(週や月にいくら実現損益があったのかがわからない)

このあたりが今ないので、注文前や期間中の実現損益や含み損の管理をエクセルでしないといけなくてすごく手間だなぁと思っています。。

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