これからFXをはじめる人にまずは読んでほしい本②

「超ど素人が極めるFX」羊飼い著 2016年5月9日初版発行

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前回(下記)書いた「一番売れてる月間マネー誌ZAiが作った「FX」入門 改訂版」と同じ著者のFX入門書です。FX入門書なんてどれも似たようなものじゃないのって言われるかもしれませんが、確かに書いてある内容は似通っているのですが、どっちも似ているようでちがう私のお気に入りの本です。

ZAiの方は知識を淡々と身につけていきたい派の方におススメで、こっちはよりじっくりと深く考えたい派におススメという感じでしょうか。基本的に情報量はZAiの方が多いのですが、ど素人の方がより絞った内容を詳しく説明してくださっている印象があります。各ページにある「羊飼いのワンポイントアドバイス」や章の終わりのコラムには羊飼いさんの考えやアドバイスが記載されているので、そこは他の入門書とちがっていいなと思います。ざっくり言うとZAiは理系、ど素人は文系、ZAiは東大派、ど素人は京大派というような感じです。

第一章 ざっくりわかる為替相場

FXとは~という内容が記載されています。ZAiの方にもある内容です。

第二章 実際に取引をしてみよう

こちらもFXとは~という内容でほぼほぼZAiの方にもある内容ですね。ただ、取引スタイル(スキャルピング、デイ、スイング、中長期投資)に対する記述はZAiの方にはありません。

第三章 初心者が知っておくべき経済指標とは?

ZAiの方にあるファンダメンタルズの記載と重なっている部分もありますが、ど素人の方は経済指標をどうとらえたらいいのか、指標発表前にどういう行動をすべきかなどが書かれており、指標発表を挟んでトレードをする人もそうですし、特に指標発表トレードをする人にはこれは見ていただきたいです。指標発表トレードの練習には羊飼いブログの中の「リメンバーFX」も使えますし、指標発表後の動きのデータもブログにまとめてくださっているので、そちらも参考になります。そのこともこの章に記載されています。

細かい経済指標のひとつひとつは、初心者がいきなり全部を本で読んで覚えることは不可能だと思っています。ZAiとちがって本書ではそれほど経済指標のひとつひとつに対する説明はありませんが、重要な経済指標は羊飼いさんがブログで毎週書いて、毎日更新して教えてくださるので、実践の中で都度覚えて行ったらいいのかなぁと思います。

第四章 これだけ知ればチャート図は読める

ZAiの方にあるテクニカルの記載と重なっている部分もありますが、私はやっぱりこっちの方が基本的なテクニカルにしぼって重点的に記載してくださっているのでわかりやすいなぁと思うんですよね。もちろんこの記載だけでテクニカル分析ができるようになるとは思いませんし、ある程度勉強してから別途テクニカル分析に関する本を読む必要があると思いますが、入門としては本書にある「ロウソク足」「移動平均線」「トレンドライン」「直近高値安値」が基本なのかなぁと思っています。

第五章 初心者でも勝てる手法を大公開

米国やドル中心の相場の見方や相場のバイアスに関する考え方は、ZAiの方にも書いてありますが、こっちの方が詳しくて分かりやすいです。この部分はこれまでの著書の中でも繰り返し書かれていて、羊飼いさん独自の考え方、相場観だと思うので、やっぱりこの考えを基本として身につけるためだけを取り上げても、この章だけでも読んでおいたほうがいいと思います。

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